初めてでも分かりやすく、福井県の会社でISO9001内部監査員研修を実施しました。

福井県の金属部品メーカーにてISO9001の内部監査員研修を実施してきました。

こちらの会社は既にISO9001を取得されている会社です。

こちらの福井県の会社で研修をさせていただくのは2回目で、前回はISO9001の規格解説の研修を実施させていただきました。

その1回目の研修の終了際、研修幹事の方が受講者全員の前で「内容がわかりやすかった」と感想を言っていただいたのを覚えています。

今回も、社内でISOを取りまとめられている研修幹事の方から連絡があり、内部監査員の養成研修のご依頼をいただきました。


ISO支援ネットの内部監査員研修案内・料金


リピートの研修依頼をいただくときはいつも思うのですが、「前回の研修を好評価していただいのかな」と勝手ながら嬉しく思います。

依頼される企業様からすれば、「新しい研修会社を探すのが面倒」とか、「前回と同じ講師で」と特段の意図がない場合もあるのかもしれませんんが、いつも前向きにリピート依頼を受け止めています。

 

当社は全国で内部監査員研修を実施していますが、福井県をはじめとした北陸では、比較的多く内部監査員研修を実施させていただいていると思います。

ISO9001のコンサルティングでも福井県には何度か足を運んでいます。

 

さて、実施した内部監査員研修では、前半部分で規格解説の話がありますが、今回はすでに取得されている企業でだったこともあり、受講者の方から日頃の仕事とISOの要求に関する質問を複数いただきました。

研修中の質問は大歓迎です。

質問をすることで講師の気づきもありますし、他の受講者の方の理解も深まります。そして何より、質問をいただくと講師の話を熱心に聞いていただいていると実感します。

当社のISO9001内部監査員研修(14001も同様に)は、初めてISOを勉強する人でも内部監査員になれることを目指しています。

なので「初めてでもわかりやすく」が方針です。

 

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

ファブレスメーカーでのISO9001取得コンサルが増えています

ファブレスメーカーでのISO9001取得のコンサルティングが増えています。

最近では、工場のないファブレスメーカーもISO9001を取得するニーズが出てきてています。

理由は2つあると思います。

1つは、ファブレスメーカーの数が増えていること。

近年、工場を持たないメーカーが増えていますね。企画や開発設計を自社で行い、製造部分は、外注に依頼したり、海外の工場で製造するといった事業をしている企業が増えています。

工場をもたないことで、資金や資源的にも気軽に事業が立上げられること、アジアを中心に製造を依頼できる工場が増えていることも関係があると思います。

もう1つの理由は、

ファブレスメーカーの増加に伴い、ファブレスメーカーと大手企業との取引きが増加していること。

ファブレスメーカーの企画力、開発力、生産力(生産ネットワーク)が高くなって、大手企業と取引きが増えています。

これまで当社に認証取得のコンサルのご依頼があったファブレスメーカーのほとんどが、大手企業と取引きをするにあたり、ISO9001が必要になったとのことでした。

日本国内の製造業では、大手企業と直接取引しているメーカー工場では、そのほとんどがISO9001を取得していると思います。

大手企業では、商社に対してもISO9001の取得を要求しているケースがあるので、ファブレスメーカーにもISO取得を要求するのは必然の流れかと思います。

認証取得の方法、品質マニュアルの作成

製造工場をもたないファブレスメーカーがどのように品質マニュアルを作成し、ISO9001を取得するのか...

ISOはどんな業種業態でも取得できるシステム規格なので、各企業の事情に合わせてシステムを構築することになります。

なので、工場がない自社の活動そのままをシステム構築(ルール化)すれば良いだけです。品質マニュアルはどんな業態の企業でも問題なく作成できます。

システム構築について、当社のコンサルティングではお客様の既存の仕事のやり方をそのままルール化(マニュアル化)することを方針としているので、新しい特別なシステム(ルール)ができる訳ではありません。

品質マニュアルを作成する際も、仕事のやり方をヒアリングした上で代理作成します。

「明日からこの品質マニュアルの通りに仕事をしてください」といった新しいルールを押し付けるようなことはありませんのでご安心ください。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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内部監査員研修

ISOのための、ISO活動はやめましょう。もっと自然に

ISO9001または14001のコンサルティングをしていて、ときどき思うこと。

そして、ご理解いただきたいこと。

ISOの運用というのは、ISOのためにやるのではなく、自社のためにやるものです。

ISOは規格要求事項が、「あれやれ」「これやれ」と色んなことを要求しています。

その要求事項に対して
「ISOが要求しているから、それをやっている。規格要求がなければ、やらない」

もし、そんなことが起こっているのであれば、恐らく、それはやらなくていいことを、無駄にやっている可能性が高いです。

だったら、やらなくて良いのか?
規格は無駄や必要ないことを要求していることはありません。修正すべきは、やり方です。今とは違う方法で要求を満たすべきです。

先日、ISO9001とISO14001のコンサルティング先でこんなことがありました。

ISO9001の8.4項では、「外部提供者(仕入先、外注先)を再評価しなければならない」という要求事項があります。

要求事項の内容は、
外部提供者(仕入先、外注先)や、そこから提供される製品・サービスについて、問題が起こっていないか、このままその仕入先と取引を継続しても問題がないか、などを評価(再評価)してくださいという要求です。

この要求事項に関して、次のような質問をいただきました。

「取引先を再評価しないといけないんですか?」

質問をされた経緯は、コンサルタントの私が「ISOの要求事項全般について、ISOのためにやるんだったら、やらなくていいですよ」と再三申し上げていたのを受けられて、ご質問者は「仕入先の再評価は意味がない」と感じられ、このようなご質問をいただきました。

私の回答としては、

再評価は規格が要求しているので、やらなければなりません。

再評価をやならなくても良いか、または、やりたくない。という以前に、現実に問題がないから取引を継続されていらっしゃると思います。

その『問題がない』と感じられていること、そのものが再評価です。なので、ISOから要求される以前に、既に再評価はされていると思います。

やりたくないと仰っているのは、点数をつけたり、手間のかかる記録を残したりする「ISO的な再評価」のやり方であり、やりたくない、面倒だと感じられているISO的な再評価(ISOのためにやっている再評価)は、是非、やめにしていただいて、

「問題ない」と感じている事実、根拠は何なのか、問題ないと感じられるまでの流れそのものを再評価の方法(ルール)にすれば良いと思います。

「こうだったら問題ない、取引継続!」という条件を明確にしてください。

と回答しました。

この再評価に関する規格要求もそうですが、ISOの規格要求を要求以上に大きく捉えて、大きなイベントになっている会社が多いです。

『これがISOは大変だ』となっている原因です。

ISOが要求しているのは当たり前のことで、わざわざイベントにしなくても自然に満たしていることも多いです。

ISOのためのISO活動はやめましょう。

今回の言いたいこと、ご理解いただきたいこと、でした。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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ISO9001適用範囲の決め方、ISOコンサルをする中で(岡山県編)

岡山県にてISO9001・ISO14001のコンサルティングをして参りました。

すでに品質と環境の両規格の認証取得をしている岡山県の企業様ですが、この度、ISOの適用範囲を変更されるということでコンサルして参りました。

ISO支援ネットコンサルティング・内部監査員研修

ISOの適用範囲というのは、
ISO9001・ISO14001のいずれも適用範囲というのを明確にして、取得する必要があります。

適用範囲は、2つの範囲を明確にする必要があります。
1つは、何をしているかという「事業」の範囲と、
もう1つは、どこでしているかという「場所(事業所)」の範囲です。

「事業」の適用範囲についてですが、
機械設備を製造しているメーカーであれば、適用範囲は「〇〇機械の設計・製造」というのがよくある適用範囲になります。
当社は設計開発はしていなくて、製造だけしているよという会社であれば、
「〇〇機械の製造」が適用範囲です。

企業によっては、異なる複数の事業を営んでいる会社があります。
機械の製造だけではなく、ソフトウェアの開発もしていて、ソフトの販売もしているということであれば、それも事業です。
この2つの事業でISOを取得するとなると、適用範囲は次のような感じになります。
1.〇〇機械の設計・製造
2.ソフトウェアの開発・販売

しかし、会社が2つの事業をしているからと言って、2つ両方の事業でISOを取得する必要はありません。

事情によっては、どちらか一方の事業を適用範囲にして取得することも可能です。
上の例であれば、「〇〇機械の設計・製造」もしくは「ソフトウェアの開発・販売」のどちらかのみでISOを取得することは可能です。

しかし、次のように1つの一貫した事業の中で、一部を除外して適用範囲にして取得することはできません。

例えば、機械設備の開発設計と製造をしているのに、「開発設計」を適用除外にして、 「機械設備の製造」という事業だけでISOを取得することはできません。
この場合は、開発設計を含めてシステム構築をしてISOを取得する必要があります。

2つ目の適用範囲「事業所(場所)」について、
企業によっては、複数の離れた事業所で事業を行っている場合があります。

これには色んなケースが考えられます。
例えば、「機械設備の開発と製造」を事業としている会社で、
営業部門と開発部門は、岡山市内の事業所で活動していて、製造部門がある工場は岡山県外の工場建屋で活動している。

物理的に2つの場所(住所)に別れて事業を行っている場合、それぞれを独立した活動としてシステムを構築する場合と、場所は別れているが、1つのマネジメントシステムとして活動している場合で、ISOの取得方法、適用範囲の考えが変わります。

全ての事業所を含めて1つのマネジメントシステムとしてISOを取得する場合は、当然、2つの事業所(住所)を適用範囲として活動するだけです。

事業所が別れている場合、1つの事業所(住所)を適用範囲として独立してISOを取得することが可能です。

上記の、岡山市内に開発部門があり、岡山県外に製造部門の工場がある場合、どちらか1つの事業所だけでISOを取得することが可能です。

「可能」というのは、ISO取得の可否のことに限定した判断で、本来は、社内及び社外における要望(要求)や、提供する製品の品質などを考慮して、事業所単体で取得することが良いのかどうか可否を検討するのが理想です。

ISOのコンサルタントを長くしていると、適用範囲のことだけでも、取得をしたいという企業側から色んな事情や要望を受けて、理想とはかけ離れた適用範囲で取得している企業も少なくありません。

コンサルタントは、審査をする立場ではなく、企業を取得させる立場なので、お客様である企業の要望に応えるべく、いろんな知恵を絞って、適用範囲を考えたりもしています。

適用範囲を考えるというのは、適用範囲が良いかどうかの最終判断は、審査機関が行うので、審査機関がOKを出してくれる適用範囲にしなければなりません。

今回、コンサルさせていただいた岡山県の企業も、ISO9001とISO14001をすでに取得されていましたが、いびつな適用範囲でシステム運用をされていました。

会社にはいくつか事業所があり、組織を縦のラインに区切った一部で取得されていたので、1つの会社内で同じ仕事をしていても、所属する部門や場所によって、ISOの適用範囲に含まれたり、含まれなかったりと、バランスが悪い取り方をされていました。

この会社では、ISOを維持するためには仕方がないと考えられていたようですが、会社の一部で取得するにも、スッキリとした取り方があることをお伝えして、システムを軽くして負担のないような適用範囲に変更させていただきました。

2015年版移行と適用範囲の変更の審査も無事にパスして、気持ちよく運用いただいていると思います。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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内部監査員研修

ISO9001の目的を解説、テーマは「儲かるISOとは」

儲かるISO9001を考える。

ここでいうISOとは、ISO9001:2015「品質マネジメントシステム」のことです。

ここでは、ISO=ISO9001としてお話したいと思います。

JAB(日本適合性認定協会)が認証しているISO9001取得組織は、日本国内で50,000件を超えています。

そのうち、ISOが経営に役立っている企業はどれくらいあるでしょうか。

お客様との取引を維持する上で、ISOが必須といった企業もあり、そういう意味で何らかの取得メリットがあって維持されているかと思いますが、

ISOを導入していることで、その品質マネジメントシステムとしてのルールや仕組みが有効に、効果的に機能している企業はどれくらいあるでしょうか。

50000件ある組織のうち、システムとして役に立っている企業は、そこそこあるのではとも思いますが、

事業として商売として、儲けにつながっている企業は少ないのではないでしょうか。

弊社ISO支援ネットは、ISO9001の規格要求の意図のひとつある「顧客満足」ということに主眼をおいてコンサルティングや内部監査員研修を実施しています。

ISO9001では、品質マネジメントシステム要求事項において、組織が仕事をする上で様々な要求を突き付けています。

その要求を出す目的のひとつは「顧客満足」のためです。

ISOを制定している国際機関である国際標準化機構は、組織がISO9001を構築して運営する大きな目的として、組織が顧客満足を実現することを設定しています。

ISO9001の目的の一つは顧客満足です。

(目的の一つと言っているのは、他にもありますが、今回は顧客満足に焦点を合わせてお話します。)

なので取得する側の組織の目的であり、成果としても「顧客満足」を実現するべきです。実現できている、もしくは、実現に近づいていなければ、費用や時間をかけてISOを維持していることはもったいないです。

ISOのための、ISO活動は、もうやめにしましょう。

弊社ISO支援ネットでは、この顧客満足に主眼を置いています。

そして、その顧客満足の先のことを捉えています。

それは、「お客様を満足させて儲かる会社にしましょう」ということです。

お客様ばかり満足して、リターンがなければ仕事をしていて面白くありません。
その様に考えない方々もいらっしゃるかもしれませんが、弊社では、適正なリターンを獲得することを目指しています。

なので弊社ISO支援ネットが、ISOの目的を直接的に表現すると、

ISO9001の目的は、「会社の儲け」です。儲ける会社になることが、ISO9001の目的です。

コンサルティングやISO9001の内部監査員研修をするときは、必ずこの話をさせていただきます。

内部監査員研修では、「内部監査は各部署が儲ける仕事ができているかをチェックしてください」と話しています。

「規格条項の何番がなになに」という講義もありますが、それより、儲かることだったり、会社のためだったり、自分たちのためであったり、そういった活動ができているかを監査することが重要だということを伝えています。

想像していただきたいのですが、

内部監査員の方々が、定期的に社内の各部署を

「顧客満足のための仕事ができているか」=「儲かる仕事の仕方をしているか」

という視点でチェックをして指摘や改善を促してくれたら、

会社はどのように変化するでしょうか。

一度の監査で大きく変わることはないかもしれませんが、

毎年、定期的に実施する内部監査で、少しずつ少しずつ各部門は変化していき、

その少しずつの積み重ねは、気づけば組織の大きな変化になっていることだと確信しています。

ISO9001は、過去の品質保証のシステムから、品質マネジメントシステムに変化しています。

そして、柔軟な自社に合わせた、自社のためのシステム構築ができるようになっています。

形骸化しているシステム運用や内部監査はもったいないです。

ISOの要求事項をクリアして、多くの組織が儲かる会社になっていただきたいと思います。

最後に儲かるということの補足ですが、

儲かることは売上があがることや、利益率があがることと考えています。

ISOや内部監査でそれが実現できるのか?

一番の近道は、PDCAの効率をあげること、プロセスアプローチの精度をあげることです。

ISO9001のJIS版(JIS Q 9001)の序章には、このPDCAとプロセスアプローチについて解説しています。

弊社ISO支援ネットの内部監査員研修でも、このことは重要なことであると解説しています。

儲けることと、PDCA、プロセスアプローチは全て共通した考えと活動です。

簡単にいうと、無駄をなくすことです。

内部監査で無駄がないかチェックをすることが、ISOの目的達成に重要です。

弊社ISO支援ネットでは、ISO9001をこのように捉えています。

共感して、目的を実現していただければ幸いです。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
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内部監査員研修

北海道の企業様にてISO内部監査員研修を実施しました。

北海道の企業様にて、ISO14001の内部監査員研修を実施しました。

広い広い北海道、企業の数も多く、研修の引合いをいただくこともしばしば。

 

今回は、北海道室蘭市の企業様にて環境マネジメントシステムの内部監査員研修をさせていただきました。

(上は北海道室蘭市での内部監査員研修の写真)

ISO支援ネット

(研修料金などを知りたい方は、上↑↑の検索窓をクリックしてください)

 

 

北海道の中でも室蘭市は、鉄鋼の町として全国的に有名ですね。

鉄鋼と室蘭が結び付かない人でも、

室蘭といえば、札幌、函館、釧路、旭川、帯広などと並んで、誰もが知っている北海道の有名な町です。

 

鉄鋼が栄えている町で企業も多く、内部監査員研修を実施させていただいた企業も、鉄鋼関係のお仕事をされていました。

 

こちらでISO14001の内部監査員研修をすることは決まっていたのですが、
お忙しくされているようで、受講者が揃う日がなかなか取れず、講師とのスケジュールの兼ね合いもあり、日程調整にやや時間がかかりました。

 

忙しいことは事業としては良いことですが、忙しいなかで研修に時間を割くというのは、なかなか難しいものです。

当社ISO支援ネットの内部監査員研修は、標準の研修が1.5日ですが、こちらでは、そういった事情もあり1日での研修となりました。

 

内部監査員を養成する研修は、標準的に2日間というケースが多いかと思いますが、その内容を1日でするので、受講者の方も大変です。

実は講師も時間に追われるので、やや大変です。

 

そんなことで、
余裕がある場合は、しっかり学習していただける1.5日コースがお奨めですが、最近は1日研修も多くなっています。

1日研修でもしっかり内部監査員になっていただくための勉強していただきますので、ご事情に合わせてご検討ください。

 

研修料金などは、当社ISO支援ネットのホームページでご覧いただけます。

研修は、ISO9001の場合も一律定額です。

講師の出張交通費のみ、北海道内でも交通費によって金額が変動いたします。

出張交通費を含めた全ての料金をお見積りいたしますので、お問合せください。

札幌、函館、釧路、旭川、帯広、小樽、苫小牧、北見、千歳などなど、北海道全域に参ります。

詳しくは、内部監査員研修のページまで。

 

ISO支援ネット

 

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内部監査員研修

台風が接近するなか、長崎県にて内部監査員研修を実施しました。

長崎県でISO9001:2015の内部監査員研修を実施してきました。

弊社ISO支援ネットは、講師が企業に訪問してISO内部監査員研修を実施する講師派遣型で、企業様の実情に合わせた演習など、実践的な内部監査員研修を提供しています。

今回、実施させていただいた長崎県内の企業様では、これまで内部監査員研修を受講するには、福岡市内まで出向いて研修に参加されていたとのことで、長崎から博多に行くとなると、移動時間や出張費用が負担になるとのことでした。

講師が出張派遣することで、研修以外の負担を軽減できることでも喜んでいただきました。

 

ISO支援ネット長崎県でコンサルティング・内部監査員研修

 

全国の企業に講師を出張派遣していると、いろんな事が起こります。

ちょっとしたトラブルというのでしょうか、出来事です。

仮に起こっても、
研修のご依頼をいただいた企業様にご迷惑をおかけすることでなければ、起こってしまったトラブルも、後々時間が経てば、ちょっとした苦労話や笑い話になるので、それも良い思い出となります。

幸い、弊社ではお客様にご迷惑をかけるトラブルが起こったことは
ほとんどありません。

最もよくあるトラブルは、講師が研修会場に行き来する際の交通機関の乱れです。

都市部から離れた郊外に出向くことも度々ですが、そういう地域では、電車の本数が少なかったりして、ちょっとしたことで影響が出やすいものです。

 

今回は長崎県の企業様で実施させていただいたISO9001の内部監査員研修では、研修を実施すると時を同じく、長崎をはじめとした九州地方に台風が接近してきているところで、台風の上陸と内部監査員研修の日程がぶつかりそうになりました。

かなり大型の台風が九州地方に接近しようとしているところで、場合によっては研修延期もやむを得ないと思いつつ、数日前から天気予報を気にしながら、内部監査員研修当日を迎えました。

幸い内部監査員研修の期間中は、暴風や激しい雨にあうこともなく、
晴天ではないものの、長崎に台風が接近しているとは思えないくらいの穏やかな天気のなか、無事に予定通りの日程で内部監査員研修を終えることができました。

ただ、内部監査員研修は無事に終えることができましたが、研修を終えた翌日の日曜日には、台風が長崎県を襲い、長崎県の雲仙市、島原市の地域では、1200人を超える方々が自主避難をされました。また、長崎県内の鉄道、バス、船の運航は、
運休など大きな影響がでた模様です。

台風が襲ったのが日曜日でしたので、長崎県内の企業活動にはあまり影響がでなかったのではと推測しますが、研修を実施させていただいた企業も、諫早市から島原方面にある企業様でしたので、かなりの暴風・暴雨が襲ったのではないかと想像します。

平日であれば社員の方々の通勤にも影響が出たものと思われます。

 

台風が一日ずれていれば内部監査員研修も無事に終えることができなかったかもしれません。

天候や交通の乱れのトラブルなく研修を実施できたことを感謝いたします。

 

ISO支援ネットでは、全国の企業に講師を出張派遣して内部監査員研修を実施しています。全国30以上の都市から講師を派遣しています。

例えば、長崎県内での企業様でしたら、
研修料金に加えて、地元の長崎駅を起点とした出張費用だけを頂戴しております。

研修にかかるトータル費用を抑えることができます。

 

研修料金は、ISO支援ネットの内部監査員研修ページをご覧ください。

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内部監査員研修

大阪の企業で内部監査員研修を実施、研修でISOの誤解を解く

大阪にてISO9001:2015の内部監査員研修を実施しました。

こちらは、弊社がISO9001の認証取得のコンサルティングもさせていただいている会社です。

弊社ISO支援ネットでは、コンサルティングをさせていただく会社では、必ず弊社で内部監査員研修をさせていただき、企業規模にもよりますが、10人前後の社員の方に内部監査員になっていただきます。


(大阪の企業にて内部監査員研修を実施)
ISO支援ネット大阪でコンサルティング、内部監査員研修

 

こちらのコンサルティングをしている大阪の会社でも10人ほどの社員の方に、内部監査員研修に参加してもらいました。

会社内で内部監査員になる人は、多ければ多いほど良いと考えています。

それは、内部監査員の方がその会社で一番ISOを理解されるからです。

多くの会社でそうではないかと思いますが、企業の一社員の方にとっては、会社でISOを取得することになったり、内部監査員に選ばれたりすることは歓迎されるものではありません。

「ISOなんて面倒なことに関わりたくない」というのが本音のところではないでしょうか。

私もその気持ちはよくわかります。

ただし、ISOを誤解されている方も大変多いと感じています。

「ISOは大変なこと」「ISOは面倒なこと」

事実、大変な運用をしている会社も多くあるかと思いますが、本当のISOはそうではないのです。

その誤解を解くのが、弊社ISO支援ネットの内部監査員研修です。

多くの人が内部監査員研修に参加していただき、誤解なくシステム運用をしていただきたいのです。

確かに、内部監査員研修に参加して、勉強していただくのは大変な事だと思いますが、ISOに対する誤解は解いていただけるものだと思います。

実際に、過去に内部監査員研修に参加した多くの方から、

「ISOに対する見方が好意的になった」というような感想を沢山いただいています。

「勉強になった」ではなく「面白かった」と言っていただいたことも、一度や二度ではありません。

それだけ、ISO9001や14001のことを嫌っていたり、誤解している人が多いのだと思います。

ただし、ISOのことを全く触れていない人で、そもそも誤解も何もしていない人にとっては、内部監査員研修はただ大変だけかもしれません。

でも、ISO9001が会社にとって良いものであることは判っていただけると思います。
(ISO支援ネットの内部監査は、初心者の方がISOを理解し、内部監査をしていただける初心者向けの研修です。)

ISOはルールづくりで、そのルールが上手くいっているか、効果を発揮しているかを確認するのが内部監査です。

ルールとは、表現を変えると会社の法律です。

法律は私たちの生活や人生に恩恵があるべきものです。税金をゼロにするというような、ただ単に楽だけを得られることを言っているのではありません。

法律は、安全に幸せに生活できるためのものであり、恩恵のない無駄な法律は変えた方が良いと考えます。

その法律を変えることができる機会が内部監査です。

 

 

ISO支援ネットでは、大阪をはじめ、全国の企業にて内部監査員研修を実施しています。

 

ISO支援ネット

 

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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内部監査員研修

ISO9001を取得するには業務フロー図が必要か?静岡の内部監査員研修での話

静岡県藤枝市にてISO9001:2015の内部監査員研修を実施しました。

ご依頼いただいたのは、化学品関係のメーカーで、これからISO9001の認証取得をするという準備中の企業様でした。

取得をするために、すでに他のISOコンサルタントからのコンサルティングを受けながら、品質マニュアルなどの文書の準備も進めているということでした。

研修受講者の方々は、そのISO9001取得を取組む推進メンバーの方々で、東京をはじめとした静岡県外と県内の他の事業所から内部監査員研修のために集まっていただいた方々でした。


ISO支援ネット

当社ISO支援ネットの内部監査員研修は、初めてISO9001を勉強される方でも、規格を理解し内部監査を実施していただけるように、「ISOとは」といった話から始まり、規格要求事項も最初から解説しています。

今回の受講者の方々は、推進メンバーとしてISOコンサルティングを受けていらっしゃるので、ISOや規格要求の基礎的な部分はご存じだったようですが、契約されているISOコンサルタントと、内部監査員研修の講師の話や解釈が異なっていたようで、「コンサルタントが言っていたことと違うな」といった戸惑いもあったようです。

そういったこともあり、取得準備において生じている疑問や問題について、沢山のご質問をいただき、質疑応答の時間も意義あるものであったと感じています。

質疑応答の一部をご紹介します。

質問:「ISOコンサルティングを受けて業務フロー図を作成するところですが、業務フロー図は必要ないのですか?」

回答:「ISO9001の規格要求事項4.4項に、会社の中にあるプロセスの相互関係と順序を明確にしなさい。という要求があります。この要求を受けて多くの企業では業務フロー図を用意しています。しかし、業務フロー図でなくても、プロセスである会社内の仕事や業務の流れ、順序関係が明確にできていれば業務フロー図はいりません」

私どもISO支援ネットの考えは、ISOのためのISOは是非やめていただきたい。例えばフロー図でも、会社として必要性があるのであれば、是非とも作成していただきたいですし、ISOの審査を受けるためだけにフロー図を作成するのは反対です。

ISOは自社の利益のためにシステムを構築し運営するものです。規格要求は、どの要求においても、どれだけしなさいとか、どの程度しなさいとか、文書であれば、こんな様式を使いなさいとか、強制する要求はありません。

あくまで取得する企業主体で要求を満たせば良いのです。企業主体とは、ISO取得の目的を基準に考えれば良いと思います。

ISOを取得する目的が品質向上であれば、品質向上を実現するために、顧客満足であれば顧客満足向上を実現するため、その他目的を実現するために、必要な活動や文書を用意すれば良いと考えます。

ただし、ISOに関する考えは、コンサルタントや審査機関、審査員によっても異なります。当社の考えが絶対で、他の方々が間違っているということはありません。

なので、外部の人間の考えを参考にしながら、自社のために活かすISOの形を構築していただければ良いのではないでしょうか。

以上、静岡県藤枝市での内部監査員研修の話でした。

当社では、静岡県内はもちろん、全国にて内部監査員研修を実施しています。取得を準備中の企業様も歓迎です。

詳細はこちらをISO支援ネットをご覧ください。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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滋賀県の企業でISO9001のコンサルティング進行中です。

この度、滋賀県長浜市で製造業を営んでいる企業のIISO9001認証取得のコンサルティングをさせていただくことになりました。

なので今年の年末もしくは来年はじめごろまで滋賀県長浜市にちょくちょく訪問することとなります。

滋賀県長浜市と言えば、豊臣秀吉のゆかりの地、長浜城や町屋が並ぶ城下町、伊吹山など、滋賀の観光地としても有名です。

時間があれば、少し観光もしたいと考えています。

滋賀県の企業とは、なぜか色々とご縁があり、ISOのコンサルティングや内部監査員研修でも、よくご依頼をいただける地域です。

長浜であれば、電車でもアクセスが良いエリアですが、滋賀県内は車でも訪問しやすい交通の便が良いところです。

ただいま、滋賀県長浜市のお客様のもとでは、ISOコンサルティング進行中です。

現状の仕事のやり方をお聞きするヒアリングをしているところで、ヒアリングを基に品質マニュアルを代行作成させていただきます。

出来る限り現状の仕事のやり方をくずさずシステム構築をして、システム運用の段階でより良いシステムに作り上げる予定です。

現状の仕事のやり方とマッチしないシステムを構築してしまうと、システム運用が負担となり、ISO9001の目的である継続的改善が機能しなくなるばかりか、「ISOって面倒くさい」となってしまいます。

皆さんの周りでも「ISOって大変だ!」と言っている人がいるのではないでしょうか。

自社にマッチしないシステムを構築してしまうと、ISOの良さを感じ前に、負担だけがのしかかってしまいます。

ISO9001の良いところは規格の中に自浄作用が含まれているところです。

ISOが良いものになるか、それとも足かせになるかの、システム構築が分岐点です。

年内いっぱい滋賀県に通い、お客様のご期待に沿うISO9001に仕上げたいと考えています。

ISO9001の認証取得、システム運用にご関心がある方は弊社までお気軽にお問い合わせください。


ISO支援ネットは、ISOコンサルティングを福岡県をはじめ全国の企業様に提供しています。

コンサルティングも研修も、いずれも全国対応しています。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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