ISOコンサルタントのレポート、東京都の製造業でISO9001取得コンサル

東京都内の自動車部品を製造している企業で、ISO9001コンサルティングを実施しています。

ISO9001の取得理由・経緯

こちらの企業は、製品を納めているお客様からISO9001を取得しないかと、ずいぶん前から打診があり、その度に「もう少ししたら」と考えられていたそうです。

長きに渡ってお客様から何度もISOについて取得を促されていたので、こちらの経営者も「いつかはISOを取得したい」という思いは本心としてあったそうです。

そんな中、お客様の方が自動車産業の品質マネジメントシステム規格「IATF16949」を取得されることになり、そのお客様から今まで以上により強くISO9001取得を促されるようになったことで、ついにISO9001取得を目指すことを決心されたそうです。

コンサルタント選び、決めた理由

取得を決心されて最初にしたことは、コンサルタント選びをするため、インターネットで情報収集をされたそうです。

そこで、いくつかのISOコンサルティング会社が候補となったそうです。

結果的に、当社を選択いただいた訳ですが、ネットで調べている間に、意図せず何度も当社のページと出くわしたそうです。

こちらのお客様は東京都の23区内に工場を構えている会社なので、インターネットで「東京 ISO9001コンサルタント」や「23区 ISOコンサルタント」というような感じで検索されたそうですが、たまたま当社のページを目にすることが多かったようです。

こちらのお客様の後日談では、当社の「ホームページの説明がわかりやすかった」「コンサルタント料金も書いていたし」「電話で問合せた質問にも丁寧に回答してくれた」と当社のコンサルを選んでいただいた理由を明かしてくれました。

ISO9001の取得準備スケジュール

当社・ISO支援ネットは、認証取得のための準備スケジュールはプログラム化されています。
どんな企業でも、当社のスケジュールに従って進めていただければ、問題なく、また、負担も軽く取得いただけるようになっています。
スケジュールは、コンサルタントが主導して進行するので、企業側は自然にしていただければ結構かと思います。

当社のホームページに取得スケジュールの「進行内容」を表にしているので、ご興味があればご覧ください。
ISO支援ネットのISO9001コンサルティング
(ページの中段以下に表があります)

ISO9001の準備進捗

現在、こちら東京の自動車部品の製造業の会社は、品質マニュアルをコンサルタントが代理作成し、運用をしているところです。

もう少し進捗の内容を説明すると、
「品質マニュアルの作成」は、コンサルタントが企業の現状をヒアリングをして代理作成します。
「運用」とは、品質マニュアルどおりの活動をすることですが、コンサルタントがヒアリングをして、現状の活動をベースに品質マニュアルを作成しているので、運用と言っても、これまで通りの変わりなく仕事をしていただくだけです。

なので、当社が支援した場合は、準備を開始する前と大きな差はないかと思います。
では、なぜISO9001を取得するのか?本当に必要なの?メリットは?
というような疑問もあるかと思います。

ISO9001を取得する理由、メリット

話せば長くなりますが、取得する前と、後では何が変わるか?
いろいろ変わることもありますし、変わらないことも多いです。
メリットは、企業活動そのものや、活動の目的がはっきりするところです。

例えば、品質マニュアルはルールブックです。
コンサルタントが代理作成するのでヒアリングをしますが、その企業には活動のルールがあるのに、ルールと認識せずに活動している企業が多いです。

これを品質マニュアル作成でルールをはっきりさせます。
今までしていた活動と内容も変わりませんが、品質マニュアルが出来上がるとルールを認識して、ルールを上手く守れるように工夫したり、無駄なルールや曖昧なことは無くそうという気持ちが働きます。

しかしながら、

ISO9001を取得している企業の全て、メリットを打ち出せているかと言うと、そうではありません。
旧態依然の古い、重いISOを運用して、大変な苦労をしている企業も、今でもいらっしゃいます。
ISOを取得するにあたっては、自社のメリットや、準備や運用にかかる負担軽減をしっかりして取得されることをお奨めします。

また、ISO9001の活動は、企業が目的を果たすことを要求しています。
目的とは、企業によって異なる任意の目的です。企業によっては、品質向上だったり、売上・利益の向上、生産性の向上だったり、いろいろ自由な目的です。
ISO9001は、その目的を果たすことを要求しているので、ISO9001を取得して運用し始めることで、目的達成の後押しをしてくれることになります。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ、12歳から東京に移り住む。26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

ISO9001を自力で取得する方法【1】現役コンサルタントが解説

現役のISOコンサルタントがISO9001を自力で認証取得する方法をご案内します。

ISO9001の取得動向(2020年)

日本国内でISO9001を認証取得している企業・組織の件数は約5万件です。

既に取得するべき企業や組織は取得したとも言われていますが、日本国内には企業の数だけでも約300万社あります。

そう思うと、まだ5万件しか取得していない現状、取得率はまだまだ低いですね。

ここ数年、当社がISOコンサルティングをするお客様の企業も、従業員数が10名前後、5名前後という企業が増えています。

また、企業だけではなく、介護施設や社会福祉法人という企業以外のお客様も増えています。

そんな状況を考えると、これからISO9001の認証取得をしようと考えている企業・組織はまだまだ多くいらっしゃると思います。

ISO9001認証取得のハードル

「ISO9001を取得してほしい」と得意先からの要望もあって、認証取得の必要性を感じていても、なかなか一歩踏み出せず躊躇している、という企業の声をよくお聞きします。

ISO9001を取得したいけど、費用の負担、準備の負担、取得後の維持運用の負担など、それらのハードルがISO9001の敷居を高くしているのかと思います。

しかし、ここで、現役のISOコンサルタントとして、強くお伝えしたいです。

「ISO9001の認証取得はそれほど難しいものではありません」

2020年現在、ISO9001の認証取得をすること、認証を維持していくことは、多くの人が想像するほど、難しいものではなくなっています。

それでは、なぜ、すでに取得している企業の人が「大変だよ」とか「難しいよ」と言っているのか?

と思われる方もいるかもしれません。

その人たちが言っている「大変だ」というの話も事実かと思いますが、でも、それは古いISO9001の話です。古いISO9001とは、

古いISOと、新しいISOは、全然違います

ISO9001が大変だと言っている人は、10年前、20年前に取得した企業の人たちの話です。

大変だという話を聞いたときは、いつごろ取得された企業なのか、是非、お聞きすると良いと思います。

確かに、当社も10年以上前のコンサルティングでは、ISO9001を取得されようとする企業の皆様に、大変な思いをさせていた部分があったかと思います。

時代が変わって、2020年・最新のISOは昔と違います。

とてもシンプルに負担なく取得することができるようになっています。

 

このことについて、参考になる動画があるのでご紹介します。

この動画は当社の営業用のものですが、自力でISO9001を取得される企業の方にとっても一部参考になると思うのでご覧ください。

 

現役コンサルタントが紹介する「自力でISO9001を取得する方法」

上の動画をご覧いただければ、想像していたISOとは少し違うなと感じていただけたのではないでしょうか。

当社がコンサルティングをした企業のほとんどの方々から、「思っていたより簡単に取得できた」「こんなにスムーズに進むとは」という声を必ずいただきます。

(参考にご覧ください:当社のお客様の声

それでは、現役のISOコンサルタントが無理なく、負担なく、ISO9001を自力で取得する方法をご案内します。

(こちらも合わせてお読みください。ISO9001自力取得のメリットとデメリットを比較

特に、次のような企業・組織向けにわかりやすくご説明いたします。

[ISO9001を自力で認証取得しようとする、次のような企業・組織におすすめ]

  • ISO9001を理解している人がいない(いない方が良いです)
  • ISOの専任者をつくれない
  • 少人数の企業・組織だから心配
  • 何から始めれば良いのかわからない

[ISO9001を自力で取得しようとしている企業で、決して、やってはいけないこと]

自力で取得する企業で、よくありがちなことなのですが、次のようなことは絶対にやめてください。

ISO9001を自力で取得するために、
前職でISO9001に携わっていた人を担当者に任命する。
前職でISOに関係していた人を新たに採用して担当者にする。

このような方法でもISOは取得できると思います。実際に、このような担当者を設定したり採用して取得している企業例も多く見てきました。

なぜ、よろしくない事例かと言うと、
前職でISOの担当をしていた、前職で運用に携わっていたという人に、任せてしまうと、古い10年前、20年前のISOになる可能性が高いですし、その前職の方が勤めていた会社のISO活動をすることになるからです。

よくある事例として、大手の製造業でISOに携わっていた人に、自社のISO取得を任せるということがあります。

結果は先の話のとおり、
大企業のISO活動をすることとなり、取得するために大企業並みの大変な準備をして、取得した後の運用維持も負担がかかってしまいます。
こういったケースは本当に多くあります。

こういった大企業の真似だけではなく、他社のやり方を自社に当てはめるのは、良い結果になる可能性は低いので気をつけていただきたいです。

まず、ISO9001の担当者を決めましょう

上の例のように、ISOのことを知っている人に任せることのデメリットがあります。

担当される方はISO9001をこれから勉強するという人の方が良いかもしれません。

担当される方で一番重要なのは、ISOへの理解より、会社全体を動かすことができる人です。

会社の中で存在感があり、意見をしっかり言えたり、リーダーシップをとれる人であるのが好ましいでしょう。

大抵、そういう方は会社の中でも忙しい人なので、ISOのプロジェクトチームの中にそういう人に加わってもらいましょう。

次に、最終形から想像しましょう

何から始めるかを考えるにあたり、ISO9001取得の終点、最終形から想像しましょう。

ISO9001の認証をゴールとするならば、
最後の地点は、審査機関の審査を受けて、審査をパスするところが最後になります。

審査について

認証取得のための審査は、1次審査と2次審査が実施されます。

2次審査が本番の意味合いで、1次審査は下見のような役割です。

1次審査では、大まかな審査を行い、最終の2次審査を受けられる状態であるかを確認されます。

1次審査の段階で問題が見つかれば、審査員から宿題として指摘が出されます。

この指摘は2次審査までに対応すれば問題ありません。
1次審査での指摘は、2次審査が上手くいくために出るためのものです。2次審査で指摘を多くもらうより、1次審査でたくさん指摘をもらっていた方が安心です。

1次審査と2次審査の間隔は約1ヶ月です。

それぞれの審査日数は、企業規模(人数)によりますが、仮に20名前後の企業でしたら、1次審査は1日間、2次審査は2日間ぐらいのイメージです。

審査機関は日本に約50社ぐらいあります。取得する企業側が審査機関を選んで審査を依頼します。

審査を受ける半年前ぐらいには審査機関に申込みを済ませておくと良いでしょう。

審査機関の選び方については、ここでは省略します。

 

では、次に審査を受けるための話です。

ISO9001の運用実績を積む

ISO9001の審査を受けるには、ISOの要求事項を満たした活動実績が必要です。

これをISOでは運用実績と言ったりします。

運用実績は、
ISO9001規格の要求事項を満たした自社ルール「品質マニュアル」を策定し、

そのルールに従って活動し、ISO規格が要求する記録を残します。

運用実績としてどれくらいの期間が必要かというと、公式に決まっている期間はありませんが、最低3ヶ月ぐらいあれば審査を受けることができます。

その運用期間中に、ISO9001で要求されている事柄の実績を残す必要があります。

自力で認証される企業でしたら、5ヶ月ぐらいの運用実績、運用期間を持つぐらいのスケジュールで良いかと思います。

この5ヶ月間の運用期間ですが、完璧に運用ができている期間である必要はありません。ISOの品質マニュアルや自社ルールが決まってから、徐々に慣らしながら運用している期間を含めての5ヶ月です。

ISOを運用するために準備すること

運用するためには自社ルールを策定します。

自社のルールブックを作成し、これを一般に「品質マニュアル」と名付けています。

品質マニュアルの作り方は、特に決まりはありません。自由です。

何を書くかと言うと、

ISO9001規格の要求事項に書いてある、
「あれしろ」「これしろ」と規格が要求していることに対して、自社では「こんな風にしますよ」とルールを書くのが品質マニュアルです。

規格の要求事項には「〇〇しなければならない」という表現で書かれています。

その要求に対して、
品質マニュアルには「〇〇します」とか「こんな風に〇〇します」と言った書き方をします。

書き方の程度や表現方法をどんな風にすれば良いか、分からなかったり、迷ったりするかと思いますが、本当に自由です。
規格の要求をこういう風に満たしますよ。という自社ルールを書けばOKです。

図表を入れたり、写真を入れて書いても良いですし、また、入れなくても良いです。またまた、このルールは、別紙のどこどこに書いているなど、ルールを直接書かなくても、ルールが「存在」していることが分かればOKです。

ルールを作ること、システム構築

ISO9001の規格名称は「品質マネジメントシステム」と言います。

ISO9001の規格要求の本のタイトルは「 品質マネジメントシステム 要求事項」です。

要求事項に従った自社ルールを策定することを「システム構築」と言い、
ルールを作成し、ルール通りに活動することを「システム運用」と言います。

 

ルール作りは面倒だと思うかもしれません。

しかし、難しく考える必要はありません。難しく考えない方が良いでしょう。

ただし、品質マニュアルの作成はとても重要です。

ルールが作成されると、そのルールは「絶対」となり、必ず実施したり、従わなければならないからです。

先に紹介した動画でも話していますが、
「ISOが大変だ」という企業は、身の丈にそぐわない大変なルール作りをしているからです。

例えば、
ISOを取得するからということで、大企業でやっているようなルールをそのまま自社のルールに導入するということがよくあります。

そうしてしまうと、大変になるに決まっています。

品質マニュアル作成の姿勢

ISO9001規格で「〇〇しなければならない」と書かれていることは、

それはすでに自社でやっている、すでに出来ている

こういう考えで品質マニュアルを作成してください。

規格の「〇〇しなければならない」に対して、
「いま自社でやっている何が当てはまるかな」
という方法でルールをつくり、品質マニュアルにそのことを書いてください。

基本的に、今やっている、やり方、活動をそのまま品質マニュアルに書くようにすると良いでしょう。

そして、書くルールの程度、詳細さは自由です。

ルールをどれだけ細かく文書化するかも自由です。

これまでの会社の活動実績として以前から細かく決まっていて、会社で実施出来ていることは、細かく詳細にルール化して良いですが、

柔軟性をもたせたい場合は、ルールも柔軟に、良い意味で大ざっぱに書く方が良いかもしれません。

ルールの作成方法として、理想な書き方は、5W1Hで書かれているのがベストです。あくまでベストです。

5W1Hで書くと、ルールを従う人にとって迷いが出ません。

いつ、誰が、なにを、どこで、どのように、どれくらい、と書けるのが一番良いですが、ルールで自分たちの活動を雁字搦め(がんじがらめ)にしてしまうと、後の運用が大変ということもあります。

品質マニュアルのルールは、5W1Hが必ず揃っている必要はありませんし、書いたとしても中身詳細さは自由です。

品質マニュアル作成のポイント、システム構築期間

当社がコンサルティングをする場合は、この品質マニュアルを代理作成します。

お客様である企業の仕事の方法や現状をヒアリングし、その現状のやり方をルールとして品質マニュアルを作成します。

その代理作成での品質マニュアルの作り方、ポイントは、大きく2つで、

1つは、企業組織とその企業活動の全体像として、概要や流れ、輪郭がわかるように書くこと

もう1つは、ISO9001規格が要求している事項を「その企業では、どのように満たしているか」を書くこと

以上の2つです。

少し言い方を変えると、

1つ目は、外側から見渡すような視点で、ある程度おおまかに書く

2つ目は、要求事項を満たしている部分に焦点をあてて書く

このようになります。

自分で自力で取得する会社でも、上の2点を抑えて、あまり囚われず自由に書くことをお奨めします。

 

当社がコンサルティングをする場合は、
ヒアリングをするところから、原案作成・提出、見直し・修正と、出来上がるまで、2~3ヶ月あれば充分です。

自社で自力で取得する企業では、一から作成するとすると4~5ヶ月ぐらいは作成期間として余裕を見ていた方が良いかもしれません。普段の仕事をしながら作成されることを想定しての期間です。

品質マニュアルの仕上りについて

自社で作成した品質マニュアルについては、つてがあるのであれば、コンサルタントなどのプロに目を通してもらう方が良いでしょう。

品質マニュアルは自社ルールとして運用していかなければならないので、

品質マニュアルに不足があるという心配よりも、

過剰なルールになっていないか、ということを気にしてください。

「ISOは大変だ」と言っている企業では、
「ISOの要求にあるから(仕方なく)ルールをつくり活動している」という事柄が多くあります。

しかし、そんなことをISOは要求していない、もしくは、そこまですることを要求していない、ということが本当に多くあります。

ISOが要求していないのに、過剰なルールや過剰な文書、記録を作り、負担となっているケースがよくあります。大変になってしまう原因です。

ISOを自力で取得する注意点

ISO9001の認証を取得するには審査にパスしなければならないので、どうしても審査への不安が生じで「これで足りるかな」という気持ちになりがちです。

自社としては必要としていないのに、ISOの審査をパスするために、ISO用の活動を加えて負担を大きくすることは、よくあることです。

これは、全くもって良いことではありません。

ISOを自社で自力取得される場合は、過剰なルールにならないように注意してください。

足りないぐらいで審査を受けて良いのです。

審査で指摘を受けてから、加えるぐらいの気持ちでも良いでしょう。

審査では、「不十分」という指摘はいくらもらっても大丈夫です。認証を取得できます。

もらってはいけない指摘は、規格の要求事項に対して「全くやった形跡がない」という指摘だけです。

なので、やるべきことを全くやっていないのはダメですが、「やっているけど、この程度で大丈夫かな」ということに対しては、「指摘をもらえば改善しようかな」ぐらいの気もちで充分です。


ここからは、当社の営業的な話になりますが、
(不要な方はスルーしてください)
ISO9001をこれから取得される企業で、当社でISOの内部監査員研修を受けられる企業様には無料で「品質マニュアル」の雛形を差し上げています。

オフィスソフトのワード版でご提供するので、これをベースに編集していただくことで「品質マニュアル」を自力で作成いただけます。

研修の特典として、ミニコンサルティングもご提供しています。

詳しくは案内をご覧ください。

研修の特典(品質マニュアルの雛形)

ISO支援ネットの内部監査員研修

 

以上、ISO9001を自力で取得する方法【1】でした。

今後、部分的な説明や審査機関の選定方法などを解説していきます。

ISO支援ネット

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

香川県高松市の企業でISO9001内部監査員研修を実施しました。講師派遣。

香川県高松市の企業様でISO9001:2015の内部監査員研修を実施させていただきました。

ISO9001規格は、2015年版に規格改正が行われ、こちら香川県の企業様と同様に、すでにISO9001を取得されている企業様では、旧版規格で内部監査員の資格を取得した社員向けに、改正された2015年版の新規格の勉強をしてもらう目的と、加えて、内部監査員の世代交代や増員のために、新規の内部監査員を養成するためにと、この2つの目的を満たすために、社内で内部監査員研修を実施する企業様が多くいらっしゃいます。

香川県で内部監査員研修

研修を実施させていただいた香川県高松市の企業様は、約20年前にISO9001の認証取得をされ、長い運用歴のある企業様でした。

 

運用歴が長い企業では、その間、ずっと同じ顔触れの人達が内部監査を実施しているケースがあると思いますが、こちらの企業様のように内部監査員を担当する社員を少しずつ世代交代させていくことが望ましいです。

 

その理由は、ISO9001規格は定期的に規格改正が行われても、ベースの要求事項は大きく変わりません。

しかし、規格の本質は変わらずとも、規格の解釈が大きく変化しています。

 

ISO9001規格が2015年版として規格改正が行われ、当社でも過去に旧版(2008年版)での認証取得のコンサルティングをさせていただいた企業様の、移行コンサルを何社かさせていただきました。

5年以上前に当社がコンサルティングをして、当社が代理作成した品質マニュアルを読み返すと、現在、当社が代理作成している品質マニュアルと比較すると、とても古臭い印象がありました。

 

規格要求事項の本質は変わらずとも、システムを構築したり運用する側の規格解釈は大きく進化していることを実感しています。

同じ要求事項であっても「規格の解釈の仕方」は、変化しているのです。

ずいぶん昔にISO9001の内部監査員研修を受講して、そのときに勉強した規格解釈のまま、今もそのときの感覚で内部監査をすることは、決して悪いことばかりではありませんが、少し遅れた感覚で内部監査をしているかもしれません。

 

今回、内部監査員研修を実施させていただいた香川県の企業様のように、ISO9001の運用歴が長い企業では、少しずつ内部監査員の世代交代を進めることをお奨めします。

 

ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング

内部監査員研修のご案内

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

台風が接近するなか、長崎県にて内部監査員研修を実施しました。

長崎県でISO9001:2015の内部監査員研修を実施してきました。

弊社ISO支援ネットは、講師が企業に訪問してISO内部監査員研修を実施する講師派遣型で、企業様の実情に合わせた演習など、実践的な内部監査員研修を提供しています。

今回、実施させていただいた長崎県内の企業様では、これまで内部監査員研修を受講するには、福岡市内まで出向いて研修に参加されていたとのことで、長崎から博多に行くとなると、移動時間や出張費用が負担になるとのことでした。

講師が出張派遣することで、研修以外の負担を軽減できることでも喜んでいただきました。

 

ISO支援ネット長崎県でコンサルティング・内部監査員研修

 

全国の企業に講師を出張派遣していると、いろんな事が起こります。

ちょっとしたトラブルというのでしょうか、出来事です。

仮に起こっても、
研修のご依頼をいただいた企業様にご迷惑をおかけすることでなければ、起こってしまったトラブルも、後々時間が経てば、ちょっとした苦労話や笑い話になるので、それも良い思い出となります。

幸い、弊社ではお客様にご迷惑をかけるトラブルが起こったことは
ほとんどありません。

最もよくあるトラブルは、講師が研修会場に行き来する際の交通機関の乱れです。

都市部から離れた郊外に出向くことも度々ですが、そういう地域では、電車の本数が少なかったりして、ちょっとしたことで影響が出やすいものです。

 

今回は長崎県の企業様で実施させていただいたISO9001の内部監査員研修では、研修を実施すると時を同じく、長崎をはじめとした九州地方に台風が接近してきているところで、台風の上陸と内部監査員研修の日程がぶつかりそうになりました。

かなり大型の台風が九州地方に接近しようとしているところで、場合によっては研修延期もやむを得ないと思いつつ、数日前から天気予報を気にしながら、内部監査員研修当日を迎えました。

幸い内部監査員研修の期間中は、暴風や激しい雨にあうこともなく、
晴天ではないものの、長崎に台風が接近しているとは思えないくらいの穏やかな天気のなか、無事に予定通りの日程で内部監査員研修を終えることができました。

ただ、内部監査員研修は無事に終えることができましたが、研修を終えた翌日の日曜日には、台風が長崎県を襲い、長崎県の雲仙市、島原市の地域では、1200人を超える方々が自主避難をされました。また、長崎県内の鉄道、バス、船の運航は、
運休など大きな影響がでた模様です。

台風が襲ったのが日曜日でしたので、長崎県内の企業活動にはあまり影響がでなかったのではと推測しますが、研修を実施させていただいた企業も、諫早市から島原方面にある企業様でしたので、かなりの暴風・暴雨が襲ったのではないかと想像します。

平日であれば社員の方々の通勤にも影響が出たものと思われます。

 

台風が一日ずれていれば内部監査員研修も無事に終えることができなかったかもしれません。

天候や交通の乱れのトラブルなく研修を実施できたことを感謝いたします。

 

ISO支援ネットでは、全国の企業に講師を出張派遣して内部監査員研修を実施しています。全国30以上の都市から講師を派遣しています。

例えば、長崎県内での企業様でしたら、
研修料金に加えて、地元の長崎駅を起点とした出張費用だけを頂戴しております。

研修にかかるトータル費用を抑えることができます。

 

研修料金は、ISO支援ネットの内部監査員研修ページをご覧ください。

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

大阪の企業で内部監査員研修を実施、研修でISOの誤解を解く

大阪にてISO9001:2015の内部監査員研修を実施しました。

こちらは、弊社がISO9001の認証取得のコンサルティングもさせていただいている会社です。

弊社ISO支援ネットでは、コンサルティングをさせていただく会社では、必ず弊社で内部監査員研修をさせていただき、企業規模にもよりますが、10人前後の社員の方に内部監査員になっていただきます。


(大阪の企業にて内部監査員研修を実施)
ISO支援ネット大阪でコンサルティング、内部監査員研修

 

こちらのコンサルティングをしている大阪の会社でも10人ほどの社員の方に、内部監査員研修に参加してもらいました。

会社内で内部監査員になる人は、多ければ多いほど良いと考えています。

それは、内部監査員の方がその会社で一番ISOを理解されるからです。

多くの会社でそうではないかと思いますが、企業の一社員の方にとっては、会社でISOを取得することになったり、内部監査員に選ばれたりすることは歓迎されるものではありません。

「ISOなんて面倒なことに関わりたくない」というのが本音のところではないでしょうか。

私もその気持ちはよくわかります。

ただし、ISOを誤解されている方も大変多いと感じています。

「ISOは大変なこと」「ISOは面倒なこと」

事実、大変な運用をしている会社も多くあるかと思いますが、本当のISOはそうではないのです。

その誤解を解くのが、弊社ISO支援ネットの内部監査員研修です。

多くの人が内部監査員研修に参加していただき、誤解なくシステム運用をしていただきたいのです。

確かに、内部監査員研修に参加して、勉強していただくのは大変な事だと思いますが、ISOに対する誤解は解いていただけるものだと思います。

実際に、過去に内部監査員研修に参加した多くの方から、

「ISOに対する見方が好意的になった」というような感想を沢山いただいています。

「勉強になった」ではなく「面白かった」と言っていただいたことも、一度や二度ではありません。

それだけ、ISO9001や14001のことを嫌っていたり、誤解している人が多いのだと思います。

ただし、ISOのことを全く触れていない人で、そもそも誤解も何もしていない人にとっては、内部監査員研修はただ大変だけかもしれません。

でも、ISO9001が会社にとって良いものであることは判っていただけると思います。
(ISO支援ネットの内部監査は、初心者の方がISOを理解し、内部監査をしていただける初心者向けの研修です。)

ISOはルールづくりで、そのルールが上手くいっているか、効果を発揮しているかを確認するのが内部監査です。

ルールとは、表現を変えると会社の法律です。

法律は私たちの生活や人生に恩恵があるべきものです。税金をゼロにするというような、ただ単に楽だけを得られることを言っているのではありません。

法律は、安全に幸せに生活できるためのものであり、恩恵のない無駄な法律は変えた方が良いと考えます。

その法律を変えることができる機会が内部監査です。

 

 

ISO支援ネットでは、大阪をはじめ、全国の企業にて内部監査員研修を実施しています。

 

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

滋賀県の企業でISO9001のコンサルティング進行中です。

この度、滋賀県長浜市で製造業を営んでいる企業のIISO9001認証取得のコンサルティングをさせていただくことになりました。

なので今年の年末もしくは来年はじめごろまで滋賀県長浜市にちょくちょく訪問することとなります。

滋賀県長浜市と言えば、豊臣秀吉のゆかりの地、長浜城や町屋が並ぶ城下町、伊吹山など、滋賀の観光地としても有名です。

時間があれば、少し観光もしたいと考えています。

 

滋賀県の企業とは、なぜか色々とご縁があり、ISOのコンサルティングや内部監査員研修でも、よくご依頼をいただける地域です。

長浜であれば、電車でもアクセスが良いエリアですが、滋賀県内は車でも訪問しやすい交通の便が良いところです。

 

ただいま、滋賀県長浜市のお客様のもとでは、ISOコンサルティング進行中です。

現状の仕事のやり方をお聞きするヒアリングをしているところで、ヒアリングを基に品質マニュアルを代行作成させていただきます。

出来る限り現状の仕事のやり方をくずさずシステム構築をして、システム運用の段階でより良いシステムに作り上げる予定です。

 

現状の仕事のやり方とマッチしないシステムを構築してしまうと、システム運用が負担となり、ISO9001の目的である継続的改善が機能しなくなるばかりか、「ISOって面倒くさい」となってしまいます。

皆さんの周りでも「ISOって大変だ!」と言っている人がいるのではないでしょうか。

自社にマッチしないシステムを構築してしまうと、ISOの良さを感じ前に、負担だけがのしかかってしまいます。

ISO9001の良いところは規格の中に自浄作用が含まれているところです。

ISOが良いものになるか、それとも足かせになるかの、システム構築が分岐点です。

年内いっぱい滋賀県に通い、お客様のご期待に沿うISO9001に仕上げたいと考えています。

ISO9001の認証取得、システム運用にご関心がある方は弊社までお気軽にお問い合わせください。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを福岡県をはじめ全国の企業様に提供しています。

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ISO支援ネットのコンサルティング

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[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

ISOは大規模より小規模、京都の小規模企業でISO9001の取得を目指しています。

先日、京都の製造業をされている会社でISO9001の勉強会と取得に向けての話を実施してきました。

当社がISO取得のコンサルティングをするときは、ご要望に応じて社員向けの勉強会を開催しています。

こちらの会社では約8か月でISO9001の審査を受ける予定で、ただいま取得に向けての準備段階です。私もISOコンサルタントとしてこちらの会社の取得支援をしています。

こちらの京都の会社のように、これからISO9001を取得しようとしいている企業からは、「ISOは難しいんでしょ」とよく質問をいただくことがよくあります。

近年、ISOを取得する企業規模が小規模化されてきて、10名前後から20名前後の企業がISO取得に向けて準備をされているケースがよくあります。

小規模の企業では、ISOに対して敷居の高さを感じている方々が多いようで、前述のような質問をよくいただきます。

京都でISOコンサルタント

そんなときに私が話すのは、「小規模の会社の方が取得しやすいですよ」ということです。

ISOを取得するということは、製造業であれば、お客様から注文を受けて、お客様の要求どおり製品を製造して、出荷するまでのプロセスをルール化するということです。

ルール化というと、文書化を想像する人が多いかと思いますが、それは昔のISOで、現在のISOでは文書化要求はほとんどありません。

営業や製造といった実務に関するルール化については、ルール化は必要ですが、文書化は要求事項にありません。

文書や手順書がなくても問題なく仕事ができる仕組みや根拠があれば良いのです。

Aさんも、Bさんも同じやり方で営業や製造をできているという状態にあれば、そこにはルールが存在していると認められます。

ほとんどの会社でこういう状態が出来ているのではないでしょうか。

従業員の人数が多い規模の大きい会社であれば、共通のルールを認識させるために、実務レベルでも文書化が必要になりますが、小規模の企業であれば、わざわざ文書を作成しなくても、共通のルールで仕事が出来ているはずです。

共通のルールが出来ていて、それを共有しているということは、すでにISOを取れる状態にあるということです。

なので、小規模の会社の方がISOを取得しやすいというか、既に取得する準備が整っているとも言えます。

今回、ISO9001の勉強会をさせていただいた京都の製造業の会社も、工場で働いている方は約10名ほどです。

こうなると勉強会の環境も良いですし、工場内のまとまりもあるので、非常に取得し易い条件が整っています。

ISOコンサルタントとしての私の役割は、ISO9001が要求している基本的な文書作成の支援とルールの整備、あとは勉強会や内部監査員研修などISO9001の理解を促すサポートと、実際の運用サポート、審査を適切にパスできるためのアドバイザーような役割を務めています。

ISOコンサルティングも、規模の大きい会社であれば、隅々まで目を行き届かせるのに苦労をしますが、小規模の会社であれば、コミュニケーションもよく非常にサポートがし易い環境です。

こちらの京都の会社でも、ただいま基本的な文書ができあがりルールが整備され、これからルール通りに仕事をしていく段階です。

ルールと言っても、これまでの仕事のやり方がルールそのものなので、特に難しいことをする必要はありません。それよりも、より顧客の満足度を高めたり、改善活動をする環境が整うことがISOを取得する大きなメリットです。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを京都府をはじめ全国の企業様に提供しています。

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長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

介護施設でISO9001の勉強会をしてきました。

大阪の特別養護老人ホームにて、職員向けのISO9001勉強会を実施してきました。
こちらの介護施設はISO9001を取得することを目指して準備活動をしています。私もコンサルタントとして取得のご支援をさせていただいています。

介護施設では、職員の方がシフト制で働いているので、一度に全員が集まることは不可能です。こちらの特別養護老人ホームでも同じ事情で、一般職員向けのISO勉強会を4グループに分けて実施させていただくことになっています。

同じ勉強会を4回開催して、全員がいずれかに出席してもらおうということです。しかも時間は1時間限定。短い時間で老人ホームにおけるISO9001を理解してもらいます。
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介護施設に限らず、ISO9001を取得のコンサルティングをするときは従業員向けのISO勉強会をさせてもらうのですが、従業員の方は「ISO9001」と聞いてなんだか面倒臭そう、余計な負担が増えるのではという不安でISOに対する良い印象は決して持ってくれません。

初めて起こることに不安を抱かない人はいないので当然の現象だと思っています。でも、面白いことに、ほとんど方々が、取得した後には、ISO9001にチャレンジして良かったと言ってくれます。

今回の介護施設でもそうなることを願っています。
そのISO勉強会でどんな話をさせてもらったかというと、「ISO9001とは」という話から、規格要求事項の概要、実際の介護現場で職員の方々がするべきことを話させていただきました。

その中でも一番大事なのは、何のためにISO9001を取得するのか、という話です。勉強会の開始にあたり老人ホームの施設長からも話があったのですが、「ISO9001取得」という看板を表にあげるためでは決してありません。ISO9001を取得するのは、介護サービスの中身を充実させるためです。どうしたら、施設に入居されている方々がさらに満足するのか、どうしたら、入居者のご家族がさらに安心してくれるのか、それを考えて、介護施設のサービスや仕事の中身を向上させていくためです。

当然、介護サービスを充実させようと思えば、そこの介護施設で働く従業員が成長し、組織力をつける必要があります。その組織力をつける仕組みを導入すること、つまりそれがISO9001を取得することです。

ISO9001には、規格の骨格となる大きな目的が2つあります。それは、ISO9001を導入することで、①顧客満足を向上させる組織になる、②継続的に改善のできる組織になる、ということです。サービス品質や仕事のやり方を継続的に改善して、顧客満足、サービス内容を常に向上させることを目指すための規格です。

この話を単純にとらえるとISO9001を取得するのは、とても難しいと思われる介護施設の方もいらっしゃるかもしれません。顧客満足を高めること、自分たちで改善を進めること、通常、これは容易いことではありません。自力でするのは難しいので、国際標準の仕組みを導入してシステムとして運用することでそれら実現できるのがISO9001です。

ISO9001を考えるとき、2つの見方をする人がいます。これはコンサルタントにも言えます。

多くの人たちが勘違いしているのは、
こんなんじゃISO9001は取得できない、とか、このレベルではISOを取得するのはまだ早い。と考えている人々がいます。コンサルタントも含めてです。

私はそんな人々に声を大にして言いたいです。

だからISO9001を取得するのです。

なので人員が整っていて管理の行き届いた企業であればISO9001を取得する必要はないとも言えます。私は、まだ管理や整備が行き届いていない組織こそISO9001を導入して、製品やサービスの向上に努めるべきと考えています。

約1時間ほどの勉強会を実施させていただいて、多少なりとも、ISO9001の必要性や日常の仕事の中でやるべきことを理解していただいたと思います。受講された方の中からも良かったという感想が多少あったようで安心しました。

ちらの老人ホームをはじめ、一般の介護施設では様々な問題があるようです。ISO9001の改善の機能を活用して多くのことが良い方向に向けばと願っています。

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長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISO9001内部監査員養成研修を実施した石川県の企業から感想をもらいました

先日、石川県の企業でISO9001内部監査員養成研修を実施させていただきました。

今回の企業様はお忙しいということで、1日コースの内部監査員養成研修を実施させていただきました。
石川県で内部監査員研修
1日コースの内部監査員養成研修は1.5日の標準コースと比べて時間が短いので、その分ペースが早く、受講される方もやや大変なのですが、今回、参加いただいた受講者の方からは研修中に積極的に質問などもいただき、活気ある研修となりました。

毎回恒例の研修最後の演習では、内部監査員としていくつかのケース(状況)に遭遇したとき、どのようなことを監査するか、確認事項と関連するISO9001要求事項の条項番号をあげていただくのですが、その演習では、受講者全員がISO9001規格本をスラスラとめくり、該当する要求事項のページを開かれていたので、その様子を見てある一定の研修成果があったと実感できました。

 

内部監査は業務中の限られた時間で実施するので、その中でできるだけ多くのことを確認(チェック)することが望まれます。

そのためには内部監査員となる方がどれだけISO9001の要求事項を把握しているかが鍵になります。

今回の研修もそうでしたが、内部監査員養成研修の最初に受講者の方に毎回申し上げることですが、研修終了時のゴールとして、ISO9001規格のどこにどんな要求事項が記載されているか、素早く開けられるようになることを1つの目標としてほしいと受講者の方に伝えています。

今回の研修では全員の方が目標に到達されているようでした。

ISOの内部監査員養成研修を全国の企業様で実施させていただいていますが、毎回、研修最後の演習で受講者の方がISO9001規格の本をペラペラとめくって演習に取組んでいる姿を見るのは、講師としてとても嬉しい瞬間です。

 

今回のこちらの石川県の研修ではもう1つ嬉しいことがありました。
研修を終えて数日後、研修の幹事をされていた品質保証担当の方よりメールをいただきました。

そのメールには、
「これまで内部監査員養成研修を開催して、わかりやすかったという実感を得ることができませんでしたが、今回は受講者より分かりやすく丁寧に教えてもらったという感想があり、貴社に依頼して良かったです」

というようなお褒めの言葉がありました。お褒めの言葉は何度もらっても嬉しいものです。

しかも今回は「過去の研修と比較したうえでも良かった」ということで、当社の研修が他社と比較しても良かったというリアルな評価をいただけ、何より嬉しい限りです。

これを励みに、さらにより良い内部監査員養成研修を提供できるよう全社をあげて取組んでいきたいと思います。

 

弊社のISO9001内部監査員養成研修の詳しい情報はホームページでご覧いただけます。研修風景の写真なども掲載していますので合わせてご覧ください。
ISO9001内部監査員養成研修


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警備会社でISO9001規格解説研修を実施しました。

先日、関東にある警備会社からISO9001の研修を開催してほしいとのご依頼があり行って参りました。インターネットを通じて数社のコンサルティング会社に研修の声をかけられたようですが、当社の研修内容を評価いただき契約に至りました。誠に有難いことです。

こちらの警備会社では既にISO9001を取得して数年経過されていましたが、品質管理責任者が交代されたのを機に、新たに全社でISO規格を勉強してマネジメントシステムの運用を強めようとされているところのご依頼でした。

警備会社は一般に工事現場の交通整理や、施設管理、イベント開催時の誘導など警備業務を提供するサービス業です。ISO9001との関わりは薄い業界のように感じられる方も多いと思いますが、駐車違反の取締業務など警察署から請負って行う駐車監視員など、公共の警備業務の入札に参加するためにはISO9001取得が条件となっているケースもあり、ISO9001を取得している警備会社は多くあります。

こちらの警備会社も当初のISO取得意図は入札参加という目的があったようですが、現在は運用面を強めて組織強化につなげたいというご意向があるようでした。

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当の研修ですが、規格解説研修だからと言って、規格の話をそのまましていてもつまらないものです。品質マネジメントシステムの目的である、「顧客満足」と「継続的改善」という意図に共感していただき、通常業務に戻ったとき、顧客の満足度や会社を改善することを意識していただければという思いで講義をさせていただきました。

特に警備会社における品質マネジメントシステムとは何か、サービス品質とは何か、警備品質とはという話を軸に顧客がどのような警備品質を求めているのか、警備業務における顧客満足とはどのようなことか、受講されている方と一緒に考えながら研修をすすめました。

研修をしている中で、受講者の方から、警備会社にとって警備業務を発注するお客様は施設会社であったり、イベント主催者であったりするが、実際の警備業務において警備員が触れ合うのは、施設に買い物に来ている方であったり、路上を歩いている一般歩行者であったりする、だから、その方々の満足度を高めることも重要ではないのかという提起がなされました。警備会社における顧客及び顧客満足とはいったい何か、そんな議論が交わされる一面もあり、一方通行の講義ではなく、受講者の方々が自分自身でISOが何たるかを考えていただく機会になったのではないかと思います。

ISO9001はあらゆる業種に対応する規格となっていますがが、もともとは製造業向けの規格であったため、規格要求事項を理解する際にサービス業や警備会社の方は規格の理解に苦しむところも少なくありません。出来る限り警備業に近い立場でお話をさせていただきましたが、どこまで実態に沿った話ができたか心配でした。しかしながら、研修終了後に研修幹事の方から、「警備業に関わりがあるのですか?いろいろ警備のことをご存知のようなので」と有難いお声をかけていただき、ある一定のご期待には応えられたのかと安心しました。

これまでサービス業も含めて様々な業種のISOコンサルティングや内部監査員研修をさせていただいていますが、ものづくりをする製造業もサービス業も、顧客満足や継続的改善の視点に立つと、企業の本質は一緒であると常に感じます。業種の違いは何を提供するかの違いであり、品質や管理、顧客満足といったことに業種の隔たりはありません。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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