広島県でISO9001認証取得コンサルティングをしています。

ただいま広島県でISO9001のコンサルティングをしています。

当社は全国の企業様にコンサルタントが訪問して認証取得の支援をする会社です。

(当社・ISO支援ネットのコンサルティング料金 → 社員2名からの料金表

こちら広島の企業は、業種は製造業、金属加工をされている約40名の会社です。

大型の加工機を保有されて、さらに従業員10名以上が設計部門に所属され、ノウハウや独自の加工技術をもっていることを強みとする会社です。

そのため、特に営業に注力しなくても、お客様から指名で仕事が入ることが多いそうです。

ISO9001を取得することになった理由は、自動車関係のお客様も多く、お客様の要望と後押しがあって取得することになったとのこと。


最近、製造業のコンサルティングをさせてもらうときは、自動車関係というキーワードがよく出てきます。

こちら広島県の企業の他にも、コンサルティングをしている製造系の企業では、自動車関係のお客様の関係で取得に至ったということがここ1年でも多くありました。(2021年~2022年の話です)


さて、広島県の企業の話に戻りますが、当初はISO取得のために外部コンサルティングを受けず、自社だけで自力で取得をすることを目指されたとのことでした。

社長が20年以上前、前職の大手製造業でお仕事をされていた頃に、ISO9001に触れていらっしゃったということもあり、最初に取得を決心されたときは、自社の力だけでチャレンジするということで準備を始められました。

ISO取得に向けた年間スケジュールを工程表として計画策定され、社内メンバーも選定して進め始めたそうですが、どうしてもテンポよく進まず、数ヶ月経過したころ、外部の支援を受けた方が効率が良いと判断され、当社にお声をかけていただきました。

インターネットでコンサルティング会社を検索され、数社ほど候補があがったようですが、当社のコンサルティング方針や価格に好感をもっていただき、ご依頼をいただきました。


ちなみに、当社のコンサルティング方針ですが、負担のないISO取得と、取得後も外部のコンサルティングに頼らず自社のみで負担なく運用維持していただくことを目指しています。

詳しくは、当社「ISO支援ネット」のホームページをご覧ください。



私がこちら広島県の会社のISOコンサルティングを担当させていただいたのですが、お申込みいただいた時点では、弊社のISOコンサルのご依頼が他社様からも複数重なっている時期で、少しお待ちいただくご迷惑をおかけすることとなりました。

ただし、当初の自力取得を前提に計画されたISO取得スケジュールに影響ないように社長と打合せをした上で調整させていただき、 無事に当初の計画どおりISO審査を受けるステップまで到達し、認証取得も間違いないと言えるところまで来ています。

初めてこちらの広島の本社工場に訪問したときは、工場や設計部隊の人数規模、業務内容、取引先の内容からすると、品質管理が極めて重要なお仕事で、10年~20年以上前にISOを取得していてもおかしくないと感じました。

こちらの企業の規模や取引先の内容でしたら、通常であれば、ISO取得の必要性や顧客からの取得要請がもっと以前に強くあるように思います。

2020年を過ぎて、ISO9001認証なくとも事業を安定維持されて来たのは、他にない独自の技術力があっての経営だったからからのようです。

故に全国各地にお客様を持たれ、多くの取引実績を保有されていました。
こういう独自力の強い企業であってもISO9001の認証取得を無視できない時代となっているようです。


こちら広島でのISO取得のコンサルですが、もともと自力で取得されようとしていた計画と、当社の支援計画を上手くかみ合わせ、滞りなく6ヶ月で審査を受けるところまで到達し、来月にも認証取得に至るところです。



[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

名古屋の5名の製造業で、ISO9001のコンサルティングをしています

名古屋でのISOコンサルティングの話です

名古屋市の郊外の金属加工会社でISO9001のコンサルタントをしている途中です。

こちらの会社は、社長と経理の2人は親族関係で、ほかに製造現場に3名の従業員がいらっしゃり、合計5人の小規模の会社です。

最近は、こちらのように3人や5人といった10人以下の小規模の会社からもISOコンサルタントのご依頼をいただくことが多くなりました。

製造業の他にも建設業、商社など様々な業種からのISOコンサルのご依頼を頂戴しています。

(当社は人数別でコンサルタント料を設定、2名から受付けています)

こちら名古屋の会社 (厳密に言うと名古屋の近郊) は、1回目の認証取得の審査を無事に終えました。

ISO9001認証取得のための初めて受ける審査は、2段階の審査が行われます。(一次と二次の審査を合格して認証取得となります。)

1回目(一次)の審査は下見のような位置づけで、活動の状況を表面的に確認され、2回目(二次)の審査で、各仕事や活動についてしっかり審査されます。

今回の一次の審査の様子では、間違いなく二次審査も合格し、問題なくISO9001の認証取得をしていただける状態です。あとは2回目の審査の日が来るのを待つだけです。

名古屋・愛知県は製造業が多く、ISOのご依頼も

ご存知のように、名古屋をはじめ愛知県には自動車関係の会社が大変多く、製造業が盛んな地域です。

そのため、これまでも名古屋圏でISOコンサルタントやISO研修のご依頼をいただくことも非常に多いです。

こちらの会社も車両部品の金属加工もされていて、品質管理に厳しい業界であるため、取引上ISO9001の認証取得が必要となりコンサルタントのご依頼をいただきました。

当社のコンサルティング方針、負担は少なく

当社のコンサルタント方針は、まずは、負担なく取得して、負担なく維持運用できることを目指しています。

ISO9001は国内で3万社以上の会社が取得されていますが、ISOが負担となって苦労されている企業が大変多いです。

ISO9001は取得して苦労を強いられるものではなく、仕事が円滑に推進されることを目指す規格です。

本来はスムーズに仕事が進むことを目指す規格なのですが、全く真逆の「苦労」や「負担」を背負って運営している企業も多く、難易度が高い規格と勘違いされたり、間違った運用をしていたり、誤解している企業が多いのも事実です。

当社のコンサルティングは、そういった誤解を解き、本来の目的を実現してもらうように、お手伝いをしています。

今回、ISO取得に当たって実施してもらったこと

こちら名古屋の会社も、ISO9001の取得にあたり、基本的な仕事のやり方はこれまで通りに変えずにISO審査を受けるに至りました。

取得に当たって変えていただいたこともあります。

ISOを取得するにあたって実施していただいたことは、
・不適合品(不良品)の件数と内容を判るようにしていただいたこと
・社内で定期的にミーティングを開催していただいたこと
の2点です。

ISOでは不適合品は必ず発生するものと考えています。
なので、不良品が出ること自体は全く問題ありません。
規格が要求しているのは、どんな不良が発生しているかを把握することです。

ISOの準備が始まって不適合品の件数をカウントしていただくようになり、数ヶ月で小さな不良も含め100件以上の不適合品が発生していることが判りました。

それまでは、不良品が多少発生しているという認識だけでしたが、どんな不適合品がどれだけ出ていると件数と内容が判るようになっただけでも成果です。

この会社がISOの準備をはじめて、大きく変わったこと

もう1つのミーティングは、週に1回、全員で、と言っても5人ですが、ミーティングをして情報共有や、意見や提案を交換するようになりました。
ミーティングを始めるようになり、大きく変化したことがありました。

それは、現場の整理整頓です。
現場が見違えるようにきれいになりました。

ISO取得の準備を始める以前から、時間をとって習慣的に清掃活動をされていましたが、ミーティングによって、現場の方々の会社の方向性やISOへの意識が高まり、それが清掃活動にも表れたと経営者の方が話をしてくれました。

この名古屋の会社では、ISOが始まったばかりで、色んな成果が出るのはこれからかと思いますが、早くもISOの本来の成果が表れつつあります。

不適合品も、これまでは、それぞれの担当個人で不適合の発生やその処置を把握していましたが、全員で共有するようになれば、ある程度は自然に減少するかと想像しています。

ISO取得が難しい、これは誤解で規格の本来の意図が大切

ISO9001は決して難易度の高い管理をしないといけない規格ではありません。
ISOは難しい事をしないといけないと、誤った解釈で苦労している会社が多く、その噂と印象が広まり、事実と異なる認識を持っている方が本当に多いのです。

「当社にはまだISOは難しい」と話される経営者もいらっしゃるのですが、

ISO9001はISOのためではなく、自分たちの仕事が上手く進むための規格です。

小規模の会社であるほど、個人プレーで仕事を進めているケースが多く、組織運営を円滑にするためにも10人前後や、3人、5人といった小規模会社が取得するメリットは高いかと思います。

名古屋でのISOコンサルティング実績

今回は5人の製造業のISO取得の話でしたが、名古屋では他にも様々な企業のISOコンサルや研修を実施しています。ブログになっている一部をご紹介します。

経営者のリアルな感想。ISO9001取得の経緯、変化と効果

工事会社のISO9001取得事情

商社での設計開発(企画)の考え。名古屋でISO9001コンサル中です。

愛知県にてISO14001:2015の内部監査員研修を実施しました

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

商社の設計開発(企画)の考え。名古屋でISO9001コンサル中です。

愛知県名古屋の商社で、ISO9001の認証取得コンサルティングをしています。

2020年から2021年にかけて、愛知県の企業に訪問する頻度がとても多いです。

ISO研修なども含めて、この1年では愛知県の企業からISO関連のご依頼を一番多くいただいているかもしれません。

名古屋をはじめ、愛知県には自動車関連の企業が多く、品質規格との関わりのある企業が多いせいでしょうね。

商社のISO9001が増えている

また、現在、名古屋にて商社のISOコンサルティングをしていますが、

ここ数年、商社がISO9001を認証取得するということで、商社事業をされている会社からのISOコンサルティング依頼が増えています。

名古屋の会社は、機械部品を工場に販売している商社ですが、

こちら以外にも、最近では、

・化学品材料の輸出商社

・住宅の内装設備製品の企画販売商社

・製造装置部品の企画販売商社

・化学素材の輸入商社

・機械装置の企画販売商社

と様々な商社のISO9001取得のコンサルティングをしています。

遡れば、もっと多くの商社の支援をしてきましたが、ここ数年は特に増えている気がします。

ISO9001が必要な商社の傾向

最近の傾向としては、

輸出入をする貿易商社、海外取引のある商社がISO9001認証取得を必要とされていること、

それから、商品卸の販売だけではなく自社で企画開発をしている商社の認証取得も増えています。

商社での企画(設計開発)について

上記に列挙した中で「企画販売」と書いている商社がそれですが、

「企画販売」いわゆる設計開発にあたる業務をしている商社は、ISO9001の8.3項「設計開発」に関する要求事項を順守する必要があります。

通常の製品卸(販売)だけの商社は「企画開発」や「設計」の業務・機能を保有しないとして、8.3項「設計開発」の要求事項は該当せず、適用除外(非適用)とすることが可能です。

商社であっても、ファブレスメーカーというポジションで設計を自社で行っている企業であれば、8.3項の要求事項は必ず適用して順守する必要があります。

近年、商社からファブレスメーカーへと移行している企業も多いですね。

設計開発(企画)を適用するか、条件

商社の中には、

企画(設計開発)をしているか、していないか、どちらにも取れるような会社もあります。

そんな時は、ISOの意図や要求事項を説明したり、商社側の考えをお聞きした上で、

「企画(設計開発)を含めてISO9001を取得するか、最終的に判断します」

商社がISO9001の認証取得をするとき、設計開発を適用するか、適用除外(非適用)とするかは、企業側やコンサルタントが選べるものではありません。

設計開発を適用する会社、しない会社

客観的に見て、設計開発をしているのであれば、当然、8.3項「設計開発」の要求事項を適用(順守)しなければなりません。

選べるというより、適切に判断するというのが正しい言い方ですが、設計開発をしているか、していないか、どちらにも取れるようなケースに限って検討が必要になります。

商社に限らず、設計を含めるか、含めないか、検討しなければならない企業は、製造業や建設工事業にも案外多いものです。

例えば、お客様である発注者の図面・仕様通りに、加工や工事をするという企業では、設計開発はしていない、と判断するケースもありますし、

同様のケースでも、発注者から図面を提供されていても、製品化や施工を実現するために、改めて自社で図面や詳細仕様、工程などを設計するという場合は、設計開発が適用されるというケースもあります。

設計開発を適用すると、どうなる?

さて、設計開発の要求事項を適用して取得した場合と、設計開発を含めず、適用除外にして取得した場合と、何がどのように異なるのか

正直、あまり大きな違いはないと感じているのですが、

違いを言うなら2つの事があります。

認証書に設計開発の文字を入れられる、その効果は?

1つ目は、ISO9001の認証書には適用範囲(適用業務)として事業名が記載されるので、

「○○の企画・販売」

「○○製品の設計、販売」

と「企画」や「設計」をしていることを認証書の事業名に表現として盛り込むことができます。

認証書の事業内容の記載に「企画」や「設計」を含めることは、良いことと思えますが、実際の効果として、大きなプラスになることは多くないと思います。

例えば、取引先のお客様からISO9001取得を要請された場合でも、お客様が気にしているのは、ISOを取得しているか、していないか、認証取得の可否であって、

適用事業の表現まで気にして、設計を含んでいるか、いないかを気にするケースは稀かと考えます。

仮に、設計の要求事項を適用して認証取得をしている商社であっても、認証書の適用範囲の表現は「○○の販売」として、設計を前面にしていないケースもあると思います。

ISO9001要求事項、8.3項「設計開発」の順守が必須

2つ目は、ISO9001の8.3項「設計開発」の要求事項を順守しなければならないということです。

主にどんな要求で何を順守(実行)しないかと言うと、

会社として設計開発(企画)をどのように進行するか、流れや手順(ルール)を定め、

日々の設計開発業務を定めたルール通りに進める、

実際に実施した設計開発(企画)について、どのような依頼(ニーズ)で始まり、どのように進めたのか、トレーサビリティや検証、変更等の記録を残しておく、

これらの事が必要になります。

決して難しいことではありません。

上記のことは、当たり前として、やるべき事かと思います。

なので、通常であれば、現状の設計開発(企画)で実行していることを、そのままをルールとして捉え、業務を続けてもらえればOKです。

(当社・ISO支援ネットの場合は、貴社の設計企画の業務内容をコンサルタントがヒアリングして、当社にてマニュアル化、ルール化します)

商社の現状と、設計開発の適用の難易度

しかしながら、

「この設計開発の要求は難しい」

「設計開発の要求は適用したくない」

と考える商社もいらっしゃると思います。

当社がこれまで商社のISOコンサルティングしてきた中で、設計開発をしているけれども、設計開発のルールが社内で共有化されていない、そんな企業はけっこう多くありました。

商社として設計開発をしているが、その仕事の進め方は、

・営業個人に任せていて、

・それぞれの営業担当が個人商店のように、お客様の要望を基に仕事を進めている、

・その進捗は担当者しか判らない、

この様なケースが多くありました。

企画業務をしている商社の「あるある」事例ではないかと思うぐらい、多いと感じています。

ISO9001を取得することを機会に、社内の設計開発(企画)業務の手順を明確化することは、非常に良い事かと考えます。

当社の経験上、営業の方は、企画業務をルール化することを非常に嫌がりますが、嫌がる一方、やならければいけない事だとも、誰もが理解されています。

ISO導入を嫌がる社員、その対策

これまでの経験上ですが、

営業部門や営業担当は、ISO導入を嫌がるケースが非常に多いです。

取引先はISO取得を推奨するが、それをどうにか避けて凌いで来たという会社も多いです。

営業の人は、営業成績は確保するから、仕事のやり方は自由にさせてくれという考えの人が多くいらっしゃいます。

その気持ちはとてもよくわかります。

なので、社内でISOに対するアレルギーがある場合は、あまりルールを厳格化し過ぎず、業務を進行過程の通過するポイントだけをいくつか押さえ、それ以外は各担当者に自由度を持たせることで、ISOに反対する気持ちやISO導入のハードルが下がります。

ISO9001導入、目的と方法を間違えない

ISO9001に関しては、周囲の噂を聞いたり、これまでの顧客の厳しい要求に対応する中で、ISO取得の難易度をとても高くイメージしている人が多くいらっしゃいます。

ISO取得は特に難しいことではありません。

日頃から行っている業務を明確にして、それをルールと呼び、マニュアル化するだけです。

ただ、そのルールを現状以上に厳格化したり、大企業のルールを真似て「大変だ」と苦しんでいる企業が多い事も事実です。

ISOは厳格なルールを作ることが目的ではありません。

顧客満足を高めることや、仕事のやり方を継続的に改善する仕組みや考えを会社に導入して、会社や仕事がより良くなっていくこと、働きやすい会社にすることが本来の目的です。

名古屋・愛知県でのコンサルは続きます

名古屋の商社も、秋頃にはISO9001の認証取得ができそうです。

他にも愛知県内でISOコンサルティングを進行中の会社もあり、またまた別の愛知県内の会社から新しいご依頼も頂戴しており、秋からISO9001のコンサルティングを開始させてもらう予定です。

2022年以降も愛知県への訪問は続きそうです。 

名古屋、愛知県内でISO9001取得を検討されている企業様、商社に限らず、どんな業種にも対応しております。
お気軽にご依頼、お申込みください。お待ちしております。

なお、先着順に受付け、コンサルティングを開始しております。

お申込みいただくタイミングによっては、コンサル開始までお待ちいただく場合がございます。

ISO支援ネットのホームページに受付け状況をご案内しております。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


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北海道でISO9001コンサルティングをしています。公共工事の建設工事会社

ただいま北海道の建設会社でISO9001認証取得のコンサルティングをしています。

土木工事の事業をされている10数名の工事会社さんです。

順調にコンサルティングも進み、もう審査を受ける手前の時期となっています。

当社は全国の企業を対象にISOコンサルティングを提供しているので、北は北海道から、南は九州まで訪問しています。

先日も、愛知県の企業を訪問した後に福岡へ、その後、福岡空港から札幌の新千歳空港に行くという出張スケジュールでお客様の訪問をしていたところです。

全国、どこにでも訪問しているのですが、北海道となると気持ちは新鮮です。

訪問する地域はどうしても企業数が集中しているエリアとなり、関東や東海、関西からのご依頼をいただくことが多いからです。

今回は、3月の雪が残る北海道でコンサルティングが始まったのですが、ISO審査の頃には、北海道の木々が青々と茂り、季節の移り変わりに触れ、北海道の自然の豊かさを実感しました。

さて、今回、北海道でコンサルティングをしている土木工事会社さんですが、ISO9001取得の目的は、公共工事の入札に参加しているため、会社の評点を上げるためにISO9001の取得に踏み切られました。

一般的にISO9001取得が難しいというイメージをお持ちの方も多いのですが、それは10年前、20年前に取得された企業の話で、2021年、現時点で今から取得される企業にとっては、とても取得しやすい規格に変化しています。

変化しているのは、国際規格自体が改正されていますし、コンサルタントや審査機関のISOに対する解釈も変化しつつあります。

中でも、公共工事を請け負っている建設会社さんにとっては、特に取得しやすい規格かと思います。

それはなぜか、ISOはルールを定めて、ルール通りに仕事をしようと言うのが基本の考えです。

公共工事の入札に参加して仕事を請け負っている企業なら、当然、北海道や市区町村の指示やルールに従って仕事をしているはずです。

ほぼ、今の仕事の流れのまま、ルール化(マニュアル化)をすれば、難しくなく取得が可能です。

いまコンサルティングをしている工事会社さんも、仕事内容をヒアリングさせていただき、当社にてマニュアルを代理作成しましたが、これまで通りの仕事のやり方で問題なく取得していただけそうです。

10年前、20年前だとISO取得のハードルが高かったのは、

「ISO9001を取得するためには、こんなルールを導入しないといけないよ」

という固定概念が強く存在し、それらをコンサルタントも審査機関も、その固定概念に従っていたからです。

その気難しい固定概念は、解き放たれつつ(※)あり、柔軟なコンサルタント、柔軟な審査機関を選定すれば、ISO9001認証はとても取得しやすい規格となっています。

北海道でのISOコンサルティングも順調に進み、終盤となりかけた頃、またまた北海道の別の企業からISOの内部監査員研修のご依頼をいただきました。

夏が過ぎた頃に研修を実施させていただく予定です。

今年の北海道の夏は、とても暑かったですね。朝夕はやや涼しくも感じましたが、日中は東京や関西と変わらぬ暑さでした。

今度、研修をさせていただく頃は、少し涼しくなっていて、また、別の北海道の顔を見ることができるかもしれません。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


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ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


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東京でIT企業のISO9001コンサルをしています。

ただいま東京のIT関連の会社にてISO9001認証取得のコンサルティングをしています。

当社のホームページをご覧になり、コンサルティングの依頼を頂戴しました。

ISO9001を取得される企業の業種について、

やはり製造業が一番多いのですが、東京は企業数が多く、業種も幅広いので、

都内では製造業以外に商社やIT関連の企業など、幅広い業種の企業からISO取得コンサルティングのご依頼をいただきます。

最近、問合せやご依頼が多いのが、IT関連の企業です。

今回、コンサルティングをしている会社は、WEBやアプリを開発している東京のIT企業です。

こちらのIT企業の取得理由は、取引先が大企業であったり公的機関が増えてきて、クライアントとの取引上、ISO9001が必要になってきたそうです。

IT企業は社歴の短い新しい企業が多く、品質や技術が高くても、社内の整備やルールが整っていなかったり、

対外的な信用という面で評価を心配されている企業が多いようです。

こちらの東京のIT企業もISO9001を取得することで、第三者の認証が得られるのは良い機会であると、

全社的にISO取得を前向きに取組んでいただいています。

当社でもこれまでIT企業のISOコンサルティングを実施していますが、

IT企業が製造業と異なる点は、企業によって仕事のやり方や文化に大きさ差があるということです。

製造業は、取扱う製品や技術は異なっても、仕事のやり方や工程は似通っていることが多いのですが、

それに対して、IT企業は仕事のスタイルや働き方、考え方など、その企業によってずいぶん異なる印象があります。

当社はIT企業専門のISOコンサル会社ではありません。

しかし、当社のコンサルティングの特徴は、各企業に合わせた柔軟な支援で、 業種に関係なく様々な会社の考えやスタイルに合わせるのが得意です。

昔のISOコンサルでは、大企業のISOのやり方を企業に押し付けるということがよくありました。

昔は大企業の仕事のやり方がISOの標準となっていて、それをまねしないと審査をパスしにくいという事情もありました。

今もそれに近いコンサル会社もありますし、また、それを望んでいる企業もいらっしゃるかと思います。

しかし、現在のISOは、どんな企業でも、その企業のスタイルで取得できるようになりました。

そういう意味で、コンサルティング会社も幅広くなっているので、コンサル会社を選ぶときも、どんな考えの会社か、相性の合う会社か、ご検討されると良いと思います。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



ISO支援ネット

ISO支援ネットのコンサルティング


ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

ISO9001と27001、IT系やWEB会社はどちらを取得する?コンサルタントの意見

情報システム開発の会社など、IT系企業のISO9001取得が増えています。

当社でも、現在(2021年)、システム開発やWEB関係のIT系企業のISO取得のコンサルティングを進行中です。

取得を検討されている企業からの問合せをいただく回数も増えています。

情報システム会社会社、WEB会社、IT系企業からの質問

中でもよく質問されるのが、

「ISO9001とISO27001は、どちらを取得すべきですか?」

という質問です。

事情や状況によって、どちらを取得すべきか変わります。

検討されている理由をお聞きすると、

・取引上や顧客からのISO取得要請が高まり、必要となってきた

・ISO取得で会社の信用性を高めたい

・ISO取得を営業に活かしたい

といった事情が多いようです。

IT系の会社が、ISO9001とISO27001のどっちを取得するか迷うお気持ちは分かります。

まずは製造業の事情を参考に

製造業では、圧倒的にISO9001を取得している企業が多く、ISO9001と27001のいずれかで迷っている話は聞いたことがありません。

その理由は、製造業の場合、取引先が取得を望んでいるのがISO9001だからです。

顧客が望む理由は、大きくは次の2点です。

「約束した品質のものを確実に提供してほしい」

「品質を管理する仕組みをもっていて欲しい」

IT系の業界となると、

製造業とは異なり、ISO9001とISO27001の両方2つの規格を取得している企業もありますし、ISO27001だけを取得している企業も多いので、これからISO取得しようとするIT系企業は、どちらにするか迷われるのかと思います。

一般的な印象として、

ISO9001は製造業のISO規格で、

ISO27001は、システム開発などのIT系のISO規格という偏ったイメージがあるのも、迷わせてしまう一因ではないでしょうか。

ISO9001とISO27001の違いを解説

どちらを取得するか迷っている企業に方に、少しでも迷いを解消していただきたく、

そもそもISO9001とISO27001って、どういう違いがあるのか、少し説明したいと思います。

ISO9001とISO27001の違いをざっくり言うと、

ISO9001は企業の事業経営の規格で、

ISO27001は、情報管理の規格です。

ISO9001=事業経営の規格というのは、

ISO9001は製品やサービスといった「価値」を提供する事業活動に関する規格で、営業から設計、仕入・委託、製造・サービス提供、検査、納品までの活動を対象としたISO規格です。

上記の活動の流れを聞くと、やはりISO9001は製造業向けの規格であるとの印象を受けやすいですが、上記の流れの「製造・サービス提供」の部分は、IT系の企業では、設計した後の「プログラム作成やコーディング」といった業務が該当します。

ISO9001を取得すると、国際ルールに基づいて、モノづくりやサービスといった価値を作り込み、提供していることが認証されているということになります。

システム開発会社やインターネット関係の会社も、システムを構築して作ったり、ネットサービスを提供する事業活動をしているので、ISO9001を取得することは検討する価値があると思います。

なぜ、製造業でISO9001取得が多いかと言うと、製造業では仕入先も管理するという文化が定着していたり、しっかりとした事業活動(モノづくり)をしている仕入先から買いたいというニーズがより高いからです。

ISO27001=情報管理の規格というのは、

企業が保有する情報や、顧客などから預かった情報を正しく、適切に、または、厳重に管理する活動を対象としたISO規格です。

情報というのは、その企業が大切に保護すべき情報で、電子データや紙などの書類等、媒体を問いません。システム開発のデータや、WEBのデータも当然該当しますし、著作権や知的財産、個人情報など、様々なものが情報に該当します。

製造業も、図面などの設計情報、著作権等の知的財産の情報を取り扱うのでISO27001を取得する意味はあると思います。

ISO27001を取得すると、国際ルールに基づいて情報を適切に、厳重に取扱い管理していることが認証されているということです。

違いをまとめると、

ISO9001とISO27001の違いを簡単にご説明しました。いかがでしょうか。

ISO9001は事業経営の規格で、仕事を計画的に実行すること、業務を改善することで、事業経営の向上を図るのはISO9001です。

一方、ISO27001は情報の保護管理に関する計画(ルール化)と改善を行い、管理体制を向上させる規格です。

どちらを取得するか、判断するポイントですが、

事業活動の基盤を向上させたいという企業は、ISO9001取得が良いかもしれませんし、

情報管理の管理体制を向上させたいという企業は、ISO27001を取得されるのが良いでしょう。

また、取引先など顧客がどちらを望んでいるか、ということも判断材料にすると良いでしょう。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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[動画]ISO9001取得「活動・費用の負担は?」

ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


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正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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ISO9001コンサルティング料金(人数別の料金表、社員2人~80人)


内部監査員研修

埼玉県で環境・ISO14001の内部監査員研修を実施した事例です。

埼玉県でISO14001の内部監査員研修を実施してきました。

ご依頼いただいたのは、埼玉県内で廃棄物処理事業をされている会社で、埼玉県内の各地に事業所を構えているゴミ処理事業の会社です。

業種によっては、コロナの影響を受けて停滞している会社もありますが、ゴミ処理の事業は変わらず忙しいようです。

人間が生きていたり、活動しているということは、ゴミも出るということですからね。

コロナの影響で、病院関係のゴミは増えているようです。病院や医療関係の事業では、消毒や取替え交換など、コロナ以前よりゴミは増えてそうですね。

今回、環境のISO14001の内部監査員研修のご依頼をいただいたのは、業務多忙の中、ISO担当をしている方の退職などもあり、ISO審査を目前に内部監査が実施出来ていない事態となり、急遽ご依頼をいただきました。

当社にお問合せいただき、急なご依頼でしたが、たまたま当社も日程の空きが出来たところに研修を組込むことができ、ISO14001の内部監査員研修を実施することができました。

こちらの企業は、埼玉県内にいくつもの事業所をお持ちで、各事業所から代表の方が研修に参加いただきました。

中には、自主的にISOを理解したいのでと研修に参加された社員の方もいらっしゃり、皆様、熱心に受講していただきました。

当社が運営するISO支援ネットでは、ISOのためのISO活動にならないことを推奨しています。

埼玉県内に限らず、日本国内ではISO取得が取引上、必要で、仕方なくISOを取得して運営している企業も多いかと思います。

そんな企業では、ISOのためのISO活動になりがちで、ISOが全く経営に寄与しておらず、負担でしかないということも珍しくありません。

当社ISO支援ネットでは、ISO14001の活動が企業経営のためになるように捉えて、ISO運営や内部監査を実施していただけるよう研修でも話しています。

そうしなければ、ISOの運用や内部監査は、企業にとって負担にしか感じない無駄なものになってしまうからです。

どうせISO14001において環境の取組みをするなら、ISOだけのためではなく、経営にプラスになる活動にしていただきたいものです。

実際に、環境の取組みを経営にプラスにしている企業もあります。

そんな事例を交えて、内部監査員研修を実施しています。

埼玉県でISO14001の内部監査員研修をご検討されている企業様は、是非、当社にもお声かけください。


ISO支援ネットの内部監査員研修をご覧ください。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISOコンサルで福岡から長崎へ

長崎の佐世保にある製造業をされている会社のISO9001コンサルティングを実施しています。
昨年(2020年)4月からコンサルティングを始めるところでしたが、ご存じのように新型コロナウイルスの影響にて延期。
夏を過ぎたころからようやくISO9001の取得準備を開始。順調に進行して、先日、審査機関の1回目の審査を受けました。

佐世保駅の駅舎にカメラを向けて

初めてISO9001を取得するときの審査は、2段階での審査が行われるので、審査が2回あります。

こちら佐世保の会社の1回目の審査は特に大きな指摘もなく、2回目の審査も問題なくパスしてISO認証を取得できそうです。

佐世保をはじめ長崎は造船業が盛んな地域で、コンサルティングした会社も一部は造船関係の仕事をされていました。造船関係の取引きは、船級規格などに対応が必要で高い品質や技術を求められる産業ですね。

こちらの社長の話では、造船業は浮き沈みが激しい業界で、造船以外の仕事もしっかり確保していく必要があるとのこと。そのためにも広い業界で仕事をしていくには、船級規格に対応できるという実績だけではなく、ISO9001という国際認証が必要ということで、ISO取得に踏み切られたそうです。

長崎の造船業界だけではなく、製造業は新型コロナウイルスの影響による停滞など、全国的にどこの分野も厳しい状況にあります。ISO取得を契機に、今後より広い分野で活躍されることを期待します。

福岡空港の前から空港を撮影

さて、今回のISOコンサルティングで何度か長崎県を訪問しましたが、先日は、福岡空港から九州に上陸して、長崎県へと訪問しました。
福岡から長崎に行くには、佐賀県も通過するので、九州の三都を行き来してきました。

桜も咲き始めた季節で、海だけではなく、山の景色もきれいでした。いろんな地域に訪問して、その土地の風情に触れられるのもこの仕事の良いところです。
九州にはまだまだ良い所がありそうです。長崎、佐賀、福岡以外でもご依頼いただければ参ります。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


[動画]「ISO審査の話」これで審査準備はもう不要

ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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ISO9001取得は負担がかかるか、ISO規格の意味を理解

取引先の顧客からISO9001を取得するように要請があった。
困ってしまいますよね。
噂によると「ISO9001ってとても負担がかかる」らしい、ただでさえ人手不足なのに、ISOのせいで今以上にやることが増えたら、社員も悲鳴をあげてしまう。

会計業務を税理士や会計士に任せているように、ISOも外部のコンサルタントに頼んで、余計な負担がかかることは全部外部に任せよう。
そんなことをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ISO9001取得と維持=負担がかかる

こう考えている方は、ISO9001のことを少し、もしかしたら、とても誤解しています。
周囲の噂で「大変だ」と言っていることに惑わされているかもしれません。

そんな方は、ISO9001って何をする規格なのか、まず、そのことを理解されることをお奨めします。

ISO9001は、何をする規格か、大きく2つの側面があります。

1つは、「仕事のルールを明確にする規格」であり、
もう1つは、「顧客満足と改善の規格」です。

仕事のルールを明確にするという意味ですが、ルールと言うと面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ルールは組織がスムーズに活動できるために欠かせないものです。

ISOを取得していないどんな企業でも、必ず自社のルールが存在し、ルール通りの活動しています。

私はこれまで従業員が5名未満の企業から1000人超の企業のISOコンサルをしてきましたが、ルールがない企業は1つもありませんでした。当然のことかと思います。どんな企業も毎日決まった原則で活動しているからです。

これを読んでいる皆さんの会社にも必ずルールがあるはずです。ルールと言うと難しく考えてしまうかもしれませんが、その会社に定着している仕事のやり方です。それがルールです。
仕事のやり方が定着していないと、毎朝、社員が出社してきて、それぞれがどのように動けば良いのか混乱してしまいます。
混乱していないということは、そこに立派なルールがあるということです。

どんな企業にも定着した仕事のやり方、ルールがあることはご理解いただけたと思います。

もう1つの「顧客満足と改善の規格」ということですが、
お客様を満足させて売上をどんどん上げていこうというのが企業組織です。
加えて、ミスや間違いを発生させないように効率よく仕事をしていこうというのが組織でもあります。
ISO9001の顧客満足とは売上を上げていく規格であり、改善はミスを減らして効率よく仕事をしていくように工夫をしようということです。

ISO9001は負担を増やすためのルールではなく、仕事をスムーズに、且つ、顧客の満足をどんどん高めて売上を上げていこうという規格です。

余計な仕事や活動をする規格ではありません。

顧客満足を高めて売上を上げていく、色んな工夫をして改善して、仕事をしやすくする、これがISO9001が考え、求めていることです。

ISO9001って大変だよ。と言っている企業の人たちは、全くこのことを理解せず、売上や改善につながらないルールを作って、悲鳴をあがているだけです。

これからISO9001を取得されようとしている企業の方には、「ISOは負担が大変」と言っている企業の人たちと、決して同じ轍を踏まないようにしていただきたいものです。

取引先からの取得要請があり、ISO9001は負担がかかるから取りたくない、と思っている企業の皆様、ISOは負担がかかる規格ではありません。それは間違いです。

ISO9001は自社が毎日取り組んでいる活動をきちっとルール化して、顧客満足を高め、効率よく働けるように改善する規格です。

ISO9001を取得して運用していくことは、顧客満足を向上させ、改善を実行していくツールを導入するということです。 会社がどんどん良くなっていくことを目指す規格を導入するということです。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
1975年 京都府生まれ。現在、東京と関西を拠点に全国コンサル訪問を展開中。26歳で現職の経営コンサルティング会社に転職し、2004年・29歳のときに「ISO支援ネット」事業を立ち上げ、自ら全国の企業に訪問しISOコンサルティングとISO研修を提供、継続中。わかりやすく実践的なISOを提唱。ISO9001及びISO14001審査員補(JRCA登録)。

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ISOは大変、それは古い時期に取得した企業の話。古いやり方で取得した会社は今も負担と苦労が続いています。しかし、最新のISO9001は負担なく取得できます。その最新情報を説明します。


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ISOの審査が大変で「やめたい」という企業もでるくらい審査は恐ろしい?(ブログ:やめた企業)。しかし、審査の意味がわかれば、審査準備も不要で、審査の目的を理解したら全く恐くありません。


[動画]ISO9001取得の意味、目的、効果

正しい理解をすれば、ISO9001の負担はありません。本来、ISO導入は会社にとって負担どころか、会社が良くなるプラスの効果が働くものです。決して間違った負担のあるISOにならないように。



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ISO9001の自力取得、メリット・デメリットを比較

ISO9001は自力で取得できるか

ISO9001のコンサルタントの仕事をしていると、ときどき「コンサルタントに頼まず、自力で取得できますか」という質問をいただきます。

そんな疑問に対して「どんな企業でも自力で取得できると思いますよ」と回答しています。

自力での取得はどれくらいの負担がかかる?

しかし、皆さんがお聞きしたいのは「自力で取得できるか、どうか」だけではなく、「自力で取得すると、どれくらい大変なの?」という疑問を解決されたいのだと思います。

今回は、ISO9001の自力取得について、その負担にも触れながらメリット・デメリットを考えたいと思います。考えるのは、私(長谷川)、20代からISOコンサルタントをはじめ約20年、その経験から説明いたします。

ISOを自力で取得する最大のメリットは

まず、ISO9001の自力取得の最大メリットは、コンサルタントに依頼しないので、コンサルタント費用のコストが発生せず、安く取得できる。これに尽きると思いますが、他のメリットも含めて考えてみたいと思います。

[自力取得のメリット]

・コンサルタント費用が発生しない(安く取得ができる)
・自力で取得するためにISOの勉強を多くする
・コンサル任せではないのでISOに対する当事者意識や真剣度が上がる
・チャレンジしたことに対する達成感を得られる
・苦労や経験がその後の糧になる
・取得後もコンサルタントのサポートを受ける必要はなく、さらにコストが抑えられる
・自力で取得したことを自慢できる(おまけ)

他にもメリットがあるかもしれませんが、代表的なメリットとしては以上のようなことが考えられると思います。

メリットに対して、自力取得のデメリットはどうでしょうか。

[自力取得のデメリット]

・何をどう進めればよいのか要領がわからない
・負担が大きい(コンサル依頼と比較して)
・時間(手間)がかかる
・合格ラインがわからないので、必要以上の手間をかける
・構築したシステムの出来が悪い可能性が高い
・システムが悪いと取得後の運用負担が大きい
・専門家に頼れないので不安

自力取得のデメリットは以上のようなことが考えられます。
最大のメリットが「費用を安く抑えらえる」に対して、

最大のデメリットは

自力取得の最大のデメリットは、
審査をパスするラインがわからず、そのため、過度なシステムや文書にしてしまい、作ることの負担、それを運用する負担が大きくなる可能性が高い。ということです。
ISO取得の失敗例として、他の企業のシステムを真似して作り、結果、運用に苦労している企業が多くいらっしゃいます。

ISO9001取得を「=自動車を造る」ことに置き換えると

参考に、ISO9001の取得=自動車づくり、として考えてみます。

専門家のサポートを受ける場合

専門家のサポートを受けて、車を製造する場合、指導に従ってスムーズに製造が進み、しかも、性能や燃費の良い車を製造することができます。
その自動車は、実際の走行もスムーズで、負担なく簡単に走行させ続けることができます。
専門家に頼むと良いことばかりですが、専門家のサポートを受けて製造するので、専門家に支払うコンサルティング料(コスト)が発生します。

自働車を自力で製造する場合

専門家に頼むコンサルティング費用は発生しませんが、知識や経験がないため造るまでに手間取り、時間がかかり、出来上がった車の性能も専門家のサポートを受けて作った車と比較すると、走行能力は期待できません。

しかし、自力での製造は悪いことではありません。

車を自作したことによる苦労や経験はかけがえのないものになると思います。
ISO9001も車も、一度作って終わりではなく、維持し続ける必要があるので、運用しながら、改良を重ねて良いものにしていくことは充分に可能です。

ISO9001取得は大変なのか?

自力取得でも、コンサルタントのサポートを受けるのも、いずれもメリット・デメリットがあるので、よく理解してご判断ください。

ISO9001は規格が改正され、取得や取得後の運用負担も変化しています。
例えば、2010年以前に取得している会社は比較的に苦労して取得された会社が多いのではないかと思います。さらに遡れば、遡るほどISO取得は大変でした。

皆さんも「ISOは大変だ」という話を一度はお聞きしたことがあると思います。ISO9001は2015年版以降、負担のかかるシステムではなくなりました。

ひと昔まえは、F-1や高級車を造るような負担

またまた車の例えになりますが、
ISO9001取得がどれくらい大変か、ひと昔まえは、大企業も中小企業もみんな揃ってF-1カーや高級車をつくるような高度なシステムを構築し運用することが求められ、そのため、資源(人)や資金の少ない中小企業は取得も運用も負担が大きい規格でした。

現在は、軽自動車、バイク、自転車なんでもOK

2020年現在、最新のISO9001は、それぞれの会社のレベルにあった車、軽自動車でもバイクでも、自転車でも自社に合っているもの、扱いやすいものを自由に選らんで作れる規格になりました。
「大変だ」と言っている会社が多いのは、身の丈に合わない重たいシステムを今でも運用しているからです。

ISO9001を自力で取得することについて

自力取得で注意しないといけないことは、取得することだけを目的にせず、「自社にあったシステムを構築する」ということに主眼を置いて取組みをしないと、取得自体も取得後の運用においても負担が大きくなります。

そこを理解しながら、やる気のある会社は、是非、ISO9001の自力取得に挑戦していただいて良いと思います。ただし、取得した後も、改良をし続けていただくことが必須です。

[この記事を書いた人]
長谷川 順  ISOコンサルタント、株式会社ウイズダムマネジメント代表。
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