和歌山県でISO9001の内部監査員研修を実施して参りました。
当社は和歌山県をはじめ、全国の企業にISO講師を派遣して、ISO9001といそ14001内部監査員研修を提供しています。
2度目の研修依頼
さて、今回は和歌山県内の樹脂製品の製造工場に講師派遣の依頼を受けて訪問して参りました。
こちらの会社は、今回で2度目のご依頼をいただきました。
初めての会社からのご依頼も嬉しいのですが、同じ会社から2回目のご依頼は、前回1回目を実施してある一定のご納得、または、ご満足をいただけたということかと思うので、その点でもより嬉しいです。
内部監査員研修は、頻度高く実施する研修ではないと思うのですが、今回のように監査員の補充であったり、新入社員にISO9001の理解を促したいという目的で、繰り返し実施される会社もあります。
リピート依頼の理由
先日、和歌山とは別の会社ですが、2回目の内部監査員研修の引合いをいただい際に
「前回、研修をやってもらって受講した社員の評判が良かったので」
と添えて引合いのご連絡いただいた会社があり、そのときは当社も感激しました。
またまた別の会社では、初めて内部監査員研修させてもらったのですが、ISO担当の方も受講されていて、
この研修だったら他の社員にも聞かせたい
ということで、数週間後にすぐにもう一度、内部監査員研修のご依頼をいただくことがありました。
いずれの企業の皆さんのご反応は有難く、とても励みになります。
今回、和歌山の企業の研修の感想は
さて、今回の和歌山県の企業の内部監査員研修も、研修を終えて片付けをしている際に、ISO担当の方がお話をしてくれたのですが、そのISO担当の方は研修中の休憩の度に受講者に研修の様子を伺っていたと告白してくれて
「みんな、わかりやすい研修だと言っていました」
と受講者の方々の感想を教えてくれました。
難解なISO、わかりやすいISOへ
研修そのものがわかりやすいという感想も当然嬉しいですし、ISOというものが世間一般から難解なものとして扱われているなか
「わかりやすい」
とISOへの理解を示してくれたこともISO業界の人間にとっては嬉しいことですね。
これまで、ISO9001を難解なものとして扱ってき過ぎたISO業界も反省をしなければなりません。
ISO論にこだわったり、理屈や解釈ばかりに終始して、本来のISOの目的を見失っているという事態が長く続いていました。
ISOは何のためにあるのか、それを理解する研修
ISOは何のためにあるのか、それをご理解いただくことが研修の一番の目的であるかもしれません。
ISO9001の目的を見失ったまま、理解しないまま、ISOの講義を聞いてもそれこそつまらない時間になってしまいます。
ISOが何のためにあるのか、どのように理解すれば良いのか、当社「ISO支援ネット」の内部監査員研修では、企業で働く人の目線でISO理解を促しています。
ISO9001、ISO14001、いずれの内部監査員研修も承っています。
[この記事を書いた人]
長谷川 順 ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。
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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。

ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)