群馬県の製造業にてISO9001:2015の内部監査員研修を開催してきました。
高崎駅近郊の製造業をされている会社がISO9001を取得する準備中ということで、そちらの社員向けに研修を開催しました。
こちらの会社では、ISO9001の認証取得コンサルティングも当社が実施させていただいており、そのコンサルティングの一環で内部監査員研修を実施しました。
ISO9001を取得するためには、必ず「内部監査」という社内の自主監査を実施しなければなりません。
内部監査を実施するには、まず内部監査員を養成する必要があり、ISO9001規格の解説と内部監査の技法を習得するための研修をするのが一般的です。
内部監査員研修は社内で実施する場合と、外部研修を受講する方法があります。
群馬県内であれば、高崎市や前橋市などでオープン参加が可能な内部監査員研修が開催されている場合があります。
そんなオープン研修に社員を受講させて内部監査員を養成することも可能ですが、弊社の場合は講師が企業様に訪問して、企業内研修として内部監査員養成研修を実施しています。
社内研修として実施するメリットがいくつかありますが、主なものをあげると、
・業種業態やレベルに合わせた研修ができる
・物理的負担の軽減(移動や時間の負担軽減メリット)
・コスト負担の軽減(料金、交通費等のコスト軽減メリット)
といったメリットがあります。
研修機関へ出向くオープン研修は、いろんな企業から受講者が集まって実施されるので、自社だけを対象とした研修ではありません。
オープン研修の内容は、一般的な内容であり、演習や事例が異業種で判りにくいというデメリットがありますが、社内研修で実施すると、特に弊社の場合は、訪問した企業の実在部門を想定した演習を主体に実施しますし、講師の解説なども、参加されている方の習得状況に合わせて進行するので、「何の話をしているのか、さっぱり判らない」ということには決してなりません。
今回、群馬県高崎市の製造業での内部監査員研修も、会社がISO9001を取得することになり、初めてISOや規格を勉強するという方々でしたが、規格の中身と内部監査の方法を無事に習得いただくことができました。
弊社の研修は、初めてISOを勉強する人が、内部監査を実施できるようになる、実践的で身につく研修をテーマにしています。
群馬県内でISO9001・ISO14001の取得を準備中の企業様、または、すでに取得されて内部監査員を増員養成しようとしている企業様は、是非、弊社にお問合せください。
[この記事を書いた人]
長谷川 順 ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。
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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。
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