ISOのメリットとは?愛知県小牧市にてISO9001と14001の内部監査員研修を実施。

愛知県小牧市にて、ISO9001とISO14001の内部監査員研修を実施させていただきました。

品質(9001)と環境(14001)の両方を同時にしたのではなく、今回は1日ずつ分けて内部監査員研修を実施しました。

なので内部監査員研修の1日コースを2回実施させていただいたことになります。


 

ISO支援ネット

 

愛知県小牧市の化学品メーカーでの研修でした。

2回の研修とも、工場の稼働が止まっている土曜日に、また土曜出勤が連続すると従業員の方に負担になるので、月をまたいで実施させていただくことになりました。

当社 ISO支援ネットでは土曜、日曜、祝日も追加料金なく、通常料金にて実施しております。

 

今回、こちらの愛知県小牧市の企業様も、2015年版への移行を控えていらっしゃるとのことで、研修を受講された内の数名は、すでに2008年版(品質)もしくは2004年版(環境)での内部監査員資格をお持ちの方が受講されていましたが、全く初めてISOを勉強される方がほとんどでした。

 

当社の研修は、初めてISOを勉強される方も、一から、もしくは、ゼロから規格を勉強していただき、内部監査を実施できることを前提としています。

なので、ISO初心者の方は大歓迎です。

 

ISO9001とISO14001は、どんどん進化しています。

 

特に規格の解釈や、要求事項への対応方法ということでは、20年前は当然、10年前のISOとは全然ちがいます。

 

規格も改正・改訂などで変化していますが、古いといっても10年、20年ですが、昔のisoでは、「ISOはこうしないといけない!」という凝り固まったものがありましたが、

 

現在では、ISOの要求事項をどのように満たし、どのように運用するかは、組織の自由です。

 

だいたんに言うと、「したいようにすれば良いのです」

 

会社の標準化を目的としたいのであれば、そのように。

仕事の効率化を目指したいならば、そのように。

会社の利益につなげたいなら、そのように。

 

昔は、「ISOのために、ISOをしていた」そんな企業がとても多く、結果、成果やメリットのないISOになっていました。

 

ISOを取得するなら、メリットのあるシステム構築と運用をするべきです。

 

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

福島県にてISOの内部監査員研修を実施しました

化学品メーカーの工場にてISO14001:2015の内部監査員研修を実施しました。

ご依頼いただいたのは東京に本社のある化学品メーカーで、こちらの福島県の工場にてISO14001:2015の内部監査員研修を実施させていただきました。

福島県にはISOの内部監査員研修などで何度も訪れていますが、いつも感じることはその広さ。


(こちらの写真は、内部監査の演習をしているところです)

 

ISOコンサル・研修の詳細・料金はホームページでご案内しています。ISO支援ネット福島県でISOコンサルティング、内部監査員研修

 

内部監査員研修で企業を訪問するときは、初めてお伺いする企業が多く、その場合、事前に地図を見て、会社の位置や行き方を調べるのですが、福島県は47都道府県の中でもトップクラスの広さだと感じていました。

そんなことを思っていたので、ネットで福島県の面積を調べました。その結果、北海道、岩手県に次ぐ第3位の面積でした。やはり思っていた通り福島県は広いです。

 

今回、内部監査員研修で訪問した企業様は、福島駅よりタクシーで行ける圏内のところに工場がありました。

まだまだ新しい工場で、今回、会社としては既に認証取得しているISO14001について、規格改正された2015年版への移行の機会に、福島工場も認証範囲に加わるということで、内部監査員を養成するための研修でした。
そのため、研修の内容も2015年版の内部監査員研修を実施させていただきました。

 

ISO14001の内部監査員研修では、いつもお話しさせていただくことですが、環境マネジメントシステムの取得の意義です。

株式会社などの法人は営利目的で事業を行っていますが、法人としての社会的責任として環境に配慮したり、環境法規制を順守することは、現代では当然として果たすべき事項となっています。

しかし、環境活動というのはお金がかかると思っている方も多いようで、品質マネジメントシステムと比較して、ISO14001を取得する必要性を感じていない企業の方も多くいらっしゃるようです。

確かに、環境活動はお金がかかります。

例えば、単純に太陽光パネルを設置したり、会社で保有している車両をハイブリッド車や電気自動車に代えていくといった場合、そういった環境活動は設備投資が必要でお金のかかることです。

しかし、ISOの規格は、お金をかけた環境活動を要求しているわけではありません。

今回、ISO14001は2015年版という規格に改正されました。変更点の1つとして、経営と一体化した環境マネジメントシステムの運用が規格要求として明確に記載されました。
(要求意図としては、以前の版から経営と一体化して運用して欲しいという考えはありましたが)

ISO14001を取得して環境マネジメントシステムを導入している企業様、または、これからISO14001を導入しようと考えている企業様には、是非、経営にメリットのあるISO14001にしていただきたいです。

私が研修などでよく話すのは、「無駄をなくす」ことや「効率アップ」が環境に良い活動であると、話をしています。

もしくは、売上をあげたり、新規契約を増やすことも環境に良いことであるかもしれません。といったことを話します。

売上を増やすこと、モノを多く生産することは環境に負荷をかけていることかもしれませんが、ISOは生産量を少なくしろと言う規格ではなく、環境マネジメントシステムを導入し、より良い仕組みを構築し、改善し、環境影響を少なくすることを求めています。

人間も赤ちゃんとして生まれたときは、小さな消費活動で、小さな排出しかしませんが、やがて成長し大きくなるにつれ、モノを沢山消費したり、多くのエネルギーを使い、多くのゴミを出すようになります。

ISOは企業の成長を否定するものであはりません。どちらかと言えば成長を応援しています。

環境に配慮した企業になってほしいというのが、ISOの願いです。

例えば、5人家族の家が2つあるとします。

環境意識の高い5人家族と、環境に全く無関心の5人家族が存在していた場合、経済的なメリットが多いのはどちらの家族でしょうか。

いろんな可能性があるので、一概にどちらがとは言えず、正解はありません。

環境活動はお金がかかることもあるので、環境意識の高い家族の方が出費が多いことも考えられます。

しかし、同じ夕食を作るにしても、エネルギー効率を考えた調理や時短料理に励んだり、野菜の皮や魚の骨などを有効活用することができれば大きな経済的なメリットがあります。

子供もテレビを見る時間にルールを設けたり、勉強も集中して効率よく勉強することで、エネルギー消費量が変わるのはもちろん、子供の成長にも良い影響があります。

家族が揃って食事をすることや、お風呂も家族が一緒に入ったり、連続して入浴することも環境に良い活動です。家族のコミュニケーションという意味でも良いことかもしれません。

その他、当然、ゴミを分別することや、お風呂の残り湯を活用することなどなど、いろんな工夫をすることで経済的や時間的なメリットが沢山できます。

企業で環境活動をするときも、この5人家族のように、環境にも有益で、家族にとっても有益である活動であってほしいのです。

単なる環境活動ではなく、自社に良い環境活動を目指してください。

いろんな工夫をすれば、売上を増やすことも環境活動になります。

福島県でのISO14001内部監査員研修の話が、いつの間にか、家族の話になっていました。

当社、ISO支援ネットでは、福島県はもちろん、東北一円でISOの内部監査員研修を行っています。

ISO9001とISO14001の内部監査員研修をお考えの企業様は、是非、ご検討ください。

青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県でも研修を実施します。

研修料金や研修の詳細は、ホームページをご覧ください。下の「ISO支援ネット」をクリックください。

 

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

兵庫県宝塚市にてISO9001:2015内部監査員研修を実施

兵庫県宝塚市の企業様にて、ISO9001:2015の内部監査員研修を実施しました。

ISO支援ネットの研修は、企業様のもとに研修講師を派遣する派遣型講習です。

 

こちらの企業は製造業にて兵庫県宝塚市にて製造工場を稼働されていました。

ISO9001につきましては、既に取得されていらっしゃり、これから2015年版への移行審査を受けるために準備中とのことでした。

移行審査を受けるために、2015年版にて内部監査を実施するために、既に内部監査資格をお持ちの社員の方と、監査員増員のために、新たに内部監査資格を取得される社員の方が混在している内部監査員研修となりました。


 

ISO支援ネット

 

こちらの企業も、2015年版への移行準備中ということで、移行に関するご質問を沢山いただきました。

 

研修中や休憩時間に、ISOに関する運用等のご質問は大歓迎です。

内部監査員研修では、短い研修時間でしか、その企業の様子を知ることができませんが、ISOのためのISO活動は是非やめていただき、メリットのある活動にしていただきたいと思っています。

 

そのためのアドバイスやご質問回答は、時間の許す限り対応させていただいています。

 

ISOの文書づくりに追われていたり、「ISO=文書作成」と考えられている方も多くいらっしゃいます。その企業にとって必要な文書作成は是非していただきたいですが、ISOのためだけの文書作成は不要です。

 

内部監査員研修でもよく話すことですが、品質マネジメントシステムにおいて、ルールづくりは必須ですが、ルールの文書化は必須事項ではありません。

文書化されていないルールがあっても全く問題ありません。

 

そんなことを言うと、驚くISO担当者の方も多くいらっしゃいます。特に2015年版は企業の自由度が大きくなりました。

何を文書化するのかは、ISO主体や審査員主体ではなく、企業主体で決定してい良いことです。

仮にISO審査員の方が「文書化した方が良い」と言ったとしても、企業主体で不要と思えば、作成しないで良いのです。

ISOの規格が求め、望んでいるのは、ISOのためのQMSではなく、顧客や企業自身のための品質マネジメントシステムを構築し運用することです。

 

 

兵庫県宝塚市での内部監査員研修も無事に終了することができました。

 

ISO支援ネット

 

ISO支援ネットでは、兵庫県宝塚市以外にも、全国の企業様のもとへ内部監査員研修の講師を派遣しています。内容や料金について、ご興味のある方は、是非、ホームページをご覧ください。

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長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

愛知県にてISO14001:2015の内部監査員研修を実施しました。

愛知県にてISO14001:2015の内部監査員研修を実施してきました。名古屋駅から電車で少し移動した工場の多くある都市でした。工場が多くあると言っても、名古屋市内のような密集地ではなく、自然や田畑も混在している地帯でした。

こちらの企業様は、数年前に愛知県外の事業所においてISO14001の内部監査員研修を実施させていただき、そのご縁で今回は愛知県内の工場にて同じくISO14001の内部監査員研修を実施させていただくこととなりました。

 

規模の大きな会社ではありましたが、社長をはじめとした役員の方も研修に参加され、会社全体で環境マネジメントシステムを運用していくという姿勢が前面に出ている企業様でした。

 

社長が出席されていましたので、2015年版で規格要求が強まったと言われているリーダーシップの規格要求もしっかりご説明させていただきました。事前にそういったご要望もあってのことなのですが。

 

少しだけ、2015年版規格の補足をさせていただきますが、

品質マネジメントシステムも同様、2015年版の規格改訂により、社長の役割としてのリーダーシップが強く求められるようになったと言われていますが、規格要求が強くなったわけではないと認識しています。

 

ISO支援ネット名古屋・愛知県でコンサルティング、内部監査員研修

 

今回の企業様のように、社長も自ら内部監査員研修に参加され、会社全体で環境マネジメントシステムを運営していこうとしている会社には、今回、強まったと言われるリーダーシップの要求は、何ら2008年版の要求と比較しても変わりません。

 

変わった、もしくは、強まったと言われているのは、過去、経営者が品質マネジメントシステムもしくは環境マネジメントシステムに全く関与していない企業に対して、「それではダメですよ」という変更であって、

以前から、経営者である社長がマネジメントシステムに参画している会社には、規格要求に対して全く対応不要です。

 

なので、「強まった」という表現に誤解されている企業様も多いように思います。経営者の絶対参画が求められるようになったということです。

 

2015年版の前から経営者に対してはマネジメントレビューの規格要求があったので、経営者が参画せずに運用しているなんて、どういう実態なのか、私の周辺ではあまりそういう企業様はいらっしゃいません。

 

今回の愛知県での内部監査員研修も無事に終了することができました。後日、研修にも参加されていた幹事の方から、高評価のメールをいただき、ご期待に応えることができて安心しました。

 

それにしても名古屋の電車は複雑ですね。名古屋は何度か訪れていますが、特に名鉄名古屋駅はどの電車に乗れば良いのか、全くわかりません。

話によると日本で一番複雑な駅が、名鉄名古屋駅らしいと聞きました。全国の駅を知っている訳ではありませんが、私の知る限りも名鉄名古屋駅の複雑さは全国ナンバー1だと思います。

名古屋や愛知県内の地元の高校生や一般の方々が何気なく、ホームの列に並んでいくのを見ると感心します。

 

以上、ISO14001:2015の内部監査員研修と愛知県名古屋の電車事情の話でした。

 

ISO支援ネットの内部監査員研修は、全国の企業様に研修講師を派遣する派遣型講習です。研修内容や研修料金にご興味のある方は、ホームページをご覧ください。

 

ISO支援ネット

 

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長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
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ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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内部監査員研修

ISO9001を取得するには業務フロー図が必要か?静岡の内部監査員研修での話

静岡県藤枝市にてISO9001:2015の内部監査員研修を実施しました。

ご依頼いただいたのは、化学品関係のメーカーで、これからISO9001の認証取得をするという準備中の企業様でした。

取得をするために、すでに他のISOコンサルタントからのコンサルティングを受けながら、品質マニュアルなどの文書の準備も進めているということでした。

研修受講者の方々は、そのISO9001取得を取組む推進メンバーの方々で、東京をはじめとした静岡県外と県内の他の事業所から内部監査員研修のために集まっていただいた方々でした。


ISO支援ネット

当社ISO支援ネットの内部監査員研修は、初めてISO9001を勉強される方でも、規格を理解し内部監査を実施していただけるように、「ISOとは」といった話から始まり、規格要求事項も最初から解説しています。

今回の受講者の方々は、推進メンバーとしてISOコンサルティングを受けていらっしゃるので、ISOや規格要求の基礎的な部分はご存じだったようですが、契約されているISOコンサルタントと、内部監査員研修の講師の話や解釈が異なっていたようで、「コンサルタントが言っていたことと違うな」といった戸惑いもあったようです。

そういったこともあり、取得準備において生じている疑問や問題について、沢山のご質問をいただき、質疑応答の時間も意義あるものであったと感じています。

質疑応答の一部をご紹介します。

質問:「ISOコンサルティングを受けて業務フロー図を作成するところですが、業務フロー図は必要ないのですか?」

回答:「ISO9001の規格要求事項4.4項に、会社の中にあるプロセスの相互関係と順序を明確にしなさい。という要求があります。この要求を受けて多くの企業では業務フロー図を用意しています。しかし、業務フロー図でなくても、プロセスである会社内の仕事や業務の流れ、順序関係が明確にできていれば業務フロー図はいりません」

私どもISO支援ネットの考えは、ISOのためのISOは是非やめていただきたい。例えばフロー図でも、会社として必要性があるのであれば、是非とも作成していただきたいですし、ISOの審査を受けるためだけにフロー図を作成するのは反対です。

ISOは自社の利益のためにシステムを構築し運営するものです。規格要求は、どの要求においても、どれだけしなさいとか、どの程度しなさいとか、文書であれば、こんな様式を使いなさいとか、強制する要求はありません。

あくまで取得する企業主体で要求を満たせば良いのです。企業主体とは、ISO取得の目的を基準に考えれば良いと思います。

ISOを取得する目的が品質向上であれば、品質向上を実現するために、顧客満足であれば顧客満足向上を実現するため、その他目的を実現するために、必要な活動や文書を用意すれば良いと考えます。

ただし、ISOに関する考えは、コンサルタントや審査機関、審査員によっても異なります。当社の考えが絶対で、他の方々が間違っているということはありません。

なので、外部の人間の考えを参考にしながら、自社のために活かすISOの形を構築していただければ良いのではないでしょうか。

以上、静岡県藤枝市での内部監査員研修の話でした。

当社では、静岡県内はもちろん、全国にて内部監査員研修を実施しています。取得を準備中の企業様も歓迎です。

詳細はこちらをISO支援ネットをご覧ください。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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ISO支援ネットのコンサルティング


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内部監査員研修

介護施設でISO14001:2015の内部監査員研修を実施しました

[まえおき]

介護施設におけるISO14001取得の意義(メリット)をコンサルタントなりに考えてみました。「活かすISO」ということに触れ、ちょっと長くなってしまいましたが、ご興味のある方は以下、最後までお読みください。

 

大阪にてISO14001の内部監査員研修を実施させていただきました。ISO14001:2015年版を基準規格とした研修です。

研修を実施させていただいた大阪の介護施設は、過去に当社が認証取得のコンサルティングもさせていただき、その後、何度か内部監査員研修のご依頼を頂戴しています。


 

ISO支援ネット

 

老人ホーム等の介護業界においてISO14001を取得されている事業者は、国内の環境マネジメントシステム認証件数や国内の介護事業者数からするとまだまだ少ないでしょうが、最近はISO14001を取得している、または取得しようとしている介護施設も増えてきています。

 

介護事業者にとってISO14001を取得するメリットは、環境に配慮した介護施設となるブランド力の向上といったこともありますが、それよりも、資源のインプット、アウトプットが多い事業であるので、コストダウンというのが何よりも経営上においてのメリットと言えます。

 

老人ホーム等の介護施設は、高齢者が24時間生活している住居です。一般の家庭でも節約となると、電気代などの光熱費は真っ先にその対象となります。

 

介護施設でも照明や空調の電気代はもちろん、お風呂や調理による水道光熱費が大きなコストとなっていますし、デイサービスを始めとした在宅高齢者向けの介護サービスでは、高齢者の送迎車両の利用によるガソリン費用も大きなコストとなっています。

 

ISO14001の取得に関わらず、どこの介護施設でも光熱費の節約は心掛けていらっしゃることかと思います。

ISO14001を取得するメリットは、その節約を仕組みとして施設内に定着させて機能させることです。簡単に言うと節約のルールづくりです。また、ISO14001が唱えている継続的改善により、その仕組み自体をどんどん良くして、さらに節約成果をあげられることです。

 

電気を小まめに消して回ることも重要ですが、そもそもどうしたら電気の使用量を控えられるか、消し忘れを無くすことができるか、それを考えて実行することを定着させるのがISO14001です。

 

そして、ここからが一番重要なメリットですが、

老人ホーム等の介護施設であれば、利用者である高齢者、そしてそのご家族の満足度を向上させることを、いずれの介護施設も目指されていると思います。

ISO14001のメリットは、顧客満足度と節約を両立できる活動です。

環境マネジメントシステムの取組みをすればするだけ、コストは下がり、ご利用者の満足度は向上するという好循環を目指せることです。

 

好循環の視点はもう1つ考えられ、介護施設で働いている職員たちの働き甲斐を向上させたり、負担を軽減することも、近年の大きな課題です。その課題の取組みと節約を両立することです。

 

「環境活動と顧客満足向上」

「環境活動と職員の負担軽減」

 

ISO14001を取得しながら、この好循環を得られていない施設も多いと思います。

せっかくISO14001を取得するなら。やらされるISOより、活かすISOにシフトしていただきたいです。

 

活かすISOとは、

例えば介護施設では、排泄のケアがあります。自立して排泄できる高齢者と、おむつを利用している高齢者がいらっしゃいますが、自立支援に取り組む施設では、おむつ利用から自立排泄ができるようになったという事例があります。

おむつ利用から自立排泄を目指し、達成できたとき、どんなメリットが生じるでしょうか。

ご利用者のメリットは?

ご家族のメリットは?

職員のメリットは?

介護施設のメリットは?

環境のメリットは?

もしかするとデメリットも出るかもしれませんが、もし、これらのメリットが沢山あると思えた介護施設では、ISO14001を取得する価値が大きいと思います。

 

今回、こちらの大阪での介護施設の内部監査員研修では、そんな話も少し交えて環境マネジメントシステムの解説を実施させていただきました。

 

当社は介護施設以外でもISO14001の内部監査員研修とコンサルティングを実施しております。ご興味があれば、こちらのISO支援ネットをご覧ください。

 

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

岩手県奥州市にてISO9001:2015の内部監査員研修を実施しました

岩手県奥州市の企業様からのご依頼にてISO9001の内部監査員研修を実施してきました。ISO9001:2015年版を規格基準とした内部監査員研修です。

ご依頼いただいた岩手県の企業は、ISO9001を認証取得されて10年以上が経過するという運用歴のある会社で、ただいまISO9001:2015年版への移行を準備されている途中ということでした。

岩手にて内部監査員研修
ISO支援ネット

内部監査員研修の詳細・料金

また、この2015年版への移行を機に、社内の事務局運営も担当者の方が代替わりされるということで、内部監査員の新規増員と、既に内部監査員資格をもっている社員向けの2015年版の学習を兼ねて研修のご依頼いただきました。

つきまして、受講者は全員で12名でしたが、初めてISOを勉強される内部監査員候補の方と、既に2008年版で内部監査員資格をお持ちの方とが混在する中での研修でした。

ISO支援ネットの内部監査員研修は、ISOを初めて勉強される方でも、ISO9001規格の内容を理解いただき、研修では監査の模擬を見たり体験したりして、初めてでも実際に内部監査をしていただけるようになっていただくことを考えた研修プログラムになっています。

 

実際に、こちらの岩手県の企業様の研修幹事を担当していただいた事務局の方も、初めて内部監査員研修を受講されたということでしたが、「大変わかりやすい」とのご感想を恐縮ながらいただきました。

また、研修幹事の事務局の方は、2日間(1.5日)の研修を実施していた間、他の受講者の方からも研修の感想を聞いて回ってられたようで、研修が終了した後に、内部監査員の資格をもっている社員の方々も「わかりやすくて良かった」という感想だったことを教えていただき、嬉しく帰路につくことができました。

研修プログラムは、基本的に初めてISO9001を勉強される方向けですので、基本的には2015年版の変更点を解説する時間はプログラムには含まれていませんが、規格解説の時間の中で、変更点の話を交えながら規格解説をさせていただいたのが良かったのかもしれません。

こちらの岩手県の企業様は、2015年版への移行を進められている途中ということで、2015年版での品質マニュアルの書き方や、運用に関するご質問もいただき、休憩時間などの合間のときにちょっとしたコンサルティングもさせていただきました。

 

ISO支援ネットの内部監査員研修の講師は、ISOの審査員資格を保有しており、ISOコンサルティングまたはISO審査の経験があるものが担当しております。内部監査のことに限らず、運用面でのご質問も歓迎です。

 

岩手県をはじめ、東北地方でISO9001、ISO14001の内部監査員研修をお考えの企業様は、講師が貴社に出張する講師派遣の内部監査員研修を、是非、ご検討ください。

岩手県、東北地方の企業様には、宮城県の仙台駅から研修会場までの出張交通費を頂戴しております。

ISO支援ネットの内部監査員研修の詳細はこちらでご確認ください。

ISO支援ネットの内部監査員研修

 

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

滋賀県の企業でISO9001のコンサルティング進行中です。

この度、滋賀県長浜市で製造業を営んでいる企業のIISO9001認証取得のコンサルティングをさせていただくことになりました。

なので今年の年末もしくは来年はじめごろまで滋賀県長浜市にちょくちょく訪問することとなります。

滋賀県長浜市と言えば、豊臣秀吉のゆかりの地、長浜城や町屋が並ぶ城下町、伊吹山など、滋賀の観光地としても有名です。

時間があれば、少し観光もしたいと考えています。

滋賀県の企業とは、なぜか色々とご縁があり、ISOのコンサルティングや内部監査員研修でも、よくご依頼をいただける地域です。

長浜であれば、電車でもアクセスが良いエリアですが、滋賀県内は車でも訪問しやすい交通の便が良いところです。

ただいま、滋賀県長浜市のお客様のもとでは、ISOコンサルティング進行中です。

現状の仕事のやり方をお聞きするヒアリングをしているところで、ヒアリングを基に品質マニュアルを代行作成させていただきます。

出来る限り現状の仕事のやり方をくずさずシステム構築をして、システム運用の段階でより良いシステムに作り上げる予定です。

現状の仕事のやり方とマッチしないシステムを構築してしまうと、システム運用が負担となり、ISO9001の目的である継続的改善が機能しなくなるばかりか、「ISOって面倒くさい」となってしまいます。

皆さんの周りでも「ISOって大変だ!」と言っている人がいるのではないでしょうか。

自社にマッチしないシステムを構築してしまうと、ISOの良さを感じ前に、負担だけがのしかかってしまいます。

ISO9001の良いところは規格の中に自浄作用が含まれているところです。

ISOが良いものになるか、それとも足かせになるかの、システム構築が分岐点です。

年内いっぱい滋賀県に通い、お客様のご期待に沿うISO9001に仕上げたいと考えています。

ISO9001の認証取得、システム運用にご関心がある方は弊社までお気軽にお問い合わせください。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを福岡県をはじめ全国の企業様に提供しています。

コンサルティングも研修も、いずれも全国対応しています。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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内部監査員研修

ISOは大企業より中小企業、京都の小規模企業でISO9001の取得を目指しています。

先日、京都の製造業をされている会社でISO9001の勉強会と取得に向けての話を実施してきました。

当社がISO取得のコンサルティングをするときは、ご要望に応じて社員向けの勉強会を開催しています。

こちらの会社では約8か月でISO9001の審査を受ける予定で、ただいま取得に向けての準備段階です。私もISOコンサルタントとしてこちらの会社の取得支援をしています。

こちらの京都の会社のように、これからISO9001を取得しようとしいている企業からは、「ISOは難しいんでしょ」とよく質問をいただくことがよくあります。

近年、ISOを取得する企業規模が小規模化されてきて、10名前後から20名前後の企業がISO取得に向けて準備をされているケースがよくあります。

小規模の企業では、ISOに対して敷居の高さを感じている方々が多いようで、前述のような質問をよくいただきます。

京都でISOコンサルタント

そんなときに私が話すのは、「小規模の会社の方が取得しやすいですよ」ということです。

ISOを取得するということは、製造業であれば、お客様から注文を受けて、お客様の要求どおり製品を製造して、出荷するまでのプロセスをルール化するということです。

ルール化というと、文書化を想像する人が多いかと思いますが、それは昔のISOで、現在のISOでは文書化要求はほとんどありません。

営業や製造といった実務に関するルール化については、ルール化は必要ですが、文書化は要求事項にありません。

文書や手順書がなくても問題なく仕事ができる仕組みや根拠があれば良いのです。

Aさんも、Bさんも同じやり方で営業や製造をできているという状態にあれば、そこにはルールが存在していると認められます。

ほとんどの会社でこういう状態が出来ているのではないでしょうか。

従業員の人数が多い規模の大きい会社であれば、共通のルールを認識させるために、実務レベルでも文書化が必要になりますが、小規模の企業であれば、わざわざ文書を作成しなくても、共通のルールで仕事が出来ているはずです。

共通のルールが出来ていて、それを共有しているということは、すでにISOを取れる状態にあるということです。

なので、小規模の会社の方がISOを取得しやすいというか、既に取得する準備が整っているとも言えます。

今回、ISO9001の勉強会をさせていただいた京都の製造業の会社も、工場で働いている方は約10名ほどです。

こうなると勉強会の環境も良いですし、工場内のまとまりもあるので、非常に取得し易い条件が整っています。

ISOコンサルタントとしての私の役割は、ISO9001が要求している基本的な文書作成の支援とルールの整備、あとは勉強会や内部監査員研修などISO9001の理解を促すサポートと、実際の運用サポート、審査を適切にパスできるためのアドバイザーような役割を務めています。

ISOコンサルティングも、規模の大きい会社であれば、隅々まで目を行き届かせるのに苦労をしますが、小規模の会社であれば、コミュニケーションもよく非常にサポートがし易い環境です。

こちらの京都の会社でも、ただいま基本的な文書ができあがりルールが整備され、これからルール通りに仕事をしていく段階です。

ルールと言っても、これまでの仕事のやり方がルールそのものなので、特に難しいことをする必要はありません。それよりも、より顧客の満足度を高めたり、改善活動をする環境が整うことがISOを取得する大きなメリットです。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを京都府をはじめ全国の企業様に提供しています。

コンサルティングも研修も、いずれも全国対応しています。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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内部監査員研修

ISO9001内部監査員養成研修を実施した石川県の企業から感想をもらいました

先日、石川県の企業でISO9001内部監査員養成研修を実施させていただきました。

今回の企業様はお忙しいということで、1日コースの内部監査員養成研修を実施させていただきました。
石川県で内部監査員研修
1日コースの内部監査員養成研修は1.5日の標準コースと比べて時間が短いので、その分ペースが早く、受講される方もやや大変なのですが、今回、参加いただいた受講者の方からは研修中に積極的に質問などもいただき、活気ある研修となりました。

毎回恒例の研修最後の演習では、内部監査員としていくつかのケース(状況)に遭遇したとき、どのようなことを監査するか、確認事項と関連するISO9001要求事項の条項番号をあげていただくのですが、その演習では、受講者全員がISO9001規格本をスラスラとめくり、該当する要求事項のページを開かれていたので、その様子を見てある一定の研修成果があったと実感できました。

 

内部監査は業務中の限られた時間で実施するので、その中でできるだけ多くのことを確認(チェック)することが望まれます。

そのためには内部監査員となる方がどれだけISO9001の要求事項を把握しているかが鍵になります。

今回の研修もそうでしたが、内部監査員養成研修の最初に受講者の方に毎回申し上げることですが、研修終了時のゴールとして、ISO9001規格のどこにどんな要求事項が記載されているか、素早く開けられるようになることを1つの目標としてほしいと受講者の方に伝えています。

今回の研修では全員の方が目標に到達されているようでした。

ISOの内部監査員養成研修を全国の企業様で実施させていただいていますが、毎回、研修最後の演習で受講者の方がISO9001規格の本をペラペラとめくって演習に取組んでいる姿を見るのは、講師としてとても嬉しい瞬間です。

 

今回のこちらの石川県の研修ではもう1つ嬉しいことがありました。
研修を終えて数日後、研修の幹事をされていた品質保証担当の方よりメールをいただきました。

そのメールには、
「これまで内部監査員養成研修を開催して、わかりやすかったという実感を得ることができませんでしたが、今回は受講者より分かりやすく丁寧に教えてもらったという感想があり、貴社に依頼して良かったです」

というようなお褒めの言葉がありました。お褒めの言葉は何度もらっても嬉しいものです。

しかも今回は「過去の研修と比較したうえでも良かった」ということで、当社の研修が他社と比較しても良かったというリアルな評価をいただけ、何より嬉しい限りです。

これを励みに、さらにより良い内部監査員養成研修を提供できるよう全社をあげて取組んでいきたいと思います。

 

弊社のISO9001内部監査員養成研修の詳しい情報はホームページでご覧いただけます。研修風景の写真なども掲載していますので合わせてご覧ください。
ISO9001内部監査員養成研修


ISO支援ネットは、石川県をはじめ全国の企業で内部監査員研修(講師派遣)を実施しています。

ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング

コンサルティング料金表

内部監査員研修のご案内

コンサルティングも研修も、いずれも全国対応しています。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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