ISO9001:2015への移行の考え方「新たなISO活動を追加しなくてもいい」

ISO9001とISO14001は、それぞれ2015年に規格改訂(規格改正)が行われ、それぞれ2015年版が発行されました。

すでにISO9001、ISO14001を取得している企業は、2018年までに審査機関の移行審査を受けて、認証内容を2015年版に変更する必要があります。

 

この度、弊社がISO9001の認証取得のコンサルティングをさせていただいたお客様が、旧規格の2008年版からISO9001:2015への移行審査を受けるということで、

 

その移行準備のお手伝いもさせていただき、先日、移行審査がありましたので、立会い同席させていただきました。

 

ISO支援ネット

 

移行審査は、当然ですが、2015年版として規格改正された部分、つまり、
新たに追加された要求事項や、
大きく変わった要求事項に
焦点を当てて審査し、
その企業の品質マネジメントシステムが、2015年版の規格要求を満たしたルール作りができていて、運用ができているかを審査します。

 

ISO業界では、2015年版になって規格要求が大きく変わったので、移行審査は大変だと話す方もいらっしゃいます。

弊社では全くそう思っていません。

確かに、規格の文面では新たな要求事項が追加され増えているようにも思いますが、

2015年版に対応・移行するために、新たなISO活動を追加する必要なないと考えています。

 

一般に商売が成立している企業であれば、これまで通り、通常で活動していることで、2015年版の要求事項を満たすことができると考えています。

 

今回、お手伝いした2015年版の移行でも、ISO9001:2015版の規格要求を満たすために、新たに追加した活動はありません。

規格要求では、要求事項として、新たな追加要求が出ているので、それを満たすためのルール作りは整備しましたが、新たな活動は一切していません。

もともとある2008年版の品質マニュアルは、2015年版に対応した品質マニュアルに全面改訂はしました。

これに伴い、2015年版の要求事項を満たしていることを示す、品質マニュアルにリニューアルしましたが、実際の企業活動はこれまでと同じ活動のままです。

 

移行審査では、審査員が追加された要求に対応するために、どんなことをしているかと、いかにも新たな活動が追加されていることを期待しているようでしたが、

 

この要求には、これまでしていたこの活動が該当します。品質マニュアルにも、そのことを書いています。と回答しました。

審査員の方も、それを理解していただき、改善のための不適合ではない指摘はありましたが、移行に対して大きな不足はないとの評価をいただき、

問題なく2015年版に移行することができました。

 

弊社の考えですが、

ISOのためのISO活動は止めましょう。卒業しましょう。

ということです。

 

今回、移行審査を受けた企業とは別のお客様ですが、

その企業は、弊社とは別のコンサルティング会社の支援を受けて認証取得をされ運用されていましたが、

今回、2015年版に移行するため、弊社に移行の支援依頼がありました。

現在、進行中です。

ISOのためだけの活動や文書がありましたので、「それはもう止めましょう」とご提案させていただきました。

お客様も、弊社に移行の依頼をされたのは、余計なISO活動を辞めるのが目的でもあったようで快諾していただき、

ISOのためだけになっている文書や活動は一切止める方向で、ルールづくりが出来たところです。

つまり、「日常業務活動=ISO活動」の品質マニュアルに作り直しました。

近く、内部監査をして、数か月後にはISO9001:2015年版の移行審査を受ける予定です。
 

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

ISO9001の目的を解説、テーマは「儲かるISOとは」

儲かるISO9001を考える。

ここでいうISOとは、ISO9001:2015「品質マネジメントシステム」のことです。

ここでは、ISO=ISO9001としてお話したいと思います。

JAB(日本適合性認定協会)が認証しているISO9001取得組織は、日本国内で50,000件を超えています。

そのうち、ISOが経営に役立っている企業はどれくらいあるでしょうか。

お客様との取引を維持する上で、ISOが必須といった企業もあり、そういう意味で何らかの取得メリットがあって維持されているかと思いますが、

ISOを導入していることで、その品質マネジメントシステムとしてのルールや仕組みが有効に、効果的に機能している企業はどれくらいあるでしょうか。

50000件ある組織のうち、システムとして役に立っている企業は、そこそこあるのではとも思いますが、

事業として商売として、儲けにつながっている企業は少ないのではないでしょうか。

弊社ISO支援ネットは、ISO9001の規格要求の意図のひとつある「顧客満足」ということに主眼をおいてコンサルティングや内部監査員研修を実施しています。

ISO9001では、品質マネジメントシステム要求事項において、組織が仕事をする上で様々な要求を突き付けています。

その要求を出す目的のひとつは「顧客満足」のためです。

ISOを制定している国際機関である国際標準化機構は、組織がISO9001を構築して運営する大きな目的として、組織が顧客満足を実現することを設定しています。

ISO9001の目的の一つは顧客満足です。

(目的の一つと言っているのは、他にもありますが、今回は顧客満足に焦点を合わせてお話します。)

なので取得する側の組織の目的であり、成果としても「顧客満足」を実現するべきです。実現できている、もしくは、実現に近づいていなければ、費用や時間をかけてISOを維持していることはもったいないです。

ISOのための、ISO活動は、もうやめにしましょう。

弊社ISO支援ネットでは、この顧客満足に主眼を置いています。

そして、その顧客満足の先のことを捉えています。

それは、「お客様を満足させて儲かる会社にしましょう」ということです。

お客様ばかり満足して、リターンがなければ仕事をしていて面白くありません。
その様に考えない方々もいらっしゃるかもしれませんが、弊社では、適正なリターンを獲得することを目指しています。

なので弊社ISO支援ネットが、ISOの目的を直接的に表現すると、

ISO9001の目的は、「会社の儲け」です。儲ける会社になることが、ISO9001の目的です。

コンサルティングやISO9001の内部監査員研修をするときは、必ずこの話をさせていただきます。

内部監査員研修では、「内部監査は各部署が儲ける仕事ができているかをチェックしてください」と話しています。

「規格条項の何番がなになに」という講義もありますが、それより、儲かることだったり、会社のためだったり、自分たちのためであったり、そういった活動ができているかを監査することが重要だということを伝えています。

想像していただきたいのですが、

内部監査員の方々が、定期的に社内の各部署を

「顧客満足のための仕事ができているか」=「儲かる仕事の仕方をしているか」

という視点でチェックをして指摘や改善を促してくれたら、

会社はどのように変化するでしょうか。

一度の監査で大きく変わることはないかもしれませんが、

毎年、定期的に実施する内部監査で、少しずつ少しずつ各部門は変化していき、

その少しずつの積み重ねは、気づけば組織の大きな変化になっていることだと確信しています。

ISO9001は、過去の品質保証のシステムから、品質マネジメントシステムに変化しています。

そして、柔軟な自社に合わせた、自社のためのシステム構築ができるようになっています。

形骸化しているシステム運用や内部監査はもったいないです。

ISOの要求事項をクリアして、多くの組織が儲かる会社になっていただきたいと思います。

最後に儲かるということの補足ですが、

儲かることは売上があがることや、利益率があがることと考えています。

ISOや内部監査でそれが実現できるのか?

一番の近道は、PDCAの効率をあげること、プロセスアプローチの精度をあげることです。

ISO9001のJIS版(JIS Q 9001)の序章には、このPDCAとプロセスアプローチについて解説しています。

弊社ISO支援ネットの内部監査員研修でも、このことは重要なことであると解説しています。

儲けることと、PDCA、プロセスアプローチは全て共通した考えと活動です。

簡単にいうと、無駄をなくすことです。

内部監査で無駄がないかチェックをすることが、ISOの目的達成に重要です。

弊社ISO支援ネットでは、ISO9001をこのように捉えています。

共感して、目的を実現していただければ幸いです。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変だ、それは古い時期に取得した企業やその古いやり方を真似した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

大阪の企業で内部監査員研修を実施、研修でISOの誤解を解く

大阪にてISO9001:2015の内部監査員研修を実施しました。

こちらは、弊社がISO9001の認証取得のコンサルティングもさせていただいている会社です。

弊社ISO支援ネットでは、コンサルティングをさせていただく会社では、必ず弊社で内部監査員研修をさせていただき、企業規模にもよりますが、10人前後の社員の方に内部監査員になっていただきます。


(大阪の企業にて内部監査員研修を実施)
ISO支援ネット大阪でコンサルティング、内部監査員研修

 

こちらのコンサルティングをしている大阪の会社でも10人ほどの社員の方に、内部監査員研修に参加してもらいました。

会社内で内部監査員になる人は、多ければ多いほど良いと考えています。

それは、内部監査員の方がその会社で一番ISOを理解されるからです。

多くの会社でそうではないかと思いますが、企業の一社員の方にとっては、会社でISOを取得することになったり、内部監査員に選ばれたりすることは歓迎されるものではありません。

「ISOなんて面倒なことに関わりたくない」というのが本音のところではないでしょうか。

私もその気持ちはよくわかります。

ただし、ISOを誤解されている方も大変多いと感じています。

「ISOは大変なこと」「ISOは面倒なこと」

事実、大変な運用をしている会社も多くあるかと思いますが、本当のISOはそうではないのです。

その誤解を解くのが、弊社ISO支援ネットの内部監査員研修です。

多くの人が内部監査員研修に参加していただき、誤解なくシステム運用をしていただきたいのです。

確かに、内部監査員研修に参加して、勉強していただくのは大変な事だと思いますが、ISOに対する誤解は解いていただけるものだと思います。

実際に、過去に内部監査員研修に参加した多くの方から、

「ISOに対する見方が好意的になった」というような感想を沢山いただいています。

「勉強になった」ではなく「面白かった」と言っていただいたことも、一度や二度ではありません。

それだけ、ISO9001や14001のことを嫌っていたり、誤解している人が多いのだと思います。

ただし、ISOのことを全く触れていない人で、そもそも誤解も何もしていない人にとっては、内部監査員研修はただ大変だけかもしれません。

でも、ISO9001が会社にとって良いものであることは判っていただけると思います。
(ISO支援ネットの内部監査は、初心者の方がISOを理解し、内部監査をしていただける初心者向けの研修です。)

ISOはルールづくりで、そのルールが上手くいっているか、効果を発揮しているかを確認するのが内部監査です。

ルールとは、表現を変えると会社の法律です。

法律は私たちの生活や人生に恩恵があるべきものです。税金をゼロにするというような、ただ単に楽だけを得られることを言っているのではありません。

法律は、安全に幸せに生活できるためのものであり、恩恵のない無駄な法律は変えた方が良いと考えます。

その法律を変えることができる機会が内部監査です。

 

 

ISO支援ネットでは、大阪をはじめ、全国の企業にて内部監査員研修を実施しています。

 

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

滋賀県の企業でISO9001のコンサルティング進行中です。

この度、滋賀県長浜市で製造業を営んでいる企業のIISO9001認証取得のコンサルティングをさせていただくことになりました。

なので今年の年末もしくは来年はじめごろまで滋賀県長浜市にちょくちょく訪問することとなります。

滋賀県長浜市と言えば、豊臣秀吉のゆかりの地、長浜城や町屋が並ぶ城下町、伊吹山など、滋賀の観光地としても有名です。

時間があれば、少し観光もしたいと考えています。

滋賀県の企業とは、なぜか色々とご縁があり、ISOのコンサルティングや内部監査員研修でも、よくご依頼をいただける地域です。

長浜であれば、電車でもアクセスが良いエリアですが、滋賀県内は車でも訪問しやすい交通の便が良いところです。

ただいま、滋賀県長浜市のお客様のもとでは、ISOコンサルティング進行中です。

現状の仕事のやり方をお聞きするヒアリングをしているところで、ヒアリングを基に品質マニュアルを代行作成させていただきます。

出来る限り現状の仕事のやり方をくずさずシステム構築をして、システム運用の段階でより良いシステムに作り上げる予定です。

現状の仕事のやり方とマッチしないシステムを構築してしまうと、システム運用が負担となり、ISO9001の目的である継続的改善が機能しなくなるばかりか、「ISOって面倒くさい」となってしまいます。

皆さんの周りでも「ISOって大変だ!」と言っている人がいるのではないでしょうか。

自社にマッチしないシステムを構築してしまうと、ISOの良さを感じ前に、負担だけがのしかかってしまいます。

ISO9001の良いところは規格の中に自浄作用が含まれているところです。

ISOが良いものになるか、それとも足かせになるかの、システム構築が分岐点です。

年内いっぱい滋賀県に通い、お客様のご期待に沿うISO9001に仕上げたいと考えています。

ISO9001の認証取得、システム運用にご関心がある方は弊社までお気軽にお問い合わせください。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを福岡県をはじめ全国の企業様に提供しています。

コンサルティングも研修も、いずれも全国対応しています。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変だ、それは古い時期に取得した企業やその古いやり方を真似した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

ISOは大企業より中小企業、京都の小規模企業でISO9001の取得を目指しています。

先日、京都の製造業をされている会社でISO9001の勉強会と取得に向けての話を実施してきました。

当社がISO取得のコンサルティングをするときは、ご要望に応じて社員向けの勉強会を開催しています。

こちらの会社では約8か月でISO9001の審査を受ける予定で、ただいま取得に向けての準備段階です。私もISOコンサルタントとしてこちらの会社の取得支援をしています。

こちらの京都の会社のように、これからISO9001を取得しようとしいている企業からは、「ISOは難しいんでしょ」とよく質問をいただくことがよくあります。

近年、ISOを取得する企業規模が小規模化されてきて、10名前後から20名前後の企業がISO取得に向けて準備をされているケースがよくあります。

小規模の企業では、ISOに対して敷居の高さを感じている方々が多いようで、前述のような質問をよくいただきます。

京都でISOコンサルタント

そんなときに私が話すのは、「小規模の会社の方が取得しやすいですよ」ということです。

ISOを取得するということは、製造業であれば、お客様から注文を受けて、お客様の要求どおり製品を製造して、出荷するまでのプロセスをルール化するということです。

ルール化というと、文書化を想像する人が多いかと思いますが、それは昔のISOで、現在のISOでは文書化要求はほとんどありません。

営業や製造といった実務に関するルール化については、ルール化は必要ですが、文書化は要求事項にありません。

文書や手順書がなくても問題なく仕事ができる仕組みや根拠があれば良いのです。

Aさんも、Bさんも同じやり方で営業や製造をできているという状態にあれば、そこにはルールが存在していると認められます。

ほとんどの会社でこういう状態が出来ているのではないでしょうか。

従業員の人数が多い規模の大きい会社であれば、共通のルールを認識させるために、実務レベルでも文書化が必要になりますが、小規模の企業であれば、わざわざ文書を作成しなくても、共通のルールで仕事が出来ているはずです。

共通のルールが出来ていて、それを共有しているということは、すでにISOを取れる状態にあるということです。

なので、小規模の会社の方がISOを取得しやすいというか、既に取得する準備が整っているとも言えます。

今回、ISO9001の勉強会をさせていただいた京都の製造業の会社も、工場で働いている方は約10名ほどです。

こうなると勉強会の環境も良いですし、工場内のまとまりもあるので、非常に取得し易い条件が整っています。

ISOコンサルタントとしての私の役割は、ISO9001が要求している基本的な文書作成の支援とルールの整備、あとは勉強会や内部監査員研修などISO9001の理解を促すサポートと、実際の運用サポート、審査を適切にパスできるためのアドバイザーような役割を務めています。

ISOコンサルティングも、規模の大きい会社であれば、隅々まで目を行き届かせるのに苦労をしますが、小規模の会社であれば、コミュニケーションもよく非常にサポートがし易い環境です。

こちらの京都の会社でも、ただいま基本的な文書ができあがりルールが整備され、これからルール通りに仕事をしていく段階です。

ルールと言っても、これまでの仕事のやり方がルールそのものなので、特に難しいことをする必要はありません。それよりも、より顧客の満足度を高めたり、改善活動をする環境が整うことがISOを取得する大きなメリットです。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを京都府をはじめ全国の企業様に提供しています。

コンサルティングも研修も、いずれも全国対応しています。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

介護施設でISO9001の勉強会をしてきました。

大阪の特別養護老人ホームにて、職員向けのISO9001勉強会を実施してきました。
こちらの介護施設はISO9001を取得することを目指して準備活動をしています。私もコンサルタントとして取得のご支援をさせていただいています。

介護施設では、職員の方がシフト制で働いているので、一度に全員が集まることは不可能です。こちらの特別養護老人ホームでも同じ事情で、一般職員向けのISO勉強会を4グループに分けて実施させていただくことになっています。

同じ勉強会を4回開催して、全員がいずれかに出席してもらおうということです。しかも時間は1時間限定。短い時間で老人ホームにおけるISO9001を理解してもらいます。
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介護施設に限らず、ISO9001を取得のコンサルティングをするときは従業員向けのISO勉強会をさせてもらうのですが、従業員の方は「ISO9001」と聞いてなんだか面倒臭そう、余計な負担が増えるのではという不安でISOに対する良い印象は決して持ってくれません。

初めて起こることに不安を抱かない人はいないので当然の現象だと思っています。でも、面白いことに、ほとんど方々が、取得した後には、ISO9001にチャレンジして良かったと言ってくれます。

今回の介護施設でもそうなることを願っています。
そのISO勉強会でどんな話をさせてもらったかというと、「ISO9001とは」という話から、規格要求事項の概要、実際の介護現場で職員の方々がするべきことを話させていただきました。

その中でも一番大事なのは、何のためにISO9001を取得するのか、という話です。勉強会の開始にあたり老人ホームの施設長からも話があったのですが、「ISO9001取得」という看板を表にあげるためでは決してありません。ISO9001を取得するのは、介護サービスの中身を充実させるためです。どうしたら、施設に入居されている方々がさらに満足するのか、どうしたら、入居者のご家族がさらに安心してくれるのか、それを考えて、介護施設のサービスや仕事の中身を向上させていくためです。

当然、介護サービスを充実させようと思えば、そこの介護施設で働く従業員が成長し、組織力をつける必要があります。その組織力をつける仕組みを導入すること、つまりそれがISO9001を取得することです。

ISO9001には、規格の骨格となる大きな目的が2つあります。それは、ISO9001を導入することで、①顧客満足を向上させる組織になる、②継続的に改善のできる組織になる、ということです。サービス品質や仕事のやり方を継続的に改善して、顧客満足、サービス内容を常に向上させることを目指すための規格です。

この話を単純にとらえるとISO9001を取得するのは、とても難しいと思われる介護施設の方もいらっしゃるかもしれません。顧客満足を高めること、自分たちで改善を進めること、通常、これは容易いことではありません。自力でするのは難しいので、国際標準の仕組みを導入してシステムとして運用することでそれら実現できるのがISO9001です。

ISO9001を考えるとき、2つの見方をする人がいます。これはコンサルタントにも言えます。

多くの人たちが勘違いしているのは、
こんなんじゃISO9001は取得できない、とか、このレベルではISOを取得するのはまだ早い。と考えている人々がいます。コンサルタントも含めてです。

私はそんな人々に声を大にして言いたいです。

だからISO9001を取得するのです。

なので人員が整っていて管理の行き届いた企業であればISO9001を取得する必要はないとも言えます。私は、まだ管理や整備が行き届いていない組織こそISO9001を導入して、製品やサービスの向上に努めるべきと考えています。

約1時間ほどの勉強会を実施させていただいて、多少なりとも、ISO9001の必要性や日常の仕事の中でやるべきことを理解していただいたと思います。受講された方の中からも良かったという感想が多少あったようで安心しました。
こ
ちらの老人ホームをはじめ、一般の介護施設では様々な問題があるようです。ISO9001の改善の機能を活用して多くのことが良い方向に向けばと願っています。

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1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

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ISO支援ネットのコンサルティング


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内部監査員研修

警備会社でISO9001規格解説研修を実施しました。

先日、関東にある警備会社からISO9001の研修を開催してほしいとのご依頼があり行って参りました。インターネットを通じて数社のコンサルティング会社に研修の声をかけられたようですが、当社の研修内容を評価いただき契約に至りました。誠に有難いことです。

こちらの警備会社では既にISO9001を取得して数年経過されていましたが、品質管理責任者が交代されたのを機に、新たに全社でISO規格を勉強してマネジメントシステムの運用を強めようとされているところのご依頼でした。

警備会社は一般に工事現場の交通整理や、施設管理、イベント開催時の誘導など警備業務を提供するサービス業です。ISO9001との関わりは薄い業界のように感じられる方も多いと思いますが、駐車違反の取締業務など警察署から請負って行う駐車監視員など、公共の警備業務の入札に参加するためにはISO9001取得が条件となっているケースもあり、ISO9001を取得している警備会社は多くあります。

こちらの警備会社も当初のISO取得意図は入札参加という目的があったようですが、現在は運用面を強めて組織強化につなげたいというご意向があるようでした。

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当の研修ですが、規格解説研修だからと言って、規格の話をそのまましていてもつまらないものです。品質マネジメントシステムの目的である、「顧客満足」と「継続的改善」という意図に共感していただき、通常業務に戻ったとき、顧客の満足度や会社を改善することを意識していただければという思いで講義をさせていただきました。

特に警備会社における品質マネジメントシステムとは何か、サービス品質とは何か、警備品質とはという話を軸に顧客がどのような警備品質を求めているのか、警備業務における顧客満足とはどのようなことか、受講されている方と一緒に考えながら研修をすすめました。

研修をしている中で、受講者の方から、警備会社にとって警備業務を発注するお客様は施設会社であったり、イベント主催者であったりするが、実際の警備業務において警備員が触れ合うのは、施設に買い物に来ている方であったり、路上を歩いている一般歩行者であったりする、だから、その方々の満足度を高めることも重要ではないのかという提起がなされました。警備会社における顧客及び顧客満足とはいったい何か、そんな議論が交わされる一面もあり、一方通行の講義ではなく、受講者の方々が自分自身でISOが何たるかを考えていただく機会になったのではないかと思います。

ISO9001はあらゆる業種に対応する規格となっていますがが、もともとは製造業向けの規格であったため、規格要求事項を理解する際にサービス業や警備会社の方は規格の理解に苦しむところも少なくありません。出来る限り警備業に近い立場でお話をさせていただきましたが、どこまで実態に沿った話ができたか心配でした。しかしながら、研修終了後に研修幹事の方から、「警備業に関わりがあるのですか?いろいろ警備のことをご存知のようなので」と有難いお声をかけていただき、ある一定のご期待には応えられたのかと安心しました。

これまでサービス業も含めて様々な業種のISOコンサルティングや内部監査員研修をさせていただいていますが、ものづくりをする製造業もサービス業も、顧客満足や継続的改善の視点に立つと、企業の本質は一緒であると常に感じます。業種の違いは何を提供するかの違いであり、品質や管理、顧客満足といったことに業種の隔たりはありません。

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1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変だ、それは古い時期に取得した企業やその古いやり方を真似した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


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