ISO9001の審査に立ち会ってきました。ISO審査の捉え方、心構え

ISO9001の審査に立ち会ってきました。

コンサルティング先の金属部品製造業の会社がISO9001の審査を受けました。

結果、不適合はなく無事にパスしました。

不適合はありませんでしたが、数件の課題をいただき、有意義な審査でした。

 

審査を受ける側の企業では、ISO審査での不適合や指摘はゼロが好ましいと考えている方もいらっしゃいますが、ISO9001をはじめとしたマネジメントシステムの認証審査では、指摘は「改善の機会」として歓迎すべきものです。

 

審査もタダではありません。高い費用をかけて審査員に来てもらっているわけで、指摘がゼロより、何か改善となる指摘をもらった方が自分たちのためです。

 

今回、コンサルティング先の企業の審査では有意義な指摘をもらいました。

詳しいことは書けませんが、頂戴した指摘は次のようなものです。

・仕入品の受入れ管理方法について

・工場内の仕掛品の管理ルールについて

・ある部署の整理整頓について

 

以上の指摘は、ISO規格を順守していないという不適合ではなく、改善するとより良い事業ができるという審査機関からの改善勧告です。是正を強いられるものではありません。

指摘に対して、対応するかしないかは企業側の自由です。

 

社内では、常態化してついつい見過ごしている悪習慣も、外部の審査員から指摘されると、「正さなければ」という意識が働き、改善が進むのがISO審査の良きところです。

 

せっかく審査料金を払っているのですから、指摘ゼロを好むより、指摘を沢山もらって改善のチャンスとして捉えることに審査のメリットが生まれます。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ12歳から東京に移り住み、26歳で経営コンサルティング会社に転職、現職。2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティング、ISO研修を継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。


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