ISO9001取得の難易度と費用。2020年の最新情報

最近のISO9001は、10年前と違います

これからISO9001の認証取得を考える企業にとって、最初に考えることは、大きく次の2つではないでしょうか。

1つは、どれくらいの費用がかかるか

もう1つは、どれくらい大変なのか

初めてのことは何でも不安になるものですね、初めてISO9001を取得するのも同じかと思います。

しかも、ISO9001の取得となると、周囲の噂、既に取得している企業の人達の話を聞くと、とてもとても大変で、ご自身の想像で相当の難易度を上げていらっしゃるのではないでしょうか。

不安になるのも当然のことと思います。

しかし、できればISO9001の認証取得をしたいとお考えかと思います。

周囲の話や、想像で不安になるより、事実を知って決めていただきたいです。しかも、古い時代の情報を信じて誤解をされている方もとても多いのです。

そこで、2020年現在のISO9001の認証取得について、費用や難易度を説明いたします。
説明するのは、私(長谷川)、20代からISOコンサルティングを始めて約20年、その経験と情報からお話します。

まず、費用について

ISO9001の認証取得にかかる費用内訳は、次の3つの項目を考えていただくと良いと思います。

1)取得前の準備にかかる費用(コンサルタント費用)
2)審査を受ける費用(審査費用)
3)認証後の維持費用(審査費用+コンサルタント費用)

これら3つの費用が全てかかる訳ではありません。絶対に必須なのは審査費用だけです。
依頼するコンサルティング会社や審査機関をどこにするか、選び方によっても料金が大幅に違います。

それでは、費用について、1項目ずつ解説します。

1)取得前の準備にかかる費用(コンサルタント費用)

コンサルタント費用は、自分たちで自力で取得すればコストは「ほぼゼロ」です。
自力で取得するにしても、研修を受講して勉強するということがあるかもしれないので、多少の費用はかかるかもしれません。

やる気のある会社は、自社で取得をされるのも良いでしょう。自力取得もメリットとデメリットがありますが、一番はコンサルタント費用がかからないというのが最大のメリットでしょう。
自力取得のメリット・デメリットの比較

コンサルタント費用

コンサルタントに依頼する場合、当然、費用がかかります。
費用がいくらか?は、依頼するコンサルティング会社、自社の企業規模などによって決まります。

どこのコンサルティング会社に依頼してもISO9001の認証は間違いなく取得できると思います。完全な素人みたいな人に頼まない限り。

コンサルタント費用の具体的な例を紹介すると
仮に従業員20人ほどの企業であれば、コンサルタント費用は58万円(税別)です。(2020年6月時点、人数別コンサルティング料金表
この料金は、安い方だと思います。
ただもっと安いコンサルティング会社もあるでしょうし、100万円、200万円以上のコンサル費用を請求するコンサルティング会社もあるでしょう。

コンサルティング会社によっては、最初の取得時に低価格で請負い、維持のコンサルティング費用で儲けるビジネスモデルの会社もあります。
このビジネスモデルが悪い訳ではないのですが、ご理解してから依頼されると良いと思います。

また、コンサルティング会社のコンサル内容ですが、これもコンサル会社によって異なります。
アドバイスを中心としたコンサル会社もあれば、文書の代理作成や研修などもしてくれるコンサル会社もあります。

コンサル会社の違い(1)

例えば、ISOを取得・維持するために「内部監査」という自社内での相互チェック行為を、従業員の中から内部監査員を養成して実施しなければなりません。
この内部監査については「セミナー屋さんで何人か研修を受講してきてください」というコンサル会社もあれば、コンサル会社が費用内で研修を実施してくれる会社もあります。

コンサル会社の違い(2)

選んだコンサルティング会社の考え方によって、準備にかかる負担はもちろん、取得後の運用面での負担が異なります。
簡単に言うと、大企業並みのレベルの高い要求をするコンサルタントもいれば、高いレベルを求めず取得を指導するコンサルタントもいます。

どちらが良いかは、これも考え方によりますが、やる気のある企業であれば高いレベルを目指すのはとても良いことです。
しかし、そうではないのにレベルの高いことを追求すると、負担が重なってISOが面倒と感じるので注意してください。

2)審査を受ける費用(審査料金)

次に、ISO9001を取得するためにかかる審査費用ですが、これは必須の料金です。
しかし、依頼する審査機関と自社の従業員人数によって料金が異なります。

ISO9001の審査を実施してくれる審査会社(=審査機関)は日本国内に約50社あります。
この中から自社で審査機関を選び、自社で依頼して審査を受けます。

いずれも国際認証の審査をする会社なので、国際ルールに従って、同じ基準で同じ審査が実施されることになっています。
とは言っても、それぞれ審査機関によって個性や特徴があります。自動車免許の教習所のような感じです。

審査料金について、一例をあげると、
仮に従業員20人の企業である審査機関の認証登録の審査料は約35万円です。

この料金はあくまで参考ですが、比較的、低価格な場合の審査料金です。
審査料金は、企業の規模・業態によって、審査日数が変動するので、同じ審査会社でも会社が変われば金額が変わるということがあり得ます。

審査機関を選ぶのに、どんな視点で考えるかと言うと、次のようなことがあります。
・審査料金
・審査の技量・方針(レベル、細かさ、柔軟性)
・ブランド(信用、知名度)

この3つのことは重要なので、審査機関を選ぶ際は、自社の要望をコンサルタントに伝え、コンサルタントに選定してもらうと良いでしょう。

3)認証後の維持費用(審査費用+コンサルタント費用)

取得後の審査料金

ISO9001の認証取得をすると認証マークが与えられ、その認証を維持しなければなりません。

認証(書)の有効期限が3年なので、取得してから3年目(3年毎)に更新審査があります。
また、審査は3年に1回だけではなく、3年目を迎える中2年間も、毎年、運用確認の維持審査があります。
結局、毎年審査があります。なので、認証を取得すると、毎年、審査費用が発生します。
認証取得後の審査料金は、初回の認証登録のときの審査料ほどは高くなりません。


審査料金について、一例をあげると、
仮に従業員20人の企業であれば、毎年の維持審査料金が10~15万円、3年目の更新審査料金が20~25万円です。

この例にあげた審査料金はやや安い方かと思います。審査機関によってはこれ以上高額な料金になる場合もあります。

取得後のコンサルティングの必要性

認証取得後のコンサルタント費用については、これは必須ではありません。
取得後もコンサルタントのサポートを希望するなら、料金が発生しますし、サポートを受けなければ、費用は発生しません。

注意していただきたいのは、
取得後もコンサルタントのサポートを受けると料金が発生するが、「その分、負担が軽くなる」というのは間違いです。間違いというか、それは10年前以前に取得した企業のやや古いISOです。

2020年現在、ISO9001は負担なく運用できる規格に変わっています。
何が変わったかというと、規格の内容も変化していますし、それに応じてISOの審査機関、コンサルタント、それぞれも昔と比べ考え方が大きく変化しています。

10年前、20年前のISO9001は、確かに、負担のかかる規格でコンサルタントの支援も必要だったかもしれません。

2020年の現在は、「負担のかからないように取得ができる」規格になっています。

もし、取得後のコンサルタント費用をかからないようにしたいのなら、

取得前の準備する段階から、取得後の運用を見据えて、負担のかからないように取得することが必要です。

そのようにしないと、現在でも、取得後に負担のかかる取り方をしている企業、コンサルタントもいるからです。

負担のかかるISOの取り方とは、
例えば、小規模企業が大企業並みの重厚な取り方をするということです。重厚な負担のかかるISOが決して悪い訳ではありません。

コンサルティング会社の戦略として

コンサルティング会社も「取得後のサポート料金」という名目で半永久的に企業から料金を請求できることは有難いビジネスです。

なので、コンサルティング会社の中には、取得後のコンサルティング料金の徴収を前提に、初期の導入部分であるISO取得のコンサルティング費用を安くして、お客様を獲得しているコンサルティング会社もあります。

10年前、20年前の負担のかかるISOを維持している企業にとっては、「コンサルサポートのお陰でISO維持が楽になった」ということはあるでしょうから、ずいぶん前に取得した企業側にとっては有難いサービスかと思います。

これから取得する企業は、最初の取得前の段階から負担のかからないISOにしておけば、取得後も自社で充分にISOを維持でき、取得後のコンサルティング費用をかからなくできます。

取得後のコンサルティング料金(0円~10万円)

取得後も負担がかからずコンサルタントの外部サポートを受けないように取得すれば、費用は0円です。

取得後もコンサルティングを依頼する場合、費用は、選択するコンサルティング会社と、自社の規模、ISO規格の数によって異なります。

ISO規格の数というのは、ISO9001以外に14001や27001といった複数のISO規格のサポートを同時に受ける場合です。この場では、ISO9001の一規格に絞って説明します。

取得後のコンサルティングを依頼した場合、一つの規格で、月額3万~6万円、10万円以上する場合もあるでしょう。

金額の違いはコンサルティングの内容によっても異なります。

単純にISOの認証マークを維持するためのサポートもあるでしょうし、ISOの効果を出すために様々な提案や、内部監査やマネジメントレビューに関与するコンサルタント会社もあれば、社員向けの研修やISO以外のサポートをしてくれる会社もあります。

認証取得後のコンサルティングによって、様々なメリットがあり得ます。
営業や利益が向上する、品質が向上する(不良が削減する)、生産性が向上するなどなど、コンサルタントに依頼することは決して悪いことではありません。

ただ、そいったコンサルティングのメリットを望まないのであれば、取得後の費用は0円になるよう自社で自力で運用することをお奨めします。
こちらをご参考にしてください。

運用のための継続コンサルティングは必要ありません

ISO9001の難易度について

ISOが難しい、負担がかかるというのは、ずいぶん昔の話です。昔と言っても10年前、20年前です。

しかし、その10年から20年前の大変なISO時代に取得した企業が一番多く、

「ISO9001=負担がかかる」という話が溢れています。

そのような企業の方々は、確かに大変なご苦労をされて取得したので、「大変だ」と言いたくなるお気持ちも良くわかります。

でもその話を真に受けないでください。いまのISOと10年前以前のISOは負担が違います。違うようにできます。

ISOの難易度、負担については、当社のホームページになりますが、参考になるページがあるのでご覧ください。

ISO支援ネットのコンサルティング

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ、12歳から東京に移り住む。26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

緊急事態宣言の「解除」を受けて再開のご案内

日本政府より緊急事態宣言が全面解除されました。
これを受けてISO支援ネットのコンサルティング及び内部監査員研修も再開いたします。

再開に当たっては、新型コロナウイルスの感染防止策を施しながらの活動再開となります。ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

コンサルタント及び講師の対策

1)日頃より体温測定を行い、平熱を把握し、体温に異常がないか監視します。
2)体調不良が認められた場合及び体温に異常がある場合は訪問いたしません。
3)マスクを着用してコンサルティング及び研修を実施します。
4)対話するときは一定の距離を保ちます。
5)その他、貴社の感染対策に従います。

出席される方・会場責任者の方へのお願い

1)体調に異常がある方、体調がすぐれない方は出席をお控えください。
2)出席時はマスクを着用ください。
3)出席者同士が一定の距離を取れる配置及び会場設定をお願いします。
4)コンサルタントや講師に対面質問される場合、一定の距離を保ってください。
5)会場の換気のほか可能な感染対策を施してください。

その他の対策

1)グループ演習は一定距離がとれるようにするか個別演習に切替えます。
2)コンサルタント及び講師への飲み物や食事の提供は不要です。
(弊社では従来より提供をお願いしておりません)
3)オンライン通信(skypeやzoomなど)の利用もご要望にお応えします。

以上、ご案内申し上げます。
その他、感染対策に関して、ご要望等は柔軟に対応いたします。お気軽にご相談ください。

ISO支援ネット
株式会社ウイズダムマネジメント
代表取締役 長谷川 順

コンサルティングのページ

内部監査員研修のページ

仕入先評価方法、ISOコンサルタントが実践する。新潟県での内部監査員研修の質問を交えて。

ISO9001を認証取得している企業では必ず実施している仕入先評価。

先日、新潟県で実施した内部監査員研修のときに、この「仕入先評価」に関する質問をもらったので、そのことを交えてお話します。

企業によって、購買先評価や供給者評価、外注先評価など、いろいろな呼び方をされている仕入先評価。

ISO9001の要求事項8.4項に「購入先を評価しなさい」という要求があるので、ISO9001取得企業は、何らかの方法で必ず仕入先を評価しています。

「ISOが要求しているから、仕方なく評価をしている」という企業も多いですね。

先日も新潟県の会社に訪問したときも「ISOの認証を維持するために評価をしないといけない」という話がありました。

その時のことを交えて、今回は、ISOコンサルタントが実践する仕入先評価の方法、考えについて語ります。ご参考にしてください。

先日、新潟県の企業からISO9001の内部監査員研修のご依頼をいただき、研修を実施してきました。

こちら新潟県の企業は、ISO9001を約20年前に取得されている機械メーカーでした。(仮名:新潟M社とします)

当社・ISO支援ネットの内部監査員研修は、講師が企業に出張訪問して研修を実施する講師派遣スタイルです。

定員は15名で、新潟M社も約10人の従業員が各部門から選抜されて受講されました。

内部監査員研修のプログラムの前半はISO9001規格の解説、後半は内部監査の実施方法を学び、ISO初心者の方でも内部監査ができるように講義と演習を実施します。

研修の前半、ISO9001規格の解説で、8.4項の供給者評価の話になったとき、

新潟M社の社員の方から質問をいただきました。

[新潟M社の質問]
当社は仕入などの外部発注がある各部門がそれぞれ発注先を評価しています。
私は開発担当で、設計の外部委託があるので、設計会社を評価していますが、ISOの評価方法が実態と合わなくて困っています。
他の会社はどうされていますか?

講師の回答:
「困っている」「実態と合っていない」仕入先評価の方法は、評価方法を変えた方が良いでしょう。
一括管理で評価している会社もありますが、各部門で発注先・仕入先を評価しているのでしたら、開発部門に合った評価を実施するのが一番かと思います。

新潟M社:
でも、ISOで決まっている評価方法なので、ISOを維持していくには、この評価をしないといけないのではないですか?

講師:
ISOで決まっている評価方法というのはありません。
ISO9001規格が要求しているのは「評価して記録を残す」ということで、評価の方法は企業の自由です。
今の新潟M社さんの仕入先評価のやり方は、認証取得当時にコンサルタントが教えてくれた方法かもしれませんが、それは新潟M社さんが決めたルールで、ISOが定めたルールではありません。

なので、今のやり方が合っていなければ、評価の方法はいつでも変えていただいて結構です。

各部門で仕入先評価をしているのでしたら、全社統一の評価方法ではなく、部門ごとに評価方法や評価基準を設けても良いと思います。

ISOでは、仕入先評価の方法や基準はルール化しなければなりませんが、方法や基準のルールはいくつ用意しても結構です。

開発部門での仕入先評価のルールや、設計委託先を評価するときのルールなど、部門や相手先でルールを変えるなど、方法は自由です。

以上のようなやり取りが研修の中でありました。

 

少し宣伝ですが、
内部監査員研修で、自分の会社の活動に関して質問できるのは、講師派遣型の良いところです。
集合型研修では、いろんな企業の受講者がいる中、踏み込んだ質問はしにくいですし、講師も多くの受講者がいる中で、1社だけに向けた回答もしにくいものです。

よろしければ→ ISO支援ネットの内部監査員研修(全国対応)

 

こちらの新潟の会社のように、ISOで決まっていることだから「仕入先評価をしなくてはいけない」と思っている方は案外多いと思います。

確かに評価はしなければなりませんが、評価方法や評価の記録様式など、いずれも企業の自由です。

一社一枚の評価記録でも、全社一覧になった評価記録でも、記録は何でもOKです。

例えば、仕入先が発行した見積書に承認サインをする、これも評価記録になります。(どんな風に評価するか、ルールが必要ですが)

ISO9001規格の要求では、仕入先の「再評価」をしなければならない、ということにもなっているので、

毎年、一社一枚の再評価記録を全社分、作成発行している会社もあります。

ISOが要求する再評価のために、その手間暇をかけることに意味や、価値があればそれでも良いですが、出来る限り手間暇はかけない方法がお奨めです。

仕入先評価や再評価は、ISOの認証マークのためにするものではありません。

自社のために実施するものです。

自社が必要な程度、実施すれば良いのです。

ちなみに当社・ISO支援ネットの仕入先評価に関する考えですが、
当社は、ISO9001をまだ取得していない企業であっても、どんな企業でも「仕入先・発注先のことを必ず評価している」との考えでISOコンサルティングを行います。

逆に、仕入先・発注先を評価しないで、取引を始める会社なんてあるのでしょうか。

どんな企業でも、必ず何らかの方法で相手先に対し「取引しても大丈夫か」と評価をしているはずです。

余談ですが、今どき飲食店を予約するときは、ネットを通じて「どんなレストランか」必ず評価してから予約をされているはずです。

会社の取引もこれと同じです。

ただ、その評価方法がルールとしてまで確立していなかったり、認識していなかったり、評価記録としては残していなかったり、するだけかと思います。

なので、認証取得のコンサルティングでは、どんな風に取引が開始されるのかをヒアリングして、その方法をルールとして品質マニュアルに落とし込みます。

今までコンサルティングをした中で、「ここの会社は仕入先を全く評価せずに取引しているな」という会社はありませんでした。

新潟M社の話で言うと、
設計を外部委託する外注先は、必ず自社が要求する設計水準を上回る、もしくは、満たしてくれる会社だと思っているから、発注しているはずです。

「そう思った」という根拠やプロセスが、評価している事実であり、それを評価ルールにすれば実態に合った評価方法ができるはずです。

ISO支援ネットの内部監査員研修では、こちらの新潟M社のように、実践的なご質問は大歓迎です。
講師は、現役のISOコンサルタントまあはISO審査員が出張訪問いたします。

ISO支援ネットの内部監査員研修

ISO支援ネット

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

文書番号は必要か?いらないか?ISO9001コンサルタントが語る。

ISO9001で取り扱う品質マニュアルをはじめ、品質文書は文書番号が必要か?

ISOコンサルタントがお答えします。

答えは自由です。

文書番号は付与しても、しなくても、どちらでも結構です。

付与しなくても良いのに、多くの企業が、品質マニュアルや品質文書に文書番号を付けています。

それは、なぜか?

昔のISOは文書番号を付けるのが当たり前だったからです。

昔というのは、10年前や20年前、それ以前のISOの話です。

では、なぜ今は文書番号を付けなくても良いのか?

本当は、20年前以前から文書番号は付与しなくても良かったのです(規格の要求事項的には)

まず文書番号が必要だということになっていた理由です。

当時(昔)は、慣習というか、先人企業(大企業)がそうしていたから、それに倣って、どこの企業も文書番号を付けて、それが標準になってしまいました。

当時は、ISOに関わる人の多くが大企業でやっているISOが、ISOのお手本であると考えていたからです。

そのため、ISOコンサルタントやISO審査員の多くも、「文書番号が必要」という解釈をしていたので、皆さん文書番号が必要と思っていましたし、文書番号を付けていました。

文書管理に関して言えば、
昔の1994年版の規格要求では「文書台帳」的なものを規格が要求していたので、台帳管理するには、番号があった方が昔は良かったのかもしれません。

2020年現在、最新のISO9001規格は2015年版です。

現在のISO9001の風潮は、各企業に見合った管理をしましょう。という解釈です。

企業に見合ったというのは、その規模や業種などなど、各企業の実態に合わせて、必要な程度の管理をしましょう。という考えです。

2020年現在、ISO9001の規格要求事項には「文書番号を付与しなければならない」という要求はなく、

「文書を識別しなければならない」という要求があるだけです。

「文書を識別する」とは、その文書が何の文書であるか、最新の文書であるか(古い版ではないか)、判別できるようにしときなさい。ということです。

ISOの取り組みを過剰に解釈している企業では、

識別する=文書番号が必要

という考えで、今も文書番号が必要と思っている方もいらっしゃいます。

文書番号を付けて管理することは、良いことでもあります。

ただし、「文書番号が必要」「規格で要求されている」と信じている人もいるので、その影響を受けないように注意してください。

文書番号を付けるのが間違いではなく、不要ということでもありません。

ISO9001規格の文書管理の意図は、

文書が混在して分かりにくかったり、

文書を取り誤って使用したり、

古い文書を最新版と思って使用したり、

そういった間違いの発生を防ぐために、「文書を識別しなさい」と要求しています。

なので、そのために文書番号が必要だったり、番号を付けておくと分かりやすかったり、管理しやすかったり、そういう企業であれば、文書番号が必要となりますし、

文書番号がなくても、正しく確実に管理できる企業であれば、文書番号は不要ということになります。

なので、文書番号が必要か、不要か、ISOコンサルタントの答えは「自由」です。

文書管理に最低限必要なのは、次の3項目で良いでしょう。

  • 文書のタイトル
  • 作成者(または承認者、または作成者と承認者の両方)
  • 発行日(または版番号、または発行日と版の両方)

最近は、小規模企業のISOコンサルティングをする機会が多いです。

小規模企業は文書の量が少ないので、文書管理において文書番号が必要ということは少ないので、企業の希望がなければ文書番号の付与はお奨めしていません。

ISO支援ネットのコンサルティング

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

最低限の管理でOk。群馬県でISO9001のコンサルタント。

今回は群馬県でISO9001コンサルタントをした話です。

加工会社からISO9001コンサルタントのご依頼をいただき、認証取得の支援をしました。

こちらは大手メーカー向けに、住宅設備向けの加工をしている会社で、製品を納めている大手メーカーの要請でISO9001を取得する必要が出たとのことでした。

こちらの会社のように、製品を納めている取引先からの要請でISO9001を取得しなければならないという会社は多いです。

近年、特に製造業では、ISO9001を取得していて当たり前という雰囲気がありますし、製品加工を発注する取引先からすれば、最低限としてISO9001が求める管理ぐらいはしてほしい。というのが本音でしょう。

「最低限の管理」と聞いて、どんな感想をお持ちしますか?

「大手企業から見たら、ISO9001の管理は最低限かもしれないけど、中小企業からしたら大変なんだよ」

と愚痴りたくなる方もいらっしゃると思います。

もし、これからISO9001を取得される企業の方でしたら、ここには大きな誤解があるので気を付けてください。

ここでの誤解は、「ISO9001の管理が大変だ」ということです。

ISO9001は決して難しいことではありません。

今回、群馬県の加工会社でも問題なく、簡単に、スムーズに取得していただきました。

ISO9001の取得が難しいというのは、古い話です。

10年前、20年前の昔に取得された企業は、取得も大変だったと思いますし、昔のISOを維持されていれば、今でも運用は大変かと思います。

しかし、最近のISO9001は違います。とても簡単に取得できるようになりました。

「ISO9001って難しくないの?」「簡単なの?」

と疑いをもたれる方は、こちらの動画が参考になると思います。

当社のISOコンサルタントの営業用の動画ですが、古いISO、新しいISOの話が出てきます。

動画をご覧いただければ、ISO9001がそれほど難しくないということがご理解いただけたと思います。

当社がISOコンサルタントをするときは、企業様の仕事のやり方をそのままシステム構築をするようにしています。

企業様は仕事のやり方を変えずに、ISO9001を取得できるのです。

今回の群馬県の加工会社も、仕事のやり方を大きく変えずに取得していただきました。

ここで疑問を持たれる方もいるかもしれません。

ISO900を簡単に取得できるということは少し理解したけれど、先にあった「最低限の管理はしてほしい」という得意先の要望を満たすことができるか。

ISOコンサルタントとしての答えは「YES」です。 満たせます。

まだISO9001を取得していない企業でも、ほとんどの企業がISO9001並みの管理をしていると思っていただいて結構です。

ISO9001規格が要求していることは難しいことではなく、どこの企業もしている最低限のことです。

「当社の管理レベルはまだまだ低い」と思っている方もいるかもしれませんが、

お客様は「大企業並みの管理をしてほしい」と言っているのではありません。

お客様の要求は「ISO9001の管理」です。

ISO9001の管理というのは、自社のルールを確立して、ルール通りに仕事をすることです。

ISO9001の認証取得をしているということは、国際的な認証機関から「ルールが確立した企業」と認められている証拠となります。

お客様はその証拠がほしいのです。

今回の話は、たまたま群馬県の加工会社の話でしたが、こちらと同じように取引先・得意先からISO9001の取得要求がある会社は全国にあると思います。

是非、ISOを難しく捉えず、前向きに取得していただければと思います。

当社・ISO支援ネットは、群馬県をはじめ全国の企業様にISOコンサルタントを行っています。

企業様の人数規模によってコンサルティング料金を設定しています。

ISO支援ネットのコンサルティングのご案内

ISO9001コンサルティング料金

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

10人の会社でISO9001を取得した、コンサルタントの話

ISO9001のコンサルタント活動の話です。

最近、10人前後の企業のISO9001取得のコンサルティングをすることが多くなってきました。

先日、2020年2月に認証取得された企業も従業員人数が10人ほどの会社でした。

最近の取得理由の傾向として、得意先の要請でISO9001を取得することになったという企業が多いのですが、今回コンサルティングをした企業は、社長自ら自社の企業価値を高めるために認証を取得したいということでした。

当初、取得理由をお聞きして「ええ、そうなんですか?」驚きもありましたが、最近では珍しい理由なので、とても素晴らしい経営者、会社だと強く感じました。

当社・ISO支援ネットにコンサルタントのご依頼をいただいたのは、インターネットでコンサルタントを探していたところ、当社のホームページをご覧いただき、内容や価格がわかりやすかった。というお話でした。
ISO支援ネットのコンサルティング料金表

当社は営業訪問をしていない分、ホームページに力を入れているので、ホームページの内容を評価していただけるのは本当に嬉しいです。

さて、こちらの会社ですが、建築関係の会社で、規模が10人なので社長自らも営業活動を積極的にされていて、とても忙しい会社でした。

ISOの取得に向けての準備がはじまり、コンサルタントが訪問するときは、毎度、社長と、事務担当、現場担当の3人が集まっていただき進めました。

会社で何かあったときは、いつも3人でミーティングをして情報共有をしたり、決定をしているということで、従来からとても良くコミュニケーションが取れているようでした。

また、仕事の受注状況、進捗状況は自家製のエクセルフォームで一元管理されたファイルがあり、全ての情報を逐一、ファイルに追加更新していくという管理方法で、仕事の計画と過去の記録がまとめられていました。

すごくシンプルな管理方法ですが、無駄のない分かりやすい方法で、ISOコンサルタントのヒアリングにて、これら管理方法と状況を知ったとき、ISO9001取得は全く問題ない、このままの仕事のやり方で充分に認証取得できると感じました。

当社は品質マニュアルの代理作成をしているので、ヒアリングで聞いた従来の仕事のやり方をほぼそのまま「品質マニュアル」に起こすことで、とてもスムーズに準備が進み、無事に認証取得をすることができました。

今回、10人の会社のISOコンサルタントを担当させていただきましたが、

小規模企業の方々は、小さい会社にはISOは難しいと思っている方も多いと思います。

しかし、今回、コンサルタントを担当した10人の会社のように、小さい会社こそISO9001は取得しやすいです。

また、取得することで、これまで何となく自然と進めていた仕事が、システム化(ルール化)して明文化されます。(仕事のやり方は変わりません)

そのため、きっちりとした仕事をしている会社であると、社内的には自覚ができ、社外的には主張ができ、

小さい会社ことISO9001を取得するメリットが大きいと思います。

ISO支援ネットのコンサルティング

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

【2020年・長崎県】ISO9001認証取得の助成金、コンサル対応しています。

ISO支援ネットを運営しているウイズダムマネジメントです。

長崎県がISO9001認証取得の費用に助成金を出します


長崎県がISO9001の認証取得をする企業向けに助成金事業を実施しています。

認証取得にかかるコンサルティング費用や審査料金の3分の2(上限200万円)を補助してくれる助成金事業です。

締切りが2020年4月17日までです。

もし、「ISO9001を取得したい」「迷っていた」という企業でしたら、この機会の取得をお奨めいたします。

特に小規模の企業様におかれましては、得意先からの要望などでISO9001の必要性を日頃から感じていても、コストや労力の面で認証取得に一歩踏み切れないことが多いと思います。

小規模企業のISOについて

当社も現在、10名未満の企業様のISO9001認証取得のコンサルティングをしていますが、

そちらの企業も、数年前より得意先からISO9001を取得して欲しいとの要望が出ていたそうです。

しかし、ISOへのハードルを感じて、なかなか一歩踏み出せなかったと話されていました。

今のISOは、昔のISOとは違います

多くの企業が、ISO9001を取得したいと感じていても、その難しさや負担から一歩踏み出せないでいます。

しかし、難しいISO、負担のかかるISOは、昔のISOです。

2020年の今でも、20年前、10年前のISOの運用を続けて「大変だ」と嘆いている企業が多くいます。

「ISOは大変だ」と言っているその企業がISOを取得された時期を確認してみてください。

もし、10年以上前にISOを取得している企業であれば、昔ながらのISOで本当に大変なんだと思います。

しかしながら、最新のISOは、無理なく、そして、負担なく認証取得でき、取得後の運用維持も簡単です。

こちらの当社の動画でも、そのことを説明しているので、ご覧ください。

上の動画をご覧になっていただいた方には、昔のISO9001と今のISOとでは、企業にかかる負担が違う、その理由がお分かりいただけたと思います。

もし、長崎県の企業で、助成金対象となる企業でしたら、ISO9001の認証取得に補助が出るいまがチャンスかと思います。

コンサルティング費用と審査料金の3分の2が補助されるのは、かなりメリットがあるのではないかと思います。

ISO9001のコンサルティング料金と審査料金

ISO9001を取得するには、指導してくれるコンサルタントに支払うコンサルティング費用と、審査会社に支払う審査料金が必要です。

当社ウイズダムマネジメントが運営するISO支援ネットでは、ISO9001コンサルティングの費用は、ホームページで公開しています。

企業の人数によって金額設定しており、全国一律の料金です。企業様の交通費負担等は発生しません。

また、審査料金につきましては、ご希望の企業には、当社が推奨する審査機関より審査料金の見積りを手配いたします。

まずは当社へお見積りをしてください。
ISO支援ネット コンサルティング料金(株式会社ウイズダムマネジメント)

長崎県のISO補助事業に対応しています

当社は、長崎県をはじめ、全国の企業様にISO9001、ISO14001の認証取得コンサルティングを提供しています。

よその企業のISOのやり方を押し付けるのではなく、各企業に合った実質的な負担のないISO運用を実現しています。

長崎県のISO補助事業では、コンサルタントの支援報告書の提出が必要ですが、当社は報告書の発行に対応いたします。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

姫路市でISO9001とISO14001のコンサルティングをしてきました。

姫路市にある電子部品の加工会社でISO9001とISO14001のコンサルティングをしてきました。

姫路市には大企業の工場も多く、関連した取引をする中規模・小規模の製造関係の会社が多くあります。

当社も、姫路市では過去に何社かのISOコンサルティングをさせていただきましたが、いずれも姫路にある大企業と取引をされている製造業でした。

 

最近の傾向として、ISOを取得される会社の規模がどんどん小さくなってきています。

数年前は、40名前後の規模の企業がISO9001をよく取得されていて、当社も姫路でコンサルティングをさせていただきましたが、最近は、規模に関係なく取得される傾向があり、10数名や、10名未満の企業でもISO9001を取得されるようになっています。

 

どこの会社も取得される理由として、取引先からのISO取得要請があってという会社が多いです。

「ISOの取得要請」というのは、取得していないと取引停止などの「宣告」を受けている訳ではないですが、取引先とコミュニケーションをとる中で、自然と「ISOを取得していることが望ましい」という所に行き着くようです。

 

ISO9001は2015年版となり、昔にはよくあった取得の負担や運用の負担が解消され、取得するためのハードルが下がっているので特に小規模の会社にとっては取得しやすくなっていると思います。

ISOの取得負担や運用負担については、まだまだ誤解している方が多く、先日も「2015年版になって、要求が厳しくなったんですよね」と尋ねられることがありましたが、それも誤解です。

 

2015年版になって「課題」や「利害関係者」、「リスク」、「経営者の責任」に関して要求事項が増えたり、要求が厳しくなったと思っている方もいらっしゃいますが、当社の解釈では、以前の要求から厳しくなったということではなく、逆に、自由度が増えた、柔軟な規格になったと理解しています。

ISOの要求を難しく捉えたり、誤解をしてしまって、「ISOのためのISO活動」をしないようにしていただきたいものです。

当社がISOコンサルティングさせていただく場合は、負担となるISOはやめましょう、自社のためになるISOにすることを念頭に支援しています。

 

4月も半ばになり花見シーズンが過ぎた感じではありますが、姫路城の周辺の桜がまだまだ見頃で、お城をバックに桜をみることができました。

姫路でISOコンサルティング

姫路城のすぐ前には小学校と中学校があり、多くの小中学生とすれ違いました。

姫路の城下町を毎日通学し、城を眺めながら学ぶことができるなんて羨ましいですね。

 

姫路市でISO9001やISO14001の認証取得をご検討されている方は、当社の負担のないISOをお奨めいたします。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを姫路市をはじめ全国の企業様に提供しています。

ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング

コンサルティング料金表

内部監査員研修のご案内

コンサルティングも研修も、いずれも全国対応しています。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

福岡県でISO9001の認証取得コンサルティングをしました。負担のないシンプルなISOづくり

福岡県の博多にある企業でISO9001とISO14001のコンサルティングをさせていただきました。

こちらの企業は建物や施設の管理業務を請負っている会社です。

ISO9001の取得される理由は、競合他社がある中で、自社の管理業務の品質の優位性を確立するためとのことです。

ISO14001も環境に配慮した企業であることを顧客に知ってもらうためということが強いようで、いずれも営業戦略的な面で、今回のISO取得の運びとなったようです。

 

当社がこれまでISO9001のコンサルティングをした会社で、業種別の件数で一番多いのが製造業ですが、最近は、こちら福岡の会社のような管理業務する会社や、サービス業、販売業でのISO取得のコンサルティングが増えています。

(当社は福岡県をはじめ、全国でISOコンサルティングを実施しています。ご興味がある方はISO支援ネットのコンサルのページをご覧ください。)

 

ISO9001を取得しているということは、自社の製造業務やサービス業務が「確立された品質管理のうえで成されている」ことを第三者の国際機関より認証されるという意味です。

例えば、サービス業では「担当者の個人任せによる仕事」ではなく、会社組織として確立され整ったサービスを提供できる管理体制があることの証となります。

 

「お客様との契約(約束)を会社として責任もって実行しますよ」という意味です。

 

こちらの福岡の会社のISOコンサルティングは、スムーズに審査を受ける段階まで進み、審査にも立ち合い、無事に認証取得をすることができました。

 

当社のコンサルティングは、シンプルなシステムづくりを心掛けているので、社員の方などに大きな負担なく取得準備が進んだと思います。

シンプルなシステムなので取得後も負担なく運用していただけると思いますが、ISOのシステムを導入した効果も感じられることを願っています。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを福岡県をはじめ全国の企業様に提供しています。

ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング

コンサルティング料金表

内部監査員研修のご案内

コンサルティングも研修も、いずれも全国対応しています。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

ISO9001取得の準備にかかる期間、コンサルタントによって最短5ヶ月

ISO9001の認証取得の期間について書きます。

これからISO9001を取得される企業にとっては、取得の準備期間がどれくらいかかるか、心配の方も多いと思います。

 

取得にかかる期間の話にはいる前に、ISO9001であれば、どんな品質マネジメントシステムにするかで、期間が変わってきます。

品質マネジメントシステムの仕上りをどんなものにするのか、

例えば、

(1)大企業並みのマネジメントシステムにしたい

(2)いま以上の管理体制のとれるマネジメントシステムにしたい

(3)現状の仕事のやり方のままマネジメントシステムを構築したい

(4)シンプルなマネジメントシステムにしたい

 

ご想像のとおり、上記の(1)と(2)はシステムを構築するのに多少時間がかかります。

また、運用もそれなりにパワーがいり、負担もあるかもしれません。

次の(3)と(4)は比較的短い期間で取得ができます。

 

もし、当社のようなISOのコンサルティング会社のサポートを受けるなら、そのコンサルタント会社の方針も影響します。

 

私どもISO支援ネットのコンサルティングは、

現状の仕事のやり方をそのままシステム化し、シンプルなマネジメントシステムを構築するサポートをしています。

 

当社に認証取得のご依頼をいただいた場合、取得にかかる期間は最短で約5か月から半年です。

余裕をもって取得の準備をされたいという場合でも、8か月ほどです。

 

期間の内訳は、

最初の2~3ヶ月は、システム構築の期間です。

現状の仕事の流れをヒアリングさせていただき、当社が品質マニュアルの代理作成を行います。

残りの3ヶ月はシステムの運用期間です。

代理作成した品質マニュアルを基にシステム運用した実績を残します。

 

実績を残すと言っても、品質マニュアルは現状の仕事の流れをルール化しているので、運用実績は今まで通り仕事をすることです。

 

今までどおり仕事をしてISO9001を取得する意味があるのか、疑問に思う方もいるかもしれません。

そこはマネジメントシステムには改善の機能が備わっているので、運用していくことで徐々に改善が進み、成果も徐々に出始めることになります。

 

当社・ISO支援ネットの考えは、まずはシンプルなシステムを作って運用し、運用する中で改善成果が出ることを考えています。

そのため、取得の準備期間で負担がかかることもなく、運用にはいって、大きな負担で苦しむことはありません。

 

ISO9001の認証取得にかかる準備期間の長短は、

どんなシステムにするか、

どんなコンサルタントに頼むか、

などで変化してきます。

自社の考えに合ったシステム構築をされることをおすすめします。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを全国の企業様に提供しています。

ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング

コンサルティング料金表

内部監査員研修のご案内

コンサルティングも研修も、いずれも全国対応しています。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。